『第2話』“Episode 2”
あらすじ
ローラは、家事を完璧にこなすアニータに恐怖さえ覚えるようになっていく。一方、ミリカン博士は、強引に押し付けられた新型シンス「ベラ」に、疎ましさを隠せない。
ネタバレ感想
夜のうちに帰ってきていたアニータは、ソフィーを連れて一体どこへ行っていたのか。
レオは人間ですが、連れているシンスのマックスを弟だと言い、彼らの父親は共通…これはつまり、博士の実の息子と博士が生み出し命を吹き込んだ特別なシンスという関係性との認識で合っているでしょうか?
そうなれば、父親と呼ばれているのはデビッド・エルスターなる人物という事か。既に小出しの情報が少しずつ繋がり始めております。
危険を覚悟で“改造マニア”のサイラスに会いに来たレオとマックス。
3年前にサイラスと盗品売買をして逮捕された〈サリム〉の保釈金を支払ったと話すレオ。
闇業者と言うよりは、いかにもなマッドサイエンティストという出立ちのサイラスは、見せられたミア(アニータ)の写真を見ると訳知り顔で笑い始めます。
武力行使でミアに何をしたか聞き出せば、「数週間前に廃棄業者が持ってきた、起動すると壊れた改造体だったから買い手が付くようシステムを消去きて新しい人格を入れた…新品のようにな」との事。
形成逆転と同時に普通のシンスのふりをしていたマックスの正体もバレてしまいながらもなんとか脱出するも、かなりの深傷を追ってボロボロのレオは大丈夫でしょうか。
イケメン青年シンスの〈サイモン〉にリハビリ介護をされる妻〈ジル〉を見て、嫌悪感を示していた〈ピート・ドラモンド〉はミリカン博士とオディの事件でスーパーに駆け付けていたあの巡査部長だったのですね。同一人物だとやっと気が付きました。
ピートはシンス嫌いらしく、過去に因縁がありそうで、同僚のカレン・ヴォスの首元の傷痕も気になります。
シンス事件を担当する彼らは、サイラスが改造業に戻ったと聞き付け調査に。
ミリカン博士はシンス製作者の一人で、旧式と違い現行のガッチガチに管理を行い融通の効かないロボットには辟易している様子。
福祉局に押し付けるように契約させられたベスの刑務所のような管理は息が詰まるし、もはや恐ろしく感じてきました。
変態客に怒りを抑え切れず手をかけ、売春宿からの脱出に成功したニスカ。シンスの体液は青色なのか…。
シンスと違って鮮血も出ているし生身の人間かと思われたレオですが、実は彼もただの人間ではなかったのでしょうか?
研究職を勧められるほど成績優秀なホーキンス家の長女マティーは、将来的に自分が就きたい職も奪われる、とシンスを嫌悪している様子。
ボーイフレンドの〈ハルン〉と悪事を企て、ハッキングにより違法改造しようとするも失敗して学校からの呼び出しが。
ローラは娘のした事を分かっていながら怒ってはおらず、ここ最近感じていたアニータへの恐怖から彼女が普通じゃないのでは?と娘に問い掛けました。
アニータを観察していたマティーは、普通はシンス同士が会うと行う情報共有をアニータがしていなかったのを目撃して、アニータがやはり普通ではないと母親に報告。
アニータを恐れるローラは返品を決めますが、やはりアニータはウソもつけるしプログラムに反しても自分の意思での行動が出来る事に間違いは無さそう。ただ、記憶は断片的で自覚があるのかどうかよく分からないところ。
▼Amazonプライム・ビデオでも視聴できます。
月額500円でプライム会員になれば、会員特典対象の映画やドラマ、アニメ、Prime Original 作品が見放題。30日間のトライアル期間でお試しも可能。
▼次回、エピソード3