エピソード3『わな』“Traps”
あらすじ
街は独立記念日のお祭りムード。その中には参加者を３つめのチャレンジへと導くヒントがあった。夜に危険な農場へ侵入しなくてはならない中、予想外の取引が裏で交わされたことから、ヘザーは大きな危険にさらされることになる。
ネタバレ感想
独立記念日のパレードでは、パニックから9日ぶりのヒントと思しき合図が。
かつてパニックの優勝候補だった〈ジョン・デイビス・ヘイル〉が農場で死体となって発見された事件があるそうですが、『ジャッジは全てお見通し』という事なのですかね。
ラングレー巡査部長には、サラが社会奉仕活動をする間、彼女に近付き心を許させて知っている情報を聞き出すようにと上から指示が出ました。
案外簡単にサラはアビーが脅されていた事を自分から話し、アビーの自宅に行って母親に書き込みをすることに。
母親曰く、亡くなる少し前に「ゲームから降りなければ悪い事が起こる」という脅迫状が届いていたらしいのです。
サラが捕まった事で自分達の悪事を警察にバラされないかと気が気ではないタイラー。クスリの売り上げもある事で金には困っていないタイラーは、レイ達と仲間割れのようになって置き去りにされたりしとりますが、第三の挑戦に間に合うのでしょうか？
ドッジの妹〈デイナ〉は二度と歩けない身体になり車椅子生活を余儀無くされているとかで、これもパニックに関係あるのかどうか。
ジミーの父で保安官の〈コルテス〉は、不倫しているようで、なんとその相手はドッジとデイナの母親で、子供達も母が既婚者の彼氏を作った事をよく思っていないものの知っている様子です。
ドッジとお近づきになりたいナタリーは、小包を届けようとしてドッジの家に入りデイナの存在を知り、更に郵便物にあった名前〈アンドリュー・ドッジ・メイソン〉という本名を見てドッジの素性を調べます。再入学してまで『パニック』の参加資格を得ようとする不審な動きに、ドッジがジャッジなのかと疑いを持ちますが、本人を問い詰めたところそうではない、と。
動機を聞けば、ハリケーンで家を失い、妹の足は再起不能に、治療費が必要なのに母親の職は失くなり派遣会社には破産申請を勧められたという経緯を語るドッジ。
ここでナタリーは「私が勝たせてあげるから賞金は等分よ」と取引を持ちかけます。
弱味を握られているも同然なドッジに拒否権はなく、ヘザーの事を訊ねても、どうやらまだヘザーへの苛立ちが蟠りとして残っているらしく、表面上は協力しながら裏でドッジと組んで出し抜くつもりなのか、賞金は三等分にするつもりなのか。
警察が介入した事で観客を入れられなくなった『パニック』の、三度目の挑戦はひっそりと始まります。
第二の挑戦に関しては、全員が挑戦を終えていないままにうやむやになってしまったので公平を期すために全て無かったことになるそうですよ。ヘザーもドッジも渡り損になってしまいました。
罠だらけの農場にある家の中から何かを盗み、12時までにディギンズに写メを送れば50ポイント獲得になり、計150ポイントでこの挑戦を通過できるというのが今回のルール。
もちろん農場というのは過去に死人を出した〈スパーロック〉の農場です。
ナタリーはヘザーを裏切る気まんまんですが、ドッジもドッジで何を考えているのかよく分からないところがあります。
それに引き換え、レイは第二の挑戦でもなんだかんだヘザーを助けてくれて今回もなんとなく極悪野郎では無い感じがしてきております。
パニックに姿を見せなかったタイラーは、覆面の男二人に車で拉致されてしまい、ヘザーは農場にあった地下へと続く謎の扉を見つけ、入ったは良いが扉が開かなくなりパニック状態に。
ぼちぼち参加者に『パニック』の不穏な影響が出始めてきたという感じです。
あと、郡のミスにも選ばれるほどの美人〈リーラ〉とビショップは逢引きを重ねており、どう考えてもヘザー狙いだと思っていたのは勘違いだったのでしょうか？
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▼次回、エピソード4
