海外ドラマ≫≫THIS IS US THIS IS US　36歳、これからシーズン4　5話ネタバレ感想

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エピソード5『ディナーの準備』“Storybook Love”

あらすじ

レベッカはディナーパーティを主催。ケヴィンは周りの人たちをサポートしようとする。家族が新しい家に適応できているかという問題に、ランダルは直面する。

ネタバレ感想

「君はいつも人とおかしな関わり方をする」とはニックも良く言ったものです。

本当にケヴィンは独特な絡み方というか人間関係の構築の仕方をして、それが弱さでもあり強さでもあるという不思議な存在。

ソフィーとの突然の結婚報告に、レベッカはお祝いディナーを準備して「結婚してしまったんだから支えなきゃ」となんとか盛り上げようとしているところに、いかにも現実が見えていなさそうなバカップルが到着(笑)

ランダルはベスを連れて来ており、ケイトが働く事になったCDショップの店員でもあり、ボーイフレンドでもある〈マーク〉も訪ねて来て賑やかなディナーになりますが、ビッグスリーはケヴィンの無鉄砲な結婚に「何の相談もなかった」と怒り、ケヴィンはかなり年上のマークに否定的。

言い合いになった子供達に対し、新居で初めて家族が揃う日くらい嘘でも笑い合って食事をしなきゃならないと激怒するレベッカ。

怒鳴り声はゲストにも筒抜けで、気まず過ぎる食事会となりましたが、結局一家にとって大き過ぎる存在ジャックの思い出話で『ありのまま』を受け入れた時に初めて幸せな気持ちになれるのだとレベッカが認めた事でその後は和やかなピザパーティーとなりました。

ケヴィンは、キャシディの兵役を讃えるセレモニーを観に行くためにニックと出かけて行きますが、セレモニーの前にはホッケーの試合があり、スポーツ観戦にアルコールは付き物。

ニックは辛くなったのか一人出て行ってしまいました。

マティに良い母親であるところを見せたいと話していたキャシディ。その場にはもちろんライアンも。

しかしセレモニーでは携帯をいじりロクに見もせずに先に帰ってしまったライアン。

「家族3人で夕飯を食べて帰れると思っていたのに」と残念そうなキャシディとマティを仕方なくライアンの家まで送り届けたケヴィンは、「あんな態度なら何で来た？」と苦言を呈します。

しかし、返ってきたのは予想外な答えで、「大好きな彼女を壊した兵役を讃えるものだし、携帯を見ていたのは息子に泣いている姿を見られたく無かったからだ…妻に近づくな」とライアン。

悪態を突かれはしたものの、思わぬ脈ありにケヴィンは静かにニヤついて「彼、君のこと好きだ」とキャシディに告げます。

ニックも無事に飲まずに済んだようですし何よりです。

テスは新しい学校でパニック発作を起こし、連絡を受けたランダルが迎えに行くことに。

家族の中で自分だけが遺伝子が違うという生い立ちの中娘が産まれたときは、どこが自分と似るのだろうと喜んだランダルですが、蓋を開けてみれば『不安感やパニック発作』という自分が最も嫌いな自身の特徴を娘に受け継がせてしまった、とやり切れない自己嫌悪に陥ります。

これはベスだけが知っている事実ですが、ランダルの実父であるウィリアムも実は若い頃には不安障害を抱えていたそうで、ウィリアムもまたランダルと同じように「私から受け継いだのがそれだとは最低だ」と話していたのです。

この共通点を嫌がった夫と娘を見兼ねたベスは、二人を呼び出して「私が大好きな3人の共通点でもあるの」とウィリアムも同じ悩みを抱えていたことを明かし、「思いやりと心配の境界線は時に曖昧よね、だけど皆のことを心配するのは優しさだしテスはパパから頑張れる力も受け継いでるんだから不安は一緒にコントロールしましょ」と励ました後に、ウィリアムの母直伝の方法で二人を落ち着かせました。

親子代々受け継がれていくもの、ありのままを受け入れて幸せになれるところがピアソン家の絆を生み出しているんでしょうかね。

あと、ピアソン家の男達の愛の示し方はいつも粋で特別なもの過ぎる。

ベスの救いの手を拒否したランダルがまた発作を起こして堕ちて行ってしまわないかと心配です。

THIS IS US 36歳、これからオリジナル・サウンドトラック