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海外ドラマ≫≫CALL THE MIDWIFE コール・ザ・ミッドワイフ ロンドン助産婦物語 シーズン3 8話ネタバレ感想

Call the Midwife - Series 3 [NON-USA Format / PAL / Region 4 Import - Australia]

第8話

あらすじ

チャミーの母親の死が迫っていた。彼女は自宅で最期を看取ることを決心するが長年のわだかまりから体に触れることもお互いにできない。そんな彼女にモニカは寄り添い、娘として見送ることができるよう心を砕く。

ネタバレ感想

強情な性格は変わらずで一悶着はありましたが、とうとう余命数週間を宣告されたブラウン夫人は娘チャミーの家で自宅療養をしながら余生を過ごす事になります。

末期患者の緩和ケアを行うホスピスが満室なので自分が最期まで緩和ケアに近い看護を与えたい、とブラウン夫人の担当ナースを申し出たジェニーでしたが、シスター・ジュリエンヌから「助産婦のあなたが数週間仕事から離れたら妊婦や子供達が困るわ」とやんわり却下されておりました。

ジェニーの真剣さが窺える提案で、助産から看取り看護にやりがいのベクトルが傾いているような言い方が気になります。

というより娘でありナースでもあるチャミーが居るのに何故この役を申し出たのでしょう。

チャミーは過去のわだかまりが簡単には解けず、母親に触れる事がどうしても出来ません。

終末期で手の施しようがないため他にする事がないにも関わらず、母親がモルヒネにうかされながら望んだネイルケアをモニカが勧めても拒否するチャミー。

同じく母親との確執で死後に苦悩を抱える事になったシスター・モニカの訴え方は卑怯なほどグッときます。

それにしても思わぬところでニベアクリームの歴史の長さを知りました。「ニベアとマニュキア」と聞いて当然のようにトリクシーの私物を漁り始めたシスター・モニカはかなり痴呆が進んでいる筈なのになかなかに的確でしたね(笑)

最後の最後でようやく二人は母と娘らしく触れ合い寄り添えたようで、ブラウン夫人はこれ以上ないほど穏やかな死を迎えました。

 

ターナー夫妻に入った亀裂は案外簡単に解決し、里親申請も受理され良いことずくめ。

それにしてもパトリック心広過ぎるだろ。

急遽連絡が入り、生後6ヶ月の女の子の引き取りが決まり、新しい家族が増えた一家は幸せそのものでした。

 

臨月の従姉〈ジャネット〉が胸焼けが酷いらしく、制酸薬のマグネシウム乳をもらいに来た〈フィリップ・ワース〉を案内するジェニー。フィリップがジェニーの次のお相手と言ったところでしょうか。

その後ジャネットはジェニーの担当になりますが、これまで数々経験したお産を一度も失敗した事がないというジェニーが、徹夜の難産な上、どこか心ここにあらずで疲弊しきった結果、代打の助産婦を自ら要請します。

その足で向かったのがチャミーの母親のところで、やはりもう自分の次の道を決めている感じがしました。

マリー・キュリー病院に異動し、看護師次長として働く決意を固めたジェニー。

末期患者を扱うためにがんセンターを選んだらしく、それが自分の使命なのだと確信している様子。

もうノンナートゥス・ハウスに戻らない風で、自伝が原作ならこの後ジェニーを追い掛けて終末医療という新章に突入するのかと思いきや、「その後私はフィリップと結婚し、二人の娘が出来た」うんたら〜とナレーションが入り、全力でジェニーの物語が収束されていくではありませんか。

シーズンはまだ続いている筈なのにどうするんだ、完全フィクションになるのか、自伝とは…?と地味にハラハラしましたが、ノンナートゥス・ハウスを出てからも連絡を取り続けた修道院や友達からの話を基にしたノンナートゥスの物語があるそうです。

という事はジェニーの扱いはどうなるのでしょう。シーズン4からはこれまでのように修道院に居ないわけで、ロンドンに派遣された時のようにちょこちょこ出てくるのか、完全な降板なのか。

自伝で主役交代なんてあり得るのかという新鮮さでいっぱいですが、シーズン4のサムネイルをチラッと見た限り確かにジェニーの姿がない…!

これはもうトリクシー頼みでしょうか。トムとの関係もグッと深まって来たところですし。

ネタバレに遭遇しないためにシーズン4のキャストもまだ調べていないのでさっさとこの目で確かめる事にします。

Call the Midwife [ Jennifer Worth

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▼次回、S4クリスマススペシャル

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