エピソード6『レンチ』“Wrench”
あらすじ
ライリーが本部でソーントンから訓練を受けていると、ある知らせが入る。ニューヨークで爆弾騒ぎがあり、爆発物を確認したFBI捜査官チャーリー・ロビンソンがマクガイバーの助けを求めているというのだ。マクガイバーはすぐさま現地へ飛び、爆発物処理班時代の仲間チャーリーと再会。さっそく爆発物を解体するが……。
ネタバレ感想
日常シーンが楽しみなスパイ物という点で、やはりどこかチャックに似た雰囲気を感じます。
ボーザーが張り切ってハロウィンパーティーをしているのもアメリカンで楽しくなります。
ライリーはボスから直々に格闘訓練を受けるようになっていて、そのうち現場で腕前が披露されるのが楽しみです。
国連近くの駐車場で爆発装置を発見したFBIから分析を依頼された捜査官の〈チャーリー・ロビンソン〉が、物を見るなりすぐにマックを指名して鑑定を要請してきました。
マックに「爆発物処理で彼の右に出る者はいません」と言わしめるほどの実力者だそうですが、マックもまたそんな人物に認められているのですね。
24時間後に始まる和平交渉が頓挫する前に事態を収拾させるためすぐにNYへ飛んだマック。
どうやら旧知の中のチャーリーとマックには、心臓病の薬で爆薬を仕込むという高度な技術で作られたこの爆弾を仕掛けた人物に心当たりがある様子。
その人物“ゴースト”の狙いは、爆弾をわざと見つかるように設置し、処理のため運び込ませて解体をさせた上で爆弾の中にマトリョーシカのように隠したもう一つの爆弾でFBIや爆弾処理班を一掃しようというものでした。
咄嗟の判断で誰一人怪我人を出さずには済んだものの、かつてマックの上官もゴーストの爆弾の被害を受けて亡くなっており、穏やかではない表情が続くマックです。
爆発物の破片からゴーストが解体の様子を生中継で見ていたことが分かり、チップの残骸を元にライリーが居場所を特定。
ゴーストの自宅に踏み込むマック達でしたが、相手には逃げられた上にこうなる事を予期していたかのようなプラスチック爆弾の設置まで。
並の素人ではない度胸のライリーは部屋ごと吹き飛ばす威力の爆弾だと聞かされながらも犯人に繋がる手掛かり満載のハードディスクをコピーします。
ゴーストはかなりの異常性癖があるようで、ハードディスクの中にはこれまで自分の作ってきた爆弾の犠牲者の記録がズラリ。
その中にはマックの上官〈アルフレッド・ペーニャ〉が命を落とした瞬間の映像も。
ハードディスクの中から資金の動きも把握でき、怪しい倉庫に目星をつけて向かいますが、いざ中へ入ろうと足を踏み出した途端倉庫は大爆発を引き起こしました。
身元判別不明の男の焼け焦げた遺体が見つかり、誰もが自分の爆弾でヘマをして誤爆したのだと結論付けますが、マックだけは確信を持って死んだと思わせたいゴーストの戦略だと主張。
直感で動くマックに続くように最初の標的だった国連付近へ急げば、衛星写真からあっさりゴーストの乗る車両を見つけ出したマック。
ジャックが駆け付け、バンの後ろのドアを開けてゴーストを捕らえようとしますが、起爆装置になっている感圧板を踏んでしまったらしく時が止まる一向。
ゴーストはその間に民間人の車を奪い逃亡し、テンパるジャックをボスとライリーが宥め、その間にマックは爆弾を観察。
爆発物を特定し、線を切って解除しようとした寸前で亡くなった上官の言葉と上官が殺された際の手口が脳裏に過ったマックは、隠されていた2つ目の爆弾も見つけ出します。
命懸けでジャックを守るため尽力するマックと、自分の命が終わるかもしれない状況で、「何が起きたとしてとお前は悪くない」と相棒を気遣う最期の言葉を告げるジャック。改めて最高のコンビです。
今度は無事にゴーストの手から大切な人を守り抜いたマックは、ゴーストというトラウマを乗り越え、ペーニャの家族に会いに行き、彼の娘に父親の話を聞かせてやるのでした。
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