海外ドラマ≫≫MACGYVER マクガイバーシーズン1　10話ネタバレ感想

エピソード10『プライヤー』“Pliers”

マクガイバー、ジャック、ライリー、ボーザーの4人は、マクガイバーとボーザーの故郷であるミッション・シティーに向かっていた。恩師の頼みで母校の生徒たちに科学の実験を見せるマクガイバーだったが、その中に1人、静かに実験を楽しむ少女がいた。少女の名はヴァレリー、マクガイバー以来の天才だという。

休暇がもらえた4人は意外と神経質なジャックの運転でマックとボーザーの地元ミッション・シティーの母校を訪れます。

恩師の〈アーサー・エリクソン〉に歓迎されておりますが、14年前にマックが起こしたと言うとある事件のせいで未だに彼をよく思わない教師もいるとか。一体中学生のマックは何をしでかしたのでしょうか。

ジャックとライリーも興味津々でどうにかボーザーを使って事件の詳細を聞き出そうとしている間、マックは一人OBとして授業を受け持ち科学実験で爆発を見せております。子供の相手は苦手そうなマックですが、爆発実験ともなればさすがに中学生のハートを鷲掴みで大盛況に終わりました。

中でも、小さな女版マックのような生徒〈ヴァレリー・ローソン〉はマックも感心するほどの知識の持ち主。放課後も開放されている科学室で何やら精巧な機械を作り上げておりますが、アーサーによれば彼女もマックと同じく父親しかおらず、探究心旺盛な性格だったのにここ最近はめっきり話さなくなったとか。

と、ここで突然放課後の科学室に明らかに穏やかではない二人組の男が入ってきます。

部外者の校内立ち入りを咎めようとしたアーサーは殴り倒され、科学室というマックにとって有利でしかない状況で余裕なはずが第三の刺客もいて隙をついてスタンガンをあてられたマックも倒れ、男達は「警察を呼んだら少女の命はない」と言い残してヴァレリーを誘拐していってしまいました。

ヴァレリーの父親でレーサーだった〈フランク・ローソン〉を訪ねたマックとジャックは、誘拐犯から警察へ連絡するなと言われている事もあって早々に追い返されてしまいますが、盗聴器を作って車の中からフランクに掛かってくる誘拐犯からの電話を待ちます。

その間に学校の監視カメラシステムに入ったライリーは誘拐当時の映像を見つけ出し、補佐役のボーザーが地元の人間に連絡を取って聞いてみたところ、ヴァレリーが乗せられた改造車を作れるのはこの狭い街では元レーサーの整備士、つまりフランクだけだと分かりました。

ジャックの読み通り、フランクも娘の誘拐に一枚噛んでいるのは間違いなさそう。

実は金に困り運び屋をしていたフランクですが、警察の監視の目が厳しくなってきて、自分が逮捕されれば娘が一人ぼっちになってしまうと先週足を洗っていたのですが、引き続きフランクに仕事をさせるためにヴァレリーを人質に取られたという事でした。

話を聞いたマックは、自分達がヴァレリーが捕らえられている場所まで金を運ぶと引き受け、学校にいるボーザーに遠隔で指示を出し音楽室の機材を拝借したお手軽アンテナを作らせ警察無線を探知。

警察に見つからないよう先回りしながら爆速で目的地を目指します。

しかし、無線を使っていないネズミ捕りに見つかった事で、冒頭のパトカーと黄緑ミニバンのカーチェイスへと繋がりました。

レンタカーを滅茶苦茶に破壊しながら逃げ切り、爆音での陽動作戦でヴァレリーを回収。

地元ならではの、昔ボーザーと作り上げたツリーハウスの秘密基地ならぬ『ラボ』にヴァレリーを匿い、生徒達に実験で披露したゾウの歯磨き粉現象を引き起こし誘拐犯達を大混乱に陥れました。

ボーザーが読んでおいた警官には昔のいじめっ子の一人がいて念のため全員逮捕になるもボスのおかげでマックとジャックは解放。

麻薬密売組織も一斉検挙され、フランクはお咎めなしとなりました。マックはヴァレリーにラボを譲り、困ったときには電話をするよう連絡先を渡してめでたしめでたし。

学生時代から一目置かれる存在でモテモテだったかと思いきや、マックは意外にもアンガスという名をからかわれてイジメられていたらしく、ボーザーがそれを守ったというのが二人の出会いだそう。

例の“事件”とは、学校の隣にあったフットボール場をマックが焼くどころか溶かして消したとか(笑)

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▼次回、エピソード11

何かとサバイバル。