エピソード19『動物実験』“Animal Rites”
あらすじ
チームは、過激な動物愛護団体に所属する、精神を病んだ活動家を捜査する。理科大の人気教授がラボで殺された事件の第一容疑者なのだ。ゲスト出演:ポリー・ウォーカー(『ROME [ローマ]』)。
ナンバーズ 天才数学者の事件ファイル シーズン5 <トク選BOX> [ ロブ・モロー ]
ネタバレ感想
今や同僚の関係とはいえ、元カノのリズと新米のニッキーがボスの家でゲームをしているというのは違和感がありますが、アメリカ的な感覚だとこういうのも普通なのでしょうな?
気が強い女性同士の心理戦はなかなか恐ろしくて楽しそうです(笑)
今回の事件
理科大の生物学教授〈ネルソン〉が研究室で、動物愛護団体の過激派に襲われたと免疫学者の〈ローナ〉からラリーに連絡が。
動物実験の全ての動物は逃がされ、代わりに襲われたネルソンが檻の中に入れられているというショッキングな状況です。
現場に残された未点火の爆発物の作り方は、動物ライツ反乱軍“ARR”のホームページに図式付きで解説されており、世界的な過激派地下組織となっていて、このサイトを通して各自が行動を起こしているのだとか。
事件解決の方程式
紛失通信の技術を使った個人情報検索“PIR”というプログラムを作り、犯人に意図がバレないように盗聴し、活動家のたまり場から事件の関連情報を探ります。
ネルソン教授殺害に関しては箝口令が敷かれていたものの、ネット上に襲撃の様子が動画でアップロードされており、それを見つけると同時に夜中のキャンパスで奇妙なフラッシュモブが繰り広げられ、警備も関係者もそれに気を取られているうちに研究室が爆破され新たな被害が出ることに。
逮捕された〈ジェームズ〉は掲示板の存在を明かし、ハンドルネーム“ドッグボーイ88”なる人物がフラッシュモブ開催の投稿をしていた事が分かります。
分析の結果、ハンドルネーム“マクロJL”と必ず接続時間がズレている事や、使っている専門用語の類似率からドッグボーイ88と同一人物の可能性が非常に高いと断定。
ドッグボーイ88、マクロJLの名を使う23歳の〈ジョシュ・スキナー〉の自宅を訪ねると、母親が出てきてジョシュは統合失調症だと話します。
統合失調症は本物らしく、迫ってきたFBIを暗殺者だと思い込んだジョシュは発砲して人質を取りながら立て篭もり。
取り残されていたローナまで巻き込まれたり、ニッキーが別人と勘違いされたりでなんやかんやとありましたが、大して数学を使う事なく動物の魂を重んじるジョシュに対して犬を投入して隙が出来た瞬間に確保。
万が一にでも犬が撃たれていたらそれこそ虐待うんぬんに発展しそうでしたが、ジョシュの動物愛が証明される形となりました。
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▼次回、エピソード20