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海外ドラマ≫≫CHUCK CHUCK/チャック ファイナルシーズン 12話ネタバレ感想

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エピソード12『チャック VS サラ』“Chuck Versus Sarah”

あらすじ

悲惨な戦いの後、ボロボロに傷ついたサラが大きな秘密を抱えてチャックのもとに戻ってくる。サラはある理由で、チャックと過ごした時間や交わした言葉、彼に対する感情のすべてを失いつつあった。

(C) 2011 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.

ネタバレ感想

記憶がないのをいいことに、クインから「君はこの5年反逆スパイを監視してた、名前はチャック・バトウスキー」とチャックの資料を渡されたサラは『国家の安全を脅かし、グラハム長官や相棒のブライスを殺したバトウスキーと彼のチーム』に制裁を下すためにバーバンクへと戻ります。

サラの目的は作り話で油断させインターセクト・サングラスを回収した後、チャックを葬り去ること。

どこか別人のように感じるサラの違和感に気が付きながらも、拉致され大変な二日間を過ごしたせいだとサラを労り気遣うチャック。

今後いつクインのような輩が現れるかもしれないと不安に思ったチャックは、今度こそインターセクトを完全に破壊するべくCIAのDARPA本部に侵入してインターセクト保管室へ行きウイルスを仕込む正真正銘『最後の任務』を計画します。

任務に出発する直前、モーガンから麻酔銃の針を持っているか聞かれたチャックは「いつもサラが僕の予備をバッグに入れてる」とサラのバッグを開き、何故かその中にインターセクト・サングラスが入っているのを見つけてしまいました。

予め盗んでおいたサングラスに任務に乗じて完全版インターセクトをダウンロードしてくるようクインから指示されていたサラは、ウイルスを仕込むふりをして完全版を盗み出すと、モーガンを人質にとりチームに銃を向けます。

チャックの説得にも応じず、保管室に三人を閉じ込め扉に爆弾をセットして出て行くサラ。

サングラスを見つけた瞬間から戻ってきたのがサラであってサラじゃない事に気が付いていたチャックはサングラスをすり替えており、完全版はクインの手に渡らず済みましたがこれでますますサラの中でチャックへの敵対心が強まるという負の連鎖に。

あくまでもサラを信じたい、戻りたいと当たり前のように願うチャックに対し、ケイシーとモーガンは既に命を狙われた状況でスパイとして有能なサラには油断できず、クインに洗脳されたのであればもはや別人だと考えるべきだと諭します。

納得のいかないチャックを焦らせたのは「サラがエリー達を狙うかも」という何より恐ろしい可能性が現実になっていた事です。

エリーを連れ出したサラに連絡すると、15分以内に本物のサングラスを持って来なければ姉を殺すと脅されてしまいました。

ベックマン将軍に連絡したところ、サラを広場に連れてくることが出来れば後はCIAがサラを逮捕すると全面協力してくれる模様ですが、もちろんサラが素直に応じなければ身の安全は保証出来ないとのことです。

ケイシーとモーガンが狙撃の位置につきエリーを脅しているサラに近付き広場へ誘導しようとするチャックでしたが、やはりCIAに引き渡せず急遽進路を変更してしまいます。

チャックの先導で後ろにはエリーに銃を向けながら運転するサラの乗る車が。エリーはやはりさすがで、この状況でもサラがシートベルトをしていない事に目をつけ弟を守るために敢えてアクセルを踏み込んで衝突事故を起こしました。

慌てて救助に来たチャックは、気を失ったサラを『記憶を取り戻せる場所』に連れて行くと言い張ります。実際にサラの豹変ぶりを目の当たりにし、銃を向けられていたエリーからすればもはや別人となった目の前の女性は弟を殺そうと容赦の無い悪党でしかありませんが、それでも必死の形相で「これがデヴォンだったら?」なんて言われてしまうと言葉に詰まってしまいました。

立ち去るチャックを見送るとすぐにケイシーに連絡して思い当たる場所へ救助の要請を出したエリー。

チャックの言う『記憶を取り戻せる場所』とは二人の理想の家の事でした。サラが目覚めると、これまでの二人の想い出を語りかけ思いとどまってくれるよう説得しますが、冷酷なスパイに徹するサラにその言葉は響きません。

サングラスを巡りボコボコにされても一切サラには手を出せないチャック。最後に銃を向けられた時にサラが二人で柱に彫った二人の名前に気が付きます。正直木に彫った名前を見て自分の筆跡かどうかなんてまず判別不可能じゃないかなんて野暮な事も思いましたが、脳内の奥底に眠る記憶にあの夜の想い出が引っ掛かったのかもしれませんしね。

サラが攻撃の手を緩め始めた時、タイミング悪く入ってきたクインにサングラスは渡ります。クイン自らがサラを騙して利用していたと本人の前で認めてはくれましたが、撃たれそうになったサラを庇ってチャックが被弾。

防弾チョッキのおかげでチャックは無事でしたが、クインには逃げられ、今にもCIAが踏み込んできそうな現場からサラを逃がそうと健気過ぎる。

エリーとデヴォン宛にはシカゴのカルロス・シューマン病院から夫婦揃ってのヘッドハンティングの打診がありましが、こんな事件に巻き込まれた上サラを失い一人になってしまったチャックを置いて行けるはずもないでしょう。

サラの昔の自宅に姿を現したケイシーは「やつが私たちをヤワにした」との名言と、『バトウスキー計画』とラベリングされた一枚のディスクを置いてその場を立ち去りました。

ディスクの中身はサラ自身が録画したバトウスキー計画の日報で、どんどん優しい表情になっていきチャックへの愛を認める自分が映っている映像を食い入るように見つめるサラ。

チャックの言葉に嘘偽りがなかったと気付いたサラはひっそりとチャックの家へ向かいます。

チャックを信じるとは言っても全ての記憶は失われこれまで通りにとはいかない歯痒さ。

サラがチャックに会いにきた理由は、これから人生を奪ったクインを捜しに行くにあたり「謝罪と別れを告げるため」でした。

裏切られたショックに始まり、信じようとしてくれる気持ちや、もう戻れない関係、色んな感情が入り混じりどうにもならない切なさを残して二人は別れてしまいます。

ついに残すところあと1エピソードとなりました。記憶喪失だなんてありがちなネタながらどっぷり切ない気持ちに浸ってしまいます。もう終わってしまう寂しさと、それでも結局CHUCKの優しい平和?な世界では約束されたも同然なハッピーエンドを早く見たい気待ちで何とも複雑です。

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▼次回、エピソード13

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