『第8話』“Episode 8”
あらすじ
サイロでの出来事の後、カレンはサムとの未来がないと感じ、問題を自分で解決しようとする。
ネタバレ感想
やーーーばいことになってきました!笑
子供達のためにもシンスの居ない人間だけの街に引っ越そうと提案したジョーに対し、子供達にとってもミアやニスカは大切な人で、危なくなったら平気で見捨てるような教えはしたくないし現実から目を背けても問題は解決しない、とローラが反対の姿勢を示したまではカッコ良かったのですが…その次の場面でなんとヘスターがホーキンス家を訪ねて来たのです。このシンスがどれだけデンジャーな存在かを知らないローラは「ここなら安全だとミアに言われて来たの」と言われ、すぐに受け入れてしまいます。
〈モリー〉と騙ってホーキンス家に上がり込んだヘスター。目的はマティーが作り上げた意識の完成版コードでしょうか。
マティーとの連絡ですぐに人殺しシンスを家に上げてしまった事に気付いたローラですが、逃げようとしても時既に遅しで、本性を現したヘスターの人質となってしまいます。
マティーから話を聞いたミアは、自分とヘスターの頭の中に入れられたチップを使って電磁パルスを利用すれば彼女を壊せると提案。
ミアの闇部分がかなり露呈していますし、自分の中にもチップが入っていて巻添えを食いそうなのに着いていくと頑なで、これは自殺を考えていそうです。
ヘスターの目的はどうやらコードではなく、裏切られたと思っているレオへの復讐?だとかなんとか。
急ピッチで仕上げた意識を崩壊させるための電磁パルスの送信ボタンを家の外で押すよう言ったにも関わらず、まだどこかでヘスターを救おうという気持ちがあったレオはまんまと対峙してしまいます。
途中までは良い感じにこれまで虐げられてきた過酷な環境での労働モデルだったヘスターに対して対等に、そして尊重して接して説得しますが、いざ「私のことを愛してる?」と核心に触れられた時の本心は誤魔化せませんでした。
かなり残酷な方法で首元を一突きにされたレオ。駆けつけて来たミアを見て、さらにローラにも危害を加えようとするヘスター。
ミアは、自分まで死んでしまうという犠牲も厭わず、命の恩人を安心させるように「大丈夫よ、ローラ」と言い残してレオが押さなかった送信ボタンを押してしまいます。
次の瞬間、ミアとヘスターは強制的に電源が落ち、今にも死にかけているレオに救急車を呼びながら応急処置を行うローラ。この悲壮感の中やって来てくれたのは、アストリッドに送り出されたニスカでした。即死かと思われたレオとミアですが、レオの身体は無事で、ミアの意識の崩壊はあと2分ほどだと確認するニスカ。
ミアを助けるためにマティーが完成させたコードを使う事になりますが、タイムオーバーになってからでは遅いらしく、ネットにアップロードするしか方法はありません。しかし、ネット上にあげるということは、世界中のシンスにコードを送るということでもあるのです。これはさすがに大混乱が巻き起こるのが明らか。そもそもヘスターも戻ってしまうではありませんか。
しかし、マックスの「きっと大丈夫だ」という言葉でマティーはついにコードをアップロードします。マックスがそう言うなら大丈夫だろう、とは思うものの、世界中のシンスが突如として自我を芽生えさせるというのは色んな意味で本当の崩壊です。
そして、懸念だったヘスターを素手でぶちのめしたニスカはさすがでした(笑)
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▼次回、S3エピソード1