エピソード9『檻』“Cages”
あらすじ
ファイナル・フォーの参加者1人は失格となり、動揺が広がり劇的な決着の場となる。町でゲームへの緊張感が高まる中、文字通りワイルドな結果が待ち受ける。全てをゲームに賭けるためには、リスクが伴うことが分かっていく。
ネタバレ感想
レイのプルタブペンダントはお洒落なのでしょうか?自作なのかああいったデザインのものなのか。背景が気になります。
ナタリーがジャッジだったと言うのは正直サプライズに欠ける展開です。
コルテスに呼び止められてホール兄弟に警告が送られた事でレイはルークを責め立てますが、「3年前のハロウィーンの時には刑務所に居た」と話すルーク。
デイナが事故にあったとされる日に刑務所に居たのが本当であればそれは確実なアリバイで、誰かが3年もの間嘘を拡散させていた事になります。
兄の逮捕記録を確認するためにレイが頼ったのは何故かナタリー。なんで…?親が保安官だからか?
ヘザーにはついに個人戦の合図が出されました。
この個人戦で勝ち抜けば、次は最終試合である一騎討ちが待っております。
個人戦の課題は30分間の『脱出ゲーム』で、時間が進むにつれてポイントが減っていく減点方式。
脱出ゲームの一環なのか、ゲームから離脱させようとする罠なのか、描写が雑過ぎてイマイチ状況が把握できないままに開始早々「お泊まり会をしていたはずのリリーが居なくなった」と連絡が入り、謎解きを放り出してアンの家に急ぐヘザー。
何故かリリーだけかトラのいる柵の中で立ちすくんでおり、柵の外には一緒にお泊まりに行った友達が怯えた様子で見守っております。
トラから走って逃げてはいけないというアンのアドバイスが活きる時がやって来て、なんとか生肉で気を逸らし無事にリリーを回収できましたが、一連の事件に関して大してリリーや友達に話を聞くことはしないヘザー。
何故柵を越えたのかとかその辺の説明は一切無しで、ゲームを途中離脱したヘザーは失格な雰囲気が出ていますが、ジャッジのヘザーに対する忖度がまた出るのかもしれません。
デイナを騙して音声を録音したのはナタリーで、それに関してドッジが詰め寄ると「ただのゲームよ、役割を果たしただけ」と、あっさり認めました。ジャッジになれば報酬で町を出られるというのが動機らしいです。自分の事を一番に考えるタチの人間なのでゲームで競って優勝するよりジャッジになって町を出た方がそりゃ手っ取り早くて単純でしょうね。
罪滅ぼしのつもりか、レイに頼まれたルークのアリバイを証明して真犯人が別に居る証拠をデイナに持って来たそうですが、とにかく日頃の行いの悪さが祟っています。それはそうと、序盤に比べてナタリーのムッチムチ度上がってませんか?
しかし、こうなってくるとドッジの家族にルークが犯人だと吹き込んだコルテスがやはり怪しいですね。
マイラは脅迫状の関与を認めず、アビーの妊娠は自分だけでなくジミーの両親も知り得た事だと主張しましたし、そういうことなのか?
裏で糸を引いていたのはコルテスで、デイナとは別の女性を轢き逃げして死体遺棄したルークと取引をして賭けを続けさせたのかもしれません。
マイラの家からは血塗れのアメフトユニフォームが出て来ますが、それはジミーの背番号とは違い、中から出てきたジミーとアビーが映るプロムの写真の裏には“すべてを奪われた、これで対等だ ジミー”というメッセージ。ユニフォームに書いてあった名前は、ヘザーがルークのボートで見つけたオッズ表に書かれていた名前と同じ〈ドク・マジック〉のもの。
同じ頃トラが逃げ出したと聞いて警察署に訪れていたヘザーは、職員の女性が電話相手に“ドク”と呼びかけているのを聞きます。
本名ではなくアメフト時代のニックネームで、もちろんそう呼ばれていたのは保安官のコルテスでした。
ドッジの母〈ジェシカ〉が、「話し合った結果一騎討ちには出させないわ」と告げると「ルークを逮捕するにはドッジの助けが必要だ」とそれらしい事を言っておりますが、今まで一家の復讐心を煽って、自分はドッジの優勝に大金を賭けていたのでしょう。
棄権の意志が固いと分かると、自分がドッジの替え玉として一騎討ちに出ると言い始めました。必死過ぎだろ。
ルークは顔も分からないほど殴られた状態で見つかり、当の本人であるコルテスが「証拠はない」と報告していますし、とんでもない汚職保安官です。
警察署でコルテスが賭けに参加していると気付いたヘザーはナタリーに話し、ナタリーからはルークがボコボコにされた事件を聞き、二人の情報を統合すればコルテスのヤバさが浮き彫りになるばかりで、こうなってくるとドッジに賭けているはずのコルテスは一騎討ちの相手であるレイに何をするか分からないと危機感が募ります。
ただでさえ復讐に燃えるドッジがレイの車に爆弾を仕掛けておりますし大丈夫か、レイ…。
リリーを宝探しゲームのように見せかけてトラのいる柵の中にけしかけたのもコルテスで、それはもちろんヘザーを脱落させるため。ここは上手いこと伏線にして処理してくれて良かったです。
それにしてもナタリーとビショップがジャッジだったというのは確定情報で良いんですよね?なんだか小物感が凄いんですが。
ビショップは敷地内に埋めておいたパニックのための資金をまんまとサラに持ち逃げされていたり間抜けです。
ヘザーとビショップは喧嘩別れしたはずが、ビショップの財力にモノを言わせたキザな囲い込みで元サヤみたいな感じなのもなぁ。
どうせ最終話ではレイとくっつくのでしょうが、ビショップがジャッジになる動機は何なのでしょうか?進学のため?ボンボンなので、パニックに頼らずとも好きな事して生きていけそうですけどね。親の呪縛から逃れるため、的な感じなのか?うーん。次回最終話ですが、色々と納得がいくのかどうか見ものです。
▼Amazonプライム・ビデオで視聴できます。
月額500円でプライム会員になれば、会員特典対象の映画やドラマ、アニメ、Prime Original 作品が見放題。30日間のトライアル期間でお試しも可能。
▼次回、エピソード10