エピソード13『二酸化炭素センサー+木の枝』“Co2 Sensor + Tree Branch”
あらすじ
ある任務中に愛用のアーミーナイフを猿に奪われてしまったマクガイバー。仲間の命を救うためだったと心に言い聞かせるも、どこか落ち着かない。サマンサはリハビリするまでに復活したとはいえマードックは依然として行方知れず、父親から届いた資料を調べようにもマティを頼るわけにいかず苦戦中と、悩みがつきないせいでもあった。
ネタバレ感想
姉妹のところで長いリハビリ生活に入るケイジとはここで一旦お別れという感じですね。
同窓会に顔を出す事にしたジャックは、財団のデータベースで高校時代の宿敵“ジミー”こと〈ジェームズ・リロイ〉の粗探しをしております(笑)
コーマン大会に出場して無人装甲車の性能を競う財団。人工知能に自我が芽生えて暴走する未来を恐れるジャック以外は全員参加で、マティも大会に勝ち抜いて闇予算をゲットすると闘志を燃やします。
大会前のメンテナンス中に現れたのはマックと旧知の仲で、CIA特別研究部にいる〈アリー・ウィンスロップ〉。
戦闘型無人スパイの“ブルーノ”を作り上げている張本人でもあり、大会初参加時にはマックと付き合っていたそうですが、彼女の本当の目的は設計図の入手でマックにとっては苦い思い出のある因縁の相手でもあるわけです。
アリー役は『ハイスクール・ミュージカル』でお馴染みのアシュレイ・ティスデイル。シャーペイというぶっ飛んだコミカルキャラの演技が結構好きだったのですが、えらく地味な感じになりましたね。
大会が始まると同時にブルーノが大暴走し、他のチームの装甲車を実弾で吹き飛ばした挙句に会場外へと走り去ってしまいます。
どうやらアリー自身も制御不能でシャットダウンする事も出来ないというジャックがこの場に居たら言わんこっちゃないと大騒ぎしそうな暴走モードに突入してしまったよう。
ライリーによればブルーノは何者かにハッキングされているらしく、見つけ出した殺人ロボットを追いながらどうにか止める方法を考えます。
根に持ち続けた積年の恨みが拍子抜けするような形で晴れたジャックもマティからの連絡で緊急事態対応に戻りハッカーの元へ急行。
マックとアリーの間の誤解も解けて、ブルーノを一時は止められたものの、アリーが中へ入ってシステムを制御している間にまたしてもブルーノの暴走が始まってアリーを乗せたまま走り出してしまいます。
更に、空軍が戦闘機でブルーノを爆撃させる決断を下し、20分以内に再びブルーノを止めてアリーを助けださねば木っ端微塵です。
ジャックがハッカーを探しに行ったオフィスビルで怪しい動きをしていたのは、なんと大会の創始者〈マーティン・コーマン〉。
無人救護車を開発するはずだったのに、政府が戦争用の兵器にしようとしている事に反発し、ロボットはハッキングされるという危険性を示すために国防総省を攻撃するという極端な危険思想が原因でした。
ライリーの案で、ブルーノにUSBでキルスイッチを直接インストールし直す作戦はなんとか成功してブルーノはようやく停止。
マクガイバーナイフがなくても珍しく自分のスマホとベルトを使ってなんとかしてしまうのがマックです。
それにしても、お爺さんの形見のナイフは猿に取られっぱなしでいいのか気になっていましたが、ジャックが新しいナイフをプレゼント。
形見なら唯一無二で替えは効かないという気持ちもありますが、ジャックからのプレゼントとなれば話は少し変わってきますな。
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