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エピソード24『選ばれた二人』“The Janus List”

あらすじ

爆弾を仕掛けた犯人に名指しで呼び出され、対峙することになったドンとチャーリー。それはエプス兄弟のみならず、FBIの捜査チームを大きく揺るがす事件へと発展していく。

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ネタバレ感想

デビッドの愛車が真っ赤なジープというのはなんとなく意外です。

今回の事件

渋滞している橋で、デビッドを待ち伏せていたらしき爆弾魔がドンとチャーリーを出せと指名してきました。

デビッドを見るなり車を爆破させて見せ、いつでも橋を爆破できると脅しをかけて来ます。

爆弾魔は携帯を起爆装置としたC4爆弾を事前に仕込んでいたのですが、チャーリーいわくその設置の仕方が構造力学に従ったもので、複数が爆破されれば橋全体が崩落してしまう、と。

 

チャーリーの研究『エプス収束』の心酔者だと自称する男は、自分が出す質問に正解すれば起爆装置の携帯を1台捨て、不正解なら爆破するというゲームのような条件を出してきます。

順調に正解するチャーリーでしたが、答えに詰まっただけで容赦無く起爆していく男は何やら咳き込んでいて長くなさそうな気配。だからこそのなりふり構わなさが恐ろしい。

 

FBIにもスパイ道具みたいなものが使われているんだなぁ〜なんて呑気に見ているうちにデビッドとコルビーが橋の下に仕掛けられた爆弾に付けられている携帯を確認。周囲一帯の該当電波を遮断する事で起爆を無効にすると血気盛んなドンがショットガン片手に男に迫り、更なる爆破を防ぐために爆弾ごと男を撃ち抜きました。

 

 

いつの間にか司法省の任務を終えてカムバックしてきたメーガンによれば、搬送されたものの助からないであろう爆弾魔は、アメリカとイギリスの市民権を持ちブラックレイン“BR”社に勤務する〈テイラー・アシュビー〉

BR社は、CIAからも頼りにされるような国際諜報活動を専門とする会社で、アシュビーの言っていた「ライフワークを託す」という言葉が気になります。

BR社に話を聞くと、アシュビーは優れた暗号学者だったとの事で、何か秘密裏に訴えたいことがあるとすれば天才数学者のチャーリーを選ぶのも納得できます。

アシュビーの部屋には合計6個の盗聴器が仕掛けられており、世界から、そしてなんとNSAからも監視対象にされていた様子。

かろうじて意識はある様子のアシュビーにガラス越しに語り掛け、唯一動かせる指先だけを使い、酸素飽和度の数値で返事をしていると気付いたチャーリーは思わずペンを借りて病院のガラスにメモを取り出します(笑)

おいおい、それはちょっと…ペンを借りるなら紙も借りろよ、とか何故誰も止めないのかとか色々ツッコミどころはありましたが、後ろに立っている警備員の動じなさにまさかアメリカの日常なのか…?とすら感じ始めたところで、その場に現れたドンが困惑しながら「弁償ものだぞ」とか「書くなよ」と言っていて、そういう感覚はさすがに共通だよな、と変に安心しました。

事件解決の方程式

 

メッセージの文字を数字に置換する比較的単純な暗号『チェッカーボード式暗号』を用いて“ヤヌスが私に毒を”というメッセージを読み解きます。

 

アシュビーの血中からは、フセインも政敵に使ったとされるタリウムの痕跡が見つかりました。

アシュビーの正体は冷戦の伝説となっている二重三重スパイで、盗聴器の内容からはコルビーの戦友だったドウェイン・カーターから中国逃亡資金を要求されるやり取りがあったと明らかに。

自分が情報を聞き出すと申し出たコルビーに対し、ドンは頑なに「デビッドと2人で行け」と指示。

カーターと面会し話を聞くと、BR社の立場を利用して大々的な復帰を考えていたアシュビーに中国に売れるネタを売ったそうです。

カーターの物言いとコルビーの様子からして、コルビーにはまだ隠された過去か探られたくない秘密がありそうな雰囲気。

 

チャーリーはアシュビーの病室前で暗号解読に夢中になっていますが、常時居たはずの警備が

いなくなり電話回線も切断されている事態に気が付きます。

そうこうしているうちにアシュビーに毒を盛ったであろう刺客が入り込んできて今にもトドメを刺されかねない雰囲気。

看護師と結託してなんとかベッドごと移動させ、チャーリーらしいやり方で刺客を撃退したのはあっぱれでした。

刺客を放ったのはBR社で、BR社もNSAも存在を否定していたはずの二重スパイや内通者が記された完全な名簿『ヤヌスリスト』を作った事に対する報復だったようです。

実はヤヌスリストは根拠なき都市伝説めいたものなどではなく、諜報活動を不能にするほど脅威になる代物で、国務省すらその存在を葬りたいという考えだそう。国家が敵というのはちょっともう…どうしようもないのでは?

 

アシュビーが資料を渡していた記者〈ナオミ・ボーン〉を保護するも、護衛についたメーガンとコルビー2人に対し、夜襲が仕掛けられます。

 

今回のドンはひと味違って、閃きが冴えていてまるでチャーリーのようです。

橋に仕掛けられていた爆弾の位置が音階になっているというとんでもなく難易度の高い推理を見せてくれました。

何重にも仕掛けられた暗号を読み解き、ついにヤヌスリストに辿り着くボイスメッセージが。

アシュビーの肉声で各機関に潜伏するスパイの名前が読み上げられるのですが…中国からのスパイにはドウェイン・カーターの名に続き、FBIのコルビー・グレンジャーまで…!

触れられたくない過去どころではなく、まさかの中国のスパイだったということですか…?

あのコルビーが…コルビーがスパイて!

メーガンを置き去りにしてナオミを連れ出そうとしていた所を、タッチの差でヤヌスリストの読み上げを聞いていたデビッドとドンによって取り押さえられたコルビー。

アシュビーの家から中国の盗聴器は出なかったのですが、実際には2年前にコルビー自身が仕掛けており、デビッドがキッチンを調べている間にこっそり処分したと自白します。

相棒の裏切りを知って涙目のデビッドが居た堪れませんが、アシュビーに毒を盛った人物について問いただすと「誰が得をする?」とのヒントが。

即効性のない毒を盛ることで、ヤヌスリストの暴露に走らせ国と取引できるよう仕向けたかったのは、死刑囚のドウェイン・カーターでした。

CIAとの取引で中国に引き渡されるところだったドウェインはコルビーと共に連行されていき、アシュビーは病院で息を引き取ります。

なんと後味の悪い…。コルビー、嘘だと言ってくれ。ようやく愛されキャラになってきたのにそりゃないぜ。

さすがにここまで視聴者に受け入れられるよう育てて来たキャラクターをスパイでしたーとバッサリ裏切り者にするというのも考えづらいので何か事情があったと思いたいのですが…その辺もシーズンを越えて触れられるのでしょうか?続きが、気になる…!

ナンバーズ 天才数学者の事件ファイル シーズン3

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▼次回、S4エピソード1

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