エピソード4『バーモントのカモとベーカーズフィールド式』“The Vermont Victim and the Bakersfield Hustle”
あらすじ
マリウスとジュリアは、引退した贋作師を説得するためバーモントへ向かう。テイラーは停職処分を受け、ロレインに慰めを求める。カリフォルニアに来たオードリーは、ライラに関する真実を一緒に調べるとカーリーに約束するが、疎遠になっていた父親と直面せざるを得なくなる。
ネタバレ感想
カーリーからの連絡を受けたオードリーは、停職処分になったテイラーに事務所の手伝いを任せてカリフォルニアへ飛びます。
オードリーがあまり信用していない風なテックスですが、8年前にライラに車を売ったと話し、その時の書類もバッチリ残っていました。
オードリーと腹違いの姉妹も父親の事はよく思っていないようで、その屑さは間違いないのでしょうが、それにしても書類まで偽造したと何一つ信じず敵対心剥き出しではカーリーが反発するのも納得です。
テイラーはロレインに呼び出され暴れるナタリーを抑え込んだところ思いっきり噛みつかれてしまいましたが、多少は落ち着き、噛みつかれた手の手当を受けている最中になんとオットーがナタリーの様子を見に来たと訪ねてくるんですね。
祖父の浮気話に嫌悪感を示し、疑惑の目を向けていたテイラーは、突然オットーが現れた事でますます不審感が。それにしても祖父と孫でわりと本気の喧嘩になるというのが不思議な関係性です。
〈キルベイン〉
サイ・ルビネックにカモにされた男。
〈テックス・ホプキンズ〉
中古車販売店のオーナーでオードリーの父親。
〈ドッティ〉
オードリーの腹違いの姉妹で、今も息子とテックスの元で暮らしている。
〈ヒッキー〉
今は足を洗った元贋作画家。
〈チェット〉
ヒッキーと暮らす大男。
オードリーがここまで父親を嫌うのには訳があって、まだ16歳で母親が急死したにも関わらず行方知れずだったテックスをようやく見つけるも、テックスは他に家庭を持っておりそこに娘までいたのだとか。
それでもまだ子供で父親の存在を必要としていたのに「自力で生きろ」と突き放された時以来の再会だったのです。
それを聞いて、母親を亡くす辛さを知っているのなら、今自分がしているように限りなくゼロに近くても、もし生きている可能性があるのなら捜さなくちゃと思う気持ちが分かるはず、とカーリー。
オードリーはこれに納得して、カーリーと残って一緒に真実を確かめると言ってくれました。
贋作画家のヒッキーを訪ねるマリウスとジュリア。
出所以後足は洗ったと頑なに拒否していたヒッキーでしたが、彼女を騙しや駆け引き無しの純粋な気持ちで説得したのはマリウスではなくジュリアでした。
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