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海外ドラマ≫≫GOOD OMENS グッド・オーメンズ シーズン1 1話ネタバレ感想

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エピソード1『天使と悪魔』“In the Beginning”

あらすじ

天使のアジラフェルと悪魔のクロウリーは、ハルマゲドンを阻止しようと結託。反キリストをバランスよく、人間らしく育てようと試みる。しかし2人の努力は正しい方向に向けられているのだろうか?

ネタバレ感想

字幕版が見つからず、吹替のまま10分ほど観ましたがどうにも吹替に慣れておらず頭に入ってきません。しかし、アテレコされておらず字幕版しかないならまだしも、吹替版しか無いなんてこたぁないよな…と思い直しfire stickのリモコンを操作するとありました。オプションから音声と字幕を変更するという古典的な手法に何故最初から気付かなかったのか。

気を取り直して、皮肉の入り混じったジョークを加えた地球の始まりがうんたら〜というプロローグから見直していきます。

今から約6000年前のアダムとイヴでお馴染み『エデンの園』で彼らが神の意に背き、禁断の果実リンゴを食べてしまった事に対して、蛇に化けて二人を唆した張本人でもある悪魔〈クロウリー〉と、追放される彼らを気遣い神聖な炎の剣を彼らにあげた天使〈アジラフェル〉がその行く末を気にして噂話をしているところから始まります。

「世の終末までの11年間に何が起こったのか?」というテーマにスポットを当てていくそうですよ。

オープニングクレジットの世界観が不思議でミステリアスなブラックユーモアに溢れている感があって好みです。

そもそも天使と悪魔が割と仲良く話しているというのも新しいなぁ。

悪魔は悪魔で、人間を堕落させようと誘惑したり疑念の種を植え付けたりと、真面目に悪事を働くべく裏方をしていてどこか憎めません。

自分の働いた悪事をきっちり報告し合い、彼らの主〈サタン〉のために悪魔としての役割を全うしようとしているのも意外な一面です。

Queenを爆音で流すクロウリーが同僚の悪魔達から受け取ったのは、とあるバスケット。

このバスケットの中に入っていた赤ん坊が世界の終末『ハルマゲドン』と大きな関係があるようで、さすがのクロウリーにも大きな動揺が。

アジラフェルは天使の役割として、密かにクロウリーの監視役を務めているそう。

 

〈ヤング夫妻〉と〈ダウリング夫妻〉はそれぞれ同じ頃に出産を控えておりましたが、アメリカ外交官の妻であるダウリングの出産に立ち会う修道院のシスター達にはある秘密計画が。

生まれた赤ん坊を母親の元から離し、彼女達の“ご主人様”の赤ん坊と取り替えると言います。

言うまでもなく悪魔崇拝のカルト修道院で計画されたこのすり替えに使われるのがクロウリーに託されたバスケットの中の赤ん坊というわけです。

【聖ベリルおしゃべり修道会】というふざけた修道院でよくも出産する気になったもんです(笑)

護衛に運ばれながらダウリング夫人が到着し、予定通り計画を進めようという時に予定日が大幅に前倒しになって慌ててやって来たヤング夫妻も到着。

修道女から立ち会い拒否をされたヤング氏とそこへ到着したバスケットを抱えたクロウリーとの微妙なすれ違いの会話があり、闇の王となる悪魔の子は、予定していた〈ハリエット・ダウリング〉の元ではなくヤング氏の妻〈デアドラ〉の病室へ。

さらに些細なすれ違いや勘違いが重なった結果、反キリストの子はヤング夫妻の元へ、ヤング夫妻の子だった赤ん坊はダウリング夫妻の元へと入れ替わる事に。

修道女に提案され、それぞれ「原罪」を犯した〈アダム〉と、「黒魔術の使い手」を意味する〈ウォーロック〉と名付けられました。

そして残ったダウリング夫妻の血を引く子は一体どうなったのでしょうか?

 

クロウリーはアジラフェルと密会し、世界の終わりまでに残された11年を協力し合ってハルマゲドンを阻止しようと提案しました。

真面目なアジラフェルは「天使と悪魔は敵対すべき存在なんだ」と断りながらも、天使らしく寛容で紳士的にクロウリーとの食事に付き合います。

彼らにとっても天国と地獄に居るより、現代人に擬態しながら地上の世界で食事や娯楽を楽しむ生活の方が刺激的で有意義な訳です。俗っぽくていいですね。

なんとか協力させようと「悪巧みに気付けば阻止するのが天使の仕事だろ?反キリストは誕生した、大事なのはどう成長するかだ 俺があの赤ん坊に悪の教育をする、他の誰かがそれを邪魔すれば良い」と言葉巧みに説得するクロウリーの言葉で天使としての大義名分を得たアジラフェル。二人がそれぞれ悪魔と天使の仕事を全うすべく、一人の赤ん坊の成長を見守る事になりました。狙いは善と悪の相殺です。

ただし、本当に見なければならないアダムではなく、「アメリカ外交官の夫妻の元へ送り込んだ」という勘違いのままにウォーロックの元で暗躍する二人(笑)

クロウリーはナニー、つまり子守りとして、アジラフェルは庭師としてダウリング家へ潜り込みます。

ウォーロックは反キリストの子でもなんでもなく、5歳になったヤング夫妻の血を引く普通の男の子ですが、天使と悪魔の英才教育は始まったばかりです。

さらに6年が過ぎ、世界の破滅まであと6日に迫った現在。

誕生日の15時に主人を探してやって来る『地獄の番犬』が現れないようパーティーで下手な手品を披露したりと奮闘するアジラフェル。結果的にウォーロックの元へ地獄の番犬はもちろんやって来ませんが、その頃真の反キリストの子アダムの元へ。

情報整理の王〈デイガン〉からクロウリーに連絡があり、地獄の番犬はもう悪魔の子と合流しているはずだと聞き、11年目にしてようやく子供を間違えていたと察した二人。

番犬につける名前で個性が決定的なものになり男の子は力を得てハルマゲドンが始まる…との事でしたが、アダムが誕生日に貰う犬の名前に決めていたのは〈ドッグ〉(笑)

その途端牙剥き出しで恐ろしい形相だった地獄の番犬はすっかり愛玩犬らしい見た目に変化してアダムの元へ。闇の相棒にしては間抜けで安易過ぎる名前ですしなんか色々と大丈夫そうでは…?

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▼次回、エピソード2

axxi.hatenablog.com

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