エピソード7『信頼』“Trust”
あらすじ
5つめチャレンジの極意はトラストフォール(背後の相手を信じて背中から倒れること)。参加者は使われていない鉄橋を歩きつつライバルの秘密を暴くが、この映像は録画されている。これで秘密や嘘が明るみになることになり、予想外の結果を招く。このチャレンジでファイナル・フォーに進む4人が決まるが、真実を明かすことで参加者たちは解き放たれることはなく、苦しめられることになる。
ネタバレ感想
ヘザーが居ないままに、パニックの参加者達は目隠しをされて車で古い鉄橋に連れて行かれます。
第5の挑戦では、目隠し状態で20分以内に鉄橋の上から自力で車に戻るというもので、暗闇・落下・未知に対する恐怖という「3つの恐怖」に襲われる参加者達。
ただし、進行役からの質問に答えれば10歩だけ手を引いてもらえるという特別ルール付き。『質問』は手を貸してもらう見返りとして妥当なもの、との事で、共通して『自分以外の誰かの秘密』を問われたようです。親しい人物を裏切るかどうかという究極の選択を強いられるわけです。
予選を勝ち抜けた者だけが個人戦に進めるというのはこれまでと違ったルールで、脱落者が増える中ドッジは取引をせず自力で突破し、ナタリーはドッジの秘密を問われデイナの事故について話します。そしてナタリー曰く、レイは一番に車に戻ったらしく、自分との事についても話したのではないかと焦るヘザー。
これまで影の薄かったショーナですが、そういえばハントの妹なんですよね。
ハントとリーラは揃って行方不明になっており、警察も捜査に本腰を入れ始めてきました。
リーラとの口論の様子が目撃されていたビショップも自宅での取調べを受けますが、父親がガッチガチに守っております。
捜査はビショップの証言から、ハント繋がりであの郡カメラマンの〈マックス・スリンガー〉に辿り着きます。保安官がスタジオを訪ねて行くと、カメラの中の削除された項目からアビーの写真が出てきてそのまま署までご同行の運びに。
スパーロックの農場でヘザーが見つけたオッズ表があったように、やはりパニックは賭け事の対象になっていて、マックスもルークに脅される形で賭けに参加するよう強要されかけたと話しています。
町を出たはずのルークがパニック開催に合わせるように帰って来たのはまた一儲けしようという事なのか。
ヘザーの母親〈シェリ〉が美容師として真っ当に働いているのは意外でした。てっきり水商売関連かと。
ヘザーは〈ボー〉から逃げるためにリリーを連れて車中泊をして、その後はディギンズのモーテルでしばらく家で生活になりそうです。
ディギンズがめちゃくちゃ良い奴で宿泊費をかなり割り引いてくれたとは言え、この先更に金が必要になるのは目に見えているので農場のアンのところにバイトを増やしてもらえるよう相談に行くヘザー。
直前にジュラシック・ワールドを見返していたのもあってまさか恐竜でも出てくるのかと思いましたが、トラ。いや、トラも十分ヤバい。トラて。「トラから逃げる時は走っては行けない」なんて教訓がこの先活きてくるのかどうか。
トラもトラですけど、アンのところに馬の調教師として来たドッジと鉢合わせするのも、その流れでヘザーもデイナの事故はルークが起こしたものらしいと知る事になったり、なんというか情報過多です。
ヘザーからこれを聞いた事で、さも初めて知った顔をしたナタリーがギャースカ言うとりましたが、「コルテスが以前から検事に起訴を求めてる、犯人はルークだと教えてくれたのも彼だ」と答えるドッジ。なんとなく気になる言い方で、コルテスもどこか怪しい。そもそも不倫しているのは置いといて。
レイとの関係をビショップに知られたくないヘザーは、秘密を洩らしたか聞くためレイの家を訪ねて行きますが、そこにレイはおらずいつものボートに行くも中は無人。そこでまた見つけたのはあの賭けの用紙。直後にルークと鉢合わせしよからぬ雰囲気です。
逃げ帰ったヘザーの携帯には『まだ終わってない、近いうちに会おう』とメッセージが届き、今まさに自分が監視されている事が分かる写真まで添えられていました。
情報過多だった今回のエピソードでの最大のサプライズは、サラがレイの腹違いの妹だったということでしょうか。
刑務官か矯正医官かどんな職員だったかは謎ですが、「母親がレイの父親に惚れて刑務所をクビになった」とショーナがバラしております。
ショーナだけではなく、今回の挑戦で話された参加者達の秘密は全て録画されており、誰が何の目的でこんな事をしているのか。
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▼次回、エピソード8