何かとサバイバル。

洋画と海外ドラマ B級グルメがすき。

海外ドラマ≫≫NUMB3RS NUMB3RS ナンバーズ ~天才数学者の事件ファイル ファイナル・シーズン 14話ネタバレ感想

ナンバーズ 天才数学者の事件ファイル ファイナル・シーズン コンプリートDVD-BOX Part 1

エピソード14『セレブの本性』“And the Winner Is”

あらすじ

砂漠での隠遁生活を終え、いつのまにかエプス家のガレージに住みついていたラリー。仙人のごとき風体や、謎めいた言動でチャーリーたちを戸惑わせる一方、犯罪捜査が恋しかったと語り積極的にFBIを手伝う。

ナンバーズ 天才数学者の事件ファイル ファイナル・シーズン  [ ロブ・モロー ]

ネタバレ感想

帰ってきたラリーは勝手にエプス家のガレージに住み着いており、軽くホラー体験をするチャーリー(笑)

なんとラリーはモハーヴェ砂漠で孤独な自然派生活を過ごしていたそうで、求めていた答えは得られたそうですよ。

今回の事件

アミタが夢中になって見ていた生中継されている女優の授賞式で火事が起こり、テロの可能性からFBIが呼び出されますが、特に大きな怪我人は出ず。見つかったのは意図的に置かれていたリモコン式の発煙装置で、16人の有名人が煙と混乱に乗じて宝石を盗まれるという被害が。

 

ロイズ保険の〈ホプキンス〉が捜査に協力してくれますが、被害に遭った全員がロデオドライブの高級店から貸し出されたレンタル品の宝石を盗まれております。その数なんと47品。

一癖も二癖もある俳優達を相手にタジタジのFBI捜査官の姿も(笑)

事件解決の方程式

 

後退解析で最も効率的に盗める場所にいたはずの複数の窃盗犯の活動拠点を探し出します。

 

被害者達の座席から逆算して割り出した、窃盗のチャンスが最大化する合計6席には、テレビ映えのために投入されていた空席に座るバイト『席埋め係』が座っていた事になります。

バイトの名簿を持つ人員派遣をした〈ポーラ・ワトソン〉の管理はかなり杜撰ですが、逆に容疑者からはすぐ外れるタイプです(笑)

 

窃盗団の席にあたる起点は分かったので、ここから流動ダイナミクスを使って犯人が出てくる場所を推測し、外のカメラから犯人特定を進めるチャーリー達。よほど人恋しかったのか、ラリーも捜査協力にいやにノリノリなご様子。

 

被害品の持ち主は宝石商の〈ハンス・ストールバック〉で、保険金詐欺の疑いも。

しかし、ストールバックによれば貸出中の鑑定額が手違いで半額になっているとかで保険金ではまかないきれない損害となっているようです。

 

 

スペイン語を話す偽名を使った6人が窃盗団に間違いなさそうで、ポーラから情報を聞き出すといとこでカメラマンのジーノ・ムレリ〉とその仲間に600ドルで指定の席を用意してやった、と。

しかし、FBIが踏み込んだ頃には部屋で死後間もない死体となっているジーノ・ムレリが発見され、その直後FBIに発砲しながら逃げた勢いで飛び降りて死んだ男〈ホゼ・デュラン〉というコロンビア人の存在、そして消えた宝石類という状況が残るだけに。

デュランの指は傷だらけで指紋が判別できない、という情報から、ホプキンスは南米の窃盗グループSATGの人間だと話します。

世界的な宝石専門の窃盗団SATGでは入門テストまであり、マネキンの服のポケットに入れられた宝石を7つの鈴を鳴らさずに盗めれば合格との事ですが、ポケットの中にはカミソリの歯も入っているのだとか。

そんなグループが部外者を信用するはずもなく、ジーノは利用されただけでリーダーは他に居ると予想されます。

ジーノが〈ラウル・ヘルナンデス〉といういとこのビザを申請していた記録があり、この男はボゴダに組織を持つ事で監視対象になっていました。

 

こうして窃盗団のボス容疑でラウルの写真がチャーリーとアミタに共有され、監視カメラ映像と顔認識で一致させ、ラウルの脱出経路と速度を基に流動ダイナミクスを使って残りの5人を捜し出します。

あっという間に窃盗団全員が判明し、その後3人が同じ場所で仮釈放中の面接を受けており下町の衣料工場で働いている事が分かると、消えた宝石の手がかりを掴みに出向くFBIとホプキンス。

銃撃戦で制圧し、盗んだ宝石をバラしている現場をおさえますが、肝心のラウルがおらず…と思いきや外で待機していたホプキンスが工場の女性達に紛れて逃げようとした髭面のラウルを目ざとく見つけておりお縄に。

 

犯人逮捕で事件は終わるかと思いましたが、ジーノが殺された理由が実は『盗んだ品物が偽物だった』からで、押収したストールバックの店のダイヤは鑑定の結果すべて偽物でした。

 

チャーリーは新たな分先結果を出し、効率的な他の5人と比較して、ホゼの動きだけ変則的で妙な動きをしており、なおかつホゼが盗んだ品物だけ未だに出ていない事から現場の劇場で事件当時の状況を再現してみます。

ホゼの不可解な動きは盗んだ宝石をジーノに渡したからで、しかしジーノの部屋からは何も出ておらず、ジーノもまた誰かに宝石を渡したと仮定。

そこで再現実験に参加していたアミタが偶然宝石を見つけてしまいました。

後はその宝石を取りに来る人物を待ち伏せするだけですが、その人物というのが取調べでコルビーがタジタジになっていたあの年配女優〈レジーナ・ランダース〉だったのです。

金に困っていたレジーナと、計画遂行のため助手が欲しかったジーノが手を組み犯行に及んだという事でした。

 

 

10年前に逮捕するも何度も再審を訴えてきているというサンクエンティン刑務所内の囚人からドン宛に電話がありましたが、その〈マーカス・テイラー〉が肺ガンで獄中死し、ドンのデスクには事件に関する証拠品の入った封筒が。

またドンが闇深いゾーンに陥るフラグかと思いましたが、逮捕時に追い詰めたモーテルでテイラーが人質に取った挙句撃ち殺した管理人の当時7歳だった息子に証拠品となっていた形見の懐中時計を渡すためだったようです。

 

新たな理論を引っさげて帰ってきたらしいラリーの方も気になりますし、ホプキンスと想像以上に良い雰囲気で、万年貧乏くじのデビッドがようやく良い思いが出来たのも嬉しい展開でした(笑)

ナンバーズ 天才数学者の事件ファイル ファイナル・シーズン

Amazonプライム・ビデオでも視聴できます。

月額500円でプライム会員になれば、会員特典対象の映画やドラマ、アニメ、Prime Original 作品が見放題。30日間のトライアル期間でお試しも可能。

▼次回、エピソード15

axxi.hatenablog.com

プライバシーポリシー