海外ドラマ≫≫NUMB3RS NUMB3RS ナンバーズ～天才数学者の事件ファイルシーズン2　24話ネタバレ感想

エピソード24『過去からのメッセージ』“Hot Shot”

あらすじ

女性たちを薬漬けにして殺害する狡猾な犯人。犯人は遺体をきれいに着飾らせ化粧を施した後、遺体を乗せた被害者の車を彼女たちの自宅の私道に止めていた。

ナンバーズ天才数学者の事件ファイルシーズン2 ＜トク選BOX＞ [ ロブ・モロー ]

ネタバレ感想

天性のの頭脳に加えて、歳を重ねてアラサーになってもいつまでも末っ子で息子感全開のチャーリーは母性本能くすぐり系なんですかね？

夢オチから始まって、母親の霊が出てくるというオカルト現象までしっかりラリーに相談して悩むチャーリー。数学という科学がメインテーマでありながら非科学的な部分をバッサリ切り離す訳ではないというのは寛容さがあって逆に良いですね。結局夢を数学で分析してはおりますが(笑)

今回の事件

独り暮らしの女性〈カーラ・ダニエルズ〉が、自宅近くに停めてあった車の中で腕に注射器を刺したまま亡くなっているところが発見されます。

6週間前の〈リサ・クラーク〉が亡くなった事件と状況が酷似していることから、連続殺人も視野に入れて、警察からFBIに捜査が引き渡されました。

事件解決の方程式

ネットワーク・フロー問題を適用する事で、被害者2人の日常生活の情報から行動パターンを割り出し、犯人と接触した可能性の高い場所を絞り込みます。

今回は犯人への辿り着き方が早い。

被害者が通っていたピラティスで同じクラスになる事もあった女性の息子〈チャンドラー・イエーツ〉が怪しさ満点で、すぐに監禁撮影部屋に辿り着きます。「息子と一緒に来ていた」なんて言い方だったからてっきり未成年かせいぜい成人したてくらいかと思っておりましたが、実際には高齢の母親から援助を受ける40代の独身親父です。

中にあった録画データを回収すると、薬で眠らせた女性と一緒に自撮りして楽しむイエーツの姿が。証拠をガッツリ残してくれているかと思いきや、撮影された複数の女性は殺されておらず、あと一歩。

チャーリーの数学も大して使わず、犯人と仲が良いウェートレスが何故そこまで肩入れしているのかとかその辺りは潔いまでに端折って駆け足感がありましたが、夢でのアレコレが伏線になって単独潜入するドンには嫌な予感しかしないし、イエーツに襲われるシーンはナンバーズ随一のハラハラ感でした。無事で何よりです。

チャーリーが亡き母に一番聞きたかった事は、プリンストン大への飛び級入学時に夫やもう1人の息子と離れて自分に付き添った事に後悔はないか？というもの。

その後のドンへの接し方からして、これは母親に対してというよりまだ母親が必要だった時に兄から母親を取り上げ独り占めしてしまった事に対する罪悪感が大きそうなチャーリーでした。

しかし今のエプス家の関係というか絆の深さとお互いを尊重する接し方は文句のつけようが無く、しっかり育ててくれた両親としっかり育ってくれた息子達の相乗効果の賜物ですな。

ナンバーズ天才数学者の事件ファイルシーズン2