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海外ドラマ≫≫NUMB3RS NUMB3RS ナンバーズ ~天才数学者の事件ファイル シーズン1 3話ネタバレ感想

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エピソード3『謎のウイルス』“Vector

あらすじ

ロス市内で致死率が高い未知のウイルスがまん延する。生物兵器テロの疑いからFBIも出動。チャーリーは数学を応用して感染経路の特定に全力を尽くす。やがてウイルスは新型のスペイン風邪と判明し、その菌株を保管していたある研究所に疑いの目が向けられる…。

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ネタバレ感想

コロナ禍の今だからこそ『アウトブレイク』や『コンテイジョン』を見て、まさに映画のような現実だな…と感じていたのですが、NUMBERSにも謎のウイルスでパンデミックが起こるエピソードがありました。一応クライム系なので人為的な物なのだろうと予測はつきますが。

タイトルだけ見ると、むしろ数学と繋げるのならコンピューターウイルスか?とも思いましたが、冒頭を見ただけでもしっかり病原体の話らしいです。

 

今回の事件

謎のウイルスの蔓延で、ロサンゼルス地区で約30名が発症しそのうち6名が死亡。

生物テロの可能性を考慮して発生源を突き止めるため、高度な数学の知識が必要な『ベクトル解析』で患者の関連性を調べ感染経路を推測します。

 

事件解決の方程式

 

複素変数とマルチベクトルを含む分析で起点を算出。

 

 

ドンとテリーが担当になったこの一件で、公衆衛生局から依頼を受けてやってきた数学の専門家はなんとチャールズ。

現場で対面して初めて、弟が最高機密までの許可保持者だった事を知るドンは複雑です。

最高機密の許可を有すること自体が機密事項らしいのですが、このご対面にはチャーリーもどこか気まずそう。

大量破壊兵器の可能性が拭えるまでは、パニックと感染拡大を防ぐため捜査は内密に進められていきます。

 

特定された病原体の正体は、流行性感冒スペイン風邪で、かつて猛威をふるったこのウイルスに対する手立てはないそう。

FBIの捜査は続き、スペイン風邪のウイルスを所有する4つの研究所のうち市内には1つあるジェノ研究所の責任者ウィーバー博士〉に話を聞きに行きます。

研究所で保有するウイルスに接触できるのはウィーバー博士の他に〈マーティン・グロルシュ〉微生物学者のジェシカ・エイブリー〉の三人だけ。

「管理は厳重で持ち出せない上に、作為的に撒くようなことをする研究員は居るはずがない」と話すジェシカは、テリーに言わせれば「英雄志向が強く、自分で放火して第一発見者を装うタイプ」、そしてグロルシュの方は粘着質そうな変人タイプでいかにも犯罪に手を染めそうな雰囲気です。しかし捜査が進むにつれて妙な必死さを見せる、明らかに怪しそうな人物も出てきます。

 

計算の結果ユニオン駅が怪しいとなり、FBI側も交通の要所となればウイルスをばら撒くには最適でこの答えに確信を得ますが、結果を出した当の本人であるチャーリーは自信が持てないまま。

再度データと向き合い、起点から全方位ではなく南北に感染が広がっている事に着目し、バスターミナルだったのでは、と仮定。

この仮定によりデータの精度は増しますが、それと同時に南北で比較して北の方が圧倒的に致死率が高いのは二種類のウイルスがあったからではないか、と新たな問題が浮上しました。

鑑定してもらったところ、確かに同じウイルスでも二種類の株があったようで、二つの株が同時に自然発生する確率は限りなくゼロに近いという点から一連のパンデミック明らかに作為的なものだと確定します。

ラッセルとジェノが保有する二つの株が撒かれた事が分かり、グロルシュの前の職場がラッセルだった事も発覚。

ドンとテリーが尋問すると、ラッセルとジェノは大手製薬会社とのワクチン開発のための契約を争っている研究所同士だった事もあり、ウィーバー博士に引き抜かれたグロルシュは転職の土産にラッセルのウイルスを持ち出してきていたと明かします。

グロルシュが企業スパイだったことは一旦置いといて、つまりは二種類ともがジェノに存在し、博士もジェシカも持ち出すことは可能だった、と。

ますます怪しさに確信が出始めたウィーバー博士ですが、複数のバスに乗る姿が監視カメラにバッチリ映っていてこりゃあ言い逃れできないレベルです。

すぐさま確保がなされたウィーバー博士の動機は、有効なワクチンを製造するにあたってウイルスの威力の違いを確かめるため

自身の行動が正義に繋がると確信して揺るがないあたり、なかなか胸糞悪い博士でした。

 

NSA局長補佐の〈ボブ・トンプキンス〉から連絡があり、NSAの仕事を手伝った事で政府へのフリーパスを持っていたらしいチャーリー。もちろんドンは気になりますが国家機密を聞くわけにもいかず。それでもお互いが自身の立場を理解しながら信頼関係を維持出来ている様子なのが素晴らしい。

嘘が下手過ぎて父親にもラリーにも機密事項を抱えていることがあっさりバレているところにもチャーリー人の良さを感じました。

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▼次回、エピソード4

axxi.hatenablog.com

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