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海外ドラマ≫≫THIS IS US THIS IS US 36歳、これから シーズン3 7話ネタバレ感想

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エピソード7『隠しごと』“Sometimes”

あらすじ

レベッカは知り合ったばかりのジャックとロサンゼルスへ向かう。レコード会社の担当者に会うためだ。ケヴィンは父親の過去の謎を探りに、ゾーイと共にベトナムへ。

ネタバレ感想

どうしても父の物語を知りたくなり、ベトナムで写真に写っていたあの女性を探し出そうと決意し、付き合って間もないゾーイに同行を頼んだケヴィン。

道中ゾーイの父親が中国に居ると言う事は分かりましたが、父と会いたくないという理由についてケヴィンが踏み込もうとしてもあからさまに話を変えられれば無理に聞き出すことも出来ません。

その後も幼少期の何気ない事を聞こうとしてもはぐらかされ、唯一の手がかりだったネックレスは露店で同じものが大量に売られているのを見つけたり上手くはいかない旅になってきています。

かつてのジャックも、レベッカと出会ってすぐにLAへ向かう旅をしていた道中で、ベトナムでのトラウマによる悪夢にうなされるも、レベッカに対して多くを語りたがりませんでした。

明らかに問題を抱えているのが分かりながら話したがらない恋人に対し、悩みを分かち合いたいもどかしさを感じるレベッカの血は脈々とケヴィンに受け継がれております。

レベッカとの間に辛い時代の事を持ち出したくないしどうしても話せないというジャックがLAに来て訪ねたかった相手は、自分の部隊で戦死を遂げた部下の両親でした。

自分自身も未だPTSDに悩まされながら「息子さんの死は警戒を怠った私の責任です」と話すジャック。全責任を背負い込んだジャックは謝罪を告げますが、相手が息子を失ってなお他人の張り詰めた想いを慮れる人たちで「君のせいじゃない」と言ってもらえた事はかなり救いになったのではないでしょうか。

 

上手くいかない旅で半ば八つ当たりのように隠し事をするゾーイを責めたケヴィンでしたが、「あの時代を思い出したくないの」というゾーイもまた非常に重たい物を背負っているのは確かで道端で吐いた上にホテルに戻ると「今はここが安全なの」とバスタブに避難するほどに弱ってしまいます。

ケヴィンは、父親は28歳までの過去を母に隠し続けて上手くいっていたけれど自分はそうはしたくないし、全部話したいし全部知りたいのだと本音を伝えた上で「でもムリならそれでもいい」と無理強いする事はありません。

口に出したくもないような薄暗い過去を持つゾーイにとって「すべて打ち明けなくても君を愛してる」という言葉は、どれほど彼女の心を軽くした事でしょう。

ケヴィンが信用に値すると感じたのか、ゾーイは「父から性的に虐待されてた」と重い口を開き始めました。

 

LAでの目的地だったレーベルに行くも、「ピッツバーグでは通用する」と言われ希望を打ち砕かれたレベッカ

それでも迎えに来たジャックに歌を聴かせてとせがまれ歌い始めれば「俺は泣かない」と言っていた強い恋人が嗚咽を堪えて涙を流し始めます。

驚きながらも最後まで歌い切ったレベッカは「ピッツバーグに帰ろう」とジャックに告げるのでした。

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▼次回、エピソード8

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