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海外ドラマ≫≫CALL THE MIDWIFE コール・ザ・ミッドワイフ ロンドン助産婦物語 シーズン6 3話ネタバレ感想

CALL THE MIDWIFE - Saison 6

第3話 

あらすじ

ジュリエンヌたちが南アフリカから帰ってきて、ノンナートゥス・ハウスは喜びに溢れていた。しかし、盛大な歓迎は難しいようだった。何故ならジュリエンヌの代理を務めていたシスター・アーシュラがとても厳格な人物で、産院の業務体制も空気も今までとは変わり始めていたからだ。さらにシスター・アーシュラは今後正式にノンナートゥスの責任者になると伝えられ、一同は動揺を隠せない。2人目を妊娠中のトルーディは、出所したばかりの乱暴な夫レスターと、夫の味方をする奔放な実母ゼルダとの生活に限界を感じていた。ある日彼女は夫の暴力から逃れ、なんとか出産を終える。そして己を奮い立たせ、2人の我が子を夫から遠ざける決意をする。(C)CTM Productions Ltd. 2017

ネタバレ感想

オープニングがカラーに…!

南アフリカでの仕事を終えて皆が帰ってくるようですが、シスター・ジュリエンヌが不在の間代打としてノンナートゥス・ハウスに来ていたシスター・アーシュラはかなり厳しめな女性らしく、シスター・モニカをも黙らせてしまうほど。

歓迎パーティーはもってのほかで、本来シスターに求められる質素な食卓を見てさすがのジュリエンヌやウィニフレッドも唖然として「調理器具に問題でも?」と聞いているあたり度が過ぎたやり方なのでしょう。

「温かい食事は夜だけで昼はつましいものにする」というシスター・アーシュラに対し、「午後は診療があるから健康的な昼食が必要です」と反論したジュリエンヌの言葉はまるっとスルー。

更に、修道院本部のマザーにも何か吹き込んで手を回していたらしく、ジュリエンヌは帰ってきて早々本部からの連絡で、体制変更の報せを聞かされました。

なんと代理のはずのシスター・アーシュラが残るどころか、正式にノンナートゥス・ハウスの責任者となり、これまでその役割を担っていたジュリエンヌもアーシュラの下で働くという事になったのです。えらく風通しが悪くなりそうです。

シスター・ジュリエンヌをこき使って力仕事を命じたり、皆の楽しみだったテレビを独断で処分してしまったりとトリクシーが居れば真っ向から文句でも言ってやりそうなもんですが、彼女は2ヶ月間南アフリカに残って仕事をして帰って来るそう。

 

二人目を身篭る〈トルーディ・ワッツ〉の夫〈レスター〉は、恐喝で8ヶ月服役していた犯罪者なのですが、大人しい息子〈ミッキー〉を無断で学校から連れ出し、ボクシングジムに連れて行った挙句無理矢理リングに上がらせ怪我をさせます。

トルーディが警察に駆け込んだ事で激昂したレスターは怒鳴りつけるだけでなく、煙草の火を押し付け寝室に鍵をかけて閉じ込めたまま家を出て行ってしまいました。とんだDV男です。

いよいよ陣痛が来始めたトルーディは、部屋の外にいたミッキーに包丁を持って来させてなんとか自力で脱出。その足でノンナートゥス・ハウスに助けを求めます。

慌てて寄り添うジュリエンヌとパッツィーに対し、シスター・アーシュラはすぐ産院へ連れて行けとのたまいますが、そんな猶予はないとジュリエンヌが一喝。

と同時に、これまで見た事のないような緑色をした泥水のような破水が。

ハウスの診察室へ運び込み、数人がかりでお産を手伝い無事に女の子が産まれました。

あの緑色はお腹の中で胎便が出た影響らしいです。

病院へ行けば息子達を守れないと思ったトルーディは抵抗し、根性焼きの痕を見て色々と察していたノンナートゥスの人々の配慮もあり、ターナー医師のところの診療所へ入院し、ミッキーは預かって貰える事になりました。

家族を守るため離婚を決意したトルーディですが、彼女の実母が実に下品で嫌な女で胸糞が悪い。

良い歳をして男漁りに明け暮れているだけでなく、娘がDV被害を受けようとお構い無しに義理の息子の肩を持ち邪魔でしかありません。

 

夫がジムに行っている間に家の鍵を変えて立て籠もっていたトルーディと、新生児の往診に来ていたシンシアですが、レスターが帰宅し締め出された事に気付くと怒鳴り散らし、扉のガラスを割って半狂乱状態に。

これがシンシアの暴漢被害によるトラウマを刺激し、ついに抑えていた心のダムが決壊してしまった様子。

シスター・モニカとジュリエンヌが寄り添い慰め、ジュリエンヌはシーラに相談に行き、ターナー医師の診察を受けることに。この時代のお医者様というのは婦人科、産科、内科、外科、精神科と何でもござれですな。

ターナー医師もよく知るシンシアに寄り添いながら彼女の精神疾患を認め、シンシアの実家に近い良い療養所があると提案しますが、なんとシスター・アーシュラが「彼女の家族はノンナートゥス修道会」という理屈で誰にも知らせずシンシアを修道院本部近くに送り出した後でした。シスターでありながら血も涙もないな。

 

トルーディはその後、避難していた女性用ホステルで監護権を勝ち取った報せを受けて新天地へ旅立って行き、まさかのシーラに諦めていた妊娠が発覚し、喜ばしい事もある反面、シンシアの行方もジュリエンヌの立場も解決せずで、珍しくモヤモヤが残る終わり方でした。

Call the Midwife [ Jennifer Wort]

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▼次回、エピソード4

axxi.hatenablog.com

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