第1話 クリスマススペシャル
あらすじ
マザー・ミルドレッドがノンナートゥスにやってくる。新たな修道院を作るよう神の啓示を受けたとのことで、シスター・ジュリエンヌらノンナートゥスのメンバーとターナー夫妻を連れてスコットランドのアウター・ヘブリディーズへ向かう。
ネタバレ感想
またクリスマスのシーズンがやって来たようですが、ノンナートゥスの面々は風邪が流行っているようで皆ダウンしております。
業務の方は修道院本部からの応援で何とか回っているらしく、お見舞いに来たマザー・ミルドレッドは体調が戻りつつあるシスター・ジュリエンヌ達を連れてリハビリを兼ねた旅行に連れて行くと宣言。
その思いつきには訳があり、『新たな修道院を作るように』という神の啓示があったらしく、スコットランドの諸島アウター・ヘブリディーズまで、今は簡易宿泊所となっている廃墟の教会を下見に行く事が真の目的だそうです。
クリスマスまで3週間に迫った頃、帯同に選ばれたメンバーは、残された面々の不満顔に見送られながら僻地行きの旅が始まりました。
癖が強めな島民〈モラグ・ノリー〉のサポートで公民館にて診療所を開く事になりましたが、どんなにこじんまりした島でも一定の割合で妊婦はいるものなのですね。だからこそ一番近くの医師が車に2時間の距離では困ってしまう訳です。
長老派教会から讃美歌の練習に嫌気がさして飛び出してきた〈エフィー〉の叔母〈マクラウド夫人〉もまた、春には出産を控えている身です。
診療所に着く30分前に車内で出産した〈マギー〉も到着次第緊急で診てもらえた事で、胎盤遺残の処置も適切に為され、ナース達にとっては過酷ながら現地の女性にしてみればさぞかし有難い存在な事でしょう。
エフィーのいとこにあたる〈アイラ〉が足に火傷を負った際にもナース達がいる安心感といったら。
相変わらずトラブルメーカーなシスター・モニカは勝手にスコットランドまで来てしまい迷子が心配されましたが、警察に保護されていたところをノンナートゥスから派遣されて来たスタッフに助けられたマギー達に送られて無事に合流できました。
島に常駐のドクターが必要だと感じたターナー医師は自身が残ろうと乗り気になっていますがシーラは勿論反対。
ただ、この夫婦ならなきにしもあらずな選択なので、イーストエンドから離れてしまう日も近いのかもしれません。
僻地の隔離された島という性質上、一部の島民の中では外のものを受け入れない事が絶対的に正しいと思い込んでいる節があり、閉鎖された環境下で生まれ育った人々の考え方がそこにはあります。
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▼次回、エピソード2