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海外ドラマ≫≫CALL THE MIDWIFE コール・ザ・ミッドワイフ ロンドン助産婦物語 シーズン8 2話 クリスマススペシャル後編 ネタバレ感想

Call the Midwife: Season Eight

第2話 クリスマススペシャル 後編

あらすじ

修道院長選挙を控えた本部では、シスター・ウィニフレッドがこのまま施設に残って子供たちの世話を続けたいと考えるようになっていた。養親が引き取りを延期したメイは元気がない。落ち込むメイの姿に、シーラはなんとかしてあげられないかと心を痛める。

ネタバレ感想

道端で出産する事になったメイヴィスですが、ただでさえイレギュラーな状況で更に胎児の肩が引っかかるという肩甲難産に見舞われます。

救急車が到着する気配もなく、トリクシーを筆頭にナース3人がかりで大奮闘した甲斐あって母子共に無事で出産を終えることが出来ました。

ホッとしたのも束の間で、産院に入院する事になったメイヴィスは激痛を訴え、ターナー先生の診察で膣壁血腫が出来ていると分かります。

手術の最中にもクリスマスの準備が済んでいない事を気にかけ続けていたメイヴィス。

ターナー先生は自宅に二つあったツリーのうちの一つをプレゼントし、ナース達はメイヴィスの家から用意していたプレゼントと包装紙をかき集めて来てくれて、子供達への贈り物の準備を手伝ってくれたりと、病院では決して受けられない地域密着型だからこその善意は素晴らしいものでした。

 

臨月のお腹を抱えて何度か施設の周りをうろついていた挙動不審の女性は〈レナ〉と言って、シスター・ウィニフレッドが追い掛けて引き止めた末に話を聞けば、ノンナートゥスの養護施設に居た過去があったそうです。

ポプラー出身の彼女が7〜8歳の頃にこの施設へ連れて来られた際に、内反足で来ることが出来ずそのまま生き別れになった弟〈ビリー〉の存在を気にしているよう。

『児童移民制度』でオーストラリアに送られた後の人生を「死にかけた」と表現しており、農場に連れられて奴隷のように働かされたそうです。

シーラが本部の書類を確認しても、移民制度には慈善団体が間に入っていた事もあり記録が不完全なのだとか。

 

元からやや暴走がちなところがあるシスター・ウィニフレッドですが、大勢のシスター達の前で「ポプラーには戻りたくない」と声高に叫びます。

どうやらニールを始めとする施設の子供達が気になって後ろ髪を引かれている様子。これも奉仕の精神には違いないでしょうしそれこそ『主のお導き』のように感じますが、教会というのもまた組織的なものに変わりないので一人の意見や希望が全て叶う訳でも無さそう。

とは言えなんとなくウィニフレッドはここに残りそうな予感がプンプンしてます。

 

トナカイを調達してくれるはずだった〈ノリー〉に、失望した子供達も居るかもしれないとボヤいたフレッドでしたが、その反応を見てノリーはトナカイ…ではなく砂まみれのロバを半ば強引に貸し出してくれました。

ヴァイオレットにドヤされる事を恐れてこっそり菜園に連れて行きますが、大丈夫なのでしょうか(笑)

ターナー医院には新たなスタッフ〈ヒギンズ〉さんが入っており、やたら生真面目そうで現実主義者な彼女はこの先良いキャラになってくれそうです。

 

修道院本部に滞在してる間にレナは破水し、シスター・ジュリエンヌとシーラがお産を手伝う事に。

そこでレナは、最後にビリーを見た時彼の横で手を握っていたのは間違いなくジュリエンヌだったと話します。

無事にお産を終えて、生まれた男の子を〈ビリー〉と名付けたレナ。

翌日シーラはヒギンズさんに電話をかけて、修道院本部にある記録と医院の古い帳簿を照合したいと話し、ビリーの行方を探します。

次にヴァイオレットに電話をかけたシーラは、施設の子供達にクリスマスの思い出を作ってあげたいから、と降誕劇をするための衣装を全員分用意してもらいたいと頼みました。

 

ついに選挙の日がやって来て、首座主教監視の下シスター達による投票が行われます。

待機している間のシスター・ジュリエンヌは落ち着きがなく、なんとタバコを吸いたいと言いますが、いざシーラから貰ったタバコに火をつけようとした時、開票を知らせるベルが鳴り響きました。

投票の結果、修道院長に選任されたのはシスター・ジュリエンヌ…ではなく、シスター・ミルドレッド。

この結果に心底嬉しそうな微笑みを見せたシスター・ジュリエンヌはやはりポプラーに必要な存在として主に導かれたと言ったところでしょうか。

シスター・ミルドレッドは、就任の挨拶と共にウィニフレッドに施設へ残る事を、そしてジュリエンヌにはすぐにノンナートゥス・ハウスへ戻る事をそれぞれ命じます。粋な豪傑婆さんと言った感じで良いですねぇ、ミルドレッド。

ポプラーに新たなシスターを2人配置する事も約束してくれました。

 

どうせなら、と施設の子供達のためにロバを連れて行く事にしたフレッドとレジーは、降誕劇の衣装作りに忙しいヴァイオレットに秘密を打ち明けたようです。

降誕劇と言えばロバですよ、ロバ。降誕劇に関わりのある動物で、まさに結果オーライです。

ロバと衣装、ターナー先生にヒギンズさん、そしてバックル家一同、ナースもまとめて本部へやってきましたが、何よりのサプライズはヒギンズさんの捜索の結果見つけ出されたレナの実弟ビリーの姿。なんという奇跡的なクリスマスプレゼントでしょう。

幸せな人生を歩み、測量士になり結婚もしているというビリーは、生き別れになっていた姉と生まれたばかりの赤ん坊を家に呼び寄せてくれました。

シーラはシスター・ミルドレッドとターナー先生と相談の結果、施設に馴染めず苦しむメイを数ヶ月だけでもと引き取り居場所を与えてあげたいと決断します。新調した大きめの車がこうして活躍する事になるとは…。

降誕劇を演じた施設の子供達は生き生きとしており、フレッドの連れて来たロバもしっかり大活躍。

ジュリエンヌ不在の間にルシルは勝手に大勢をハウス内に引き入れていいのか?とも思いましたが、迫力のゴスペルは素晴らしく、クリスマスを感じさせるウキウキする光景でした。

Call the Midwife [ Jennifer Wort ]

Call the Midwife: Season Eight

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▼次回、エピソード3

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