エピソード9『感謝祭のエビ』“So Long, Marianne”
あらすじ
ピアソン一族は感謝祭のために初めてフィラデルフィアのランダル邸に集まる。
ネタバレ感想
感謝祭で使うピアソン家伝統の『入植者リックの帽子』がないことに気がつき、わざわざ前の家まで屋根裏に置き忘れてきた段ボールを取りに行くことにしたランダル。
ケヴィンに連れられて着いたばかりのニックも「ついて行きたい」と頼み同行します。
ニックもまた、ジャックとの記憶を辿っていて、自分が兄の孫に存在すら認知されていなかった現実を思い知らされた反面で、ランダルの何気ない言葉から兄がずっと自分との過去を覚えていてくれた事も知るのです。
自分が知っているジャックとの感謝祭の思い出から、新たに『2キロのエビ』を食べるという感謝祭の伝統が生まれました。
残ったケヴィンは浮かない顔のテスからまだカミングアウト出来ていない事を聞いてドライブスルーに連れ出します。
ケヴィンの後押しでSNSでカミングアウトする事ができたテスの投稿にはかなりの数のいいねが付き、テスも久しぶりに笑顔を見せてくれました。
ケヴィンは自分以外の誰かに責任を持つ生活が気に入ったそうで、「40歳までに結婚して子供を持つ」と宣言。
「悪い状態のショウナを一人で迎えるのは嫌だ」と不安がっていたベスですが、到着したショウナはこれまでで一番良いと言っても過言ではないほど調子が良さそう。新たな職を手に入れ、落ち着いている様子でベスの知らない実母と娘の思い出の動画で笑ったりと入る隙もありません。
わだかまりを抱えるケイトとベスは、お互いに心の内を吐き出し合うことに。
「ショウナが順調なのが嫌」とどストレートな『邪悪さ』には笑ってしまいました。
今度はケイトの番で、「痩せたトビーが嫌」と打ち明けます。
トビーの携帯にきていた、不安を煽るメッセージもなんだかなぁ…。
ベスのモヤモヤは、自分以上に言葉に出来ない気持ちが募ったデジャを見て吹き飛んでしまいました。
そりゃ実の母親が自分無しの生活をエンジョイして過ごしていればやり切れない気持ちも湧くのはしょうがないってもんです。
改めてデジャに受け入れてもらえる居場所があってよかった。
レベッカの不安過ぎる描写については、40歳のバースデーパーティーと今回の感謝祭が入り混じっていた事が最後にわかりますが、9ヶ月後の彼らについてわかることは、レベッカの症状が進行していること、ケヴィンに妊娠しているフィアンセがいること、そしてランダルと深刻な仲違いをしてしまっている事です。これまた気になるザワザワ感を残されました…!
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