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ジュラシック・ワールド 新たなる支配者 (小学館ジュニア文庫 ジう 5-1)

ジュラシック・ワールド 新たなる支配者

あらすじ

ジュラシック・ワールドのあった島、イスラ・ヌブラルが噴火で壊滅し、救出された恐竜たちが世界中へ解き放たれて4年。人類はいまだ恐竜との安全な共存の道を見いだせずにいる。恐竜の保護活動を続けるオーウェンとクレアは、ジュラシック・パーク創設に協力したロックウッドの亡き娘から作られたクローンの少女、メイジーを守りながら、人里離れた山小屋で暮らしていた。そんなある日、オーウェンは子どもをつれたブルーと再会。しかし、その子どもが何者かによって誘拐されてしまい、オーウェンはクレアとともに救出に向かう。一方、ある目的で恐竜の研究をしている巨大バイオテクノロジー企業のバイオシンを追っていたサトラー博士のもとには、グラント博士が駆け付け、彼らはマルコム博士にも協力を求める。

現代によみがえった恐竜たちの姿をリアルかつスリリングに描いて人気を集めるメガヒット作「ジュラシック・パーク」シリーズの最終章。

予告動画


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2015年の「ジュラシック・ワールド」でメガホンをとったコリン・トレボロウが再び監督に復帰し、シリーズ生みの親であるスティーブン・スピルバーグが引き続き製作総指揮を担当。「ジュラシック・ワールド」シリーズの主演クリス・プラットブライス・ダラス・ハワードに加え、「ジュラシック・パーク」初期3作で中心となったサム・ニールローラ・ダーンジェフ・ゴールドブラムが演じる3人の博士もカムバックする。

ネタバレ感想

ついに最終章のジュラシックシリーズ。

序盤は何故かハリー・ポッターを見ているような気もしましたが、そんな違和感はすぐに吹き飛びます。何が凄いって面白いんですよね、今作。映画的な面白さではなく、文字通りコントを見ているような"おもしろ"がそこかしこであり、どこまで狙っているのか考えてしまうほど。ほとんど大真面目っぽいのもまた笑えます。

正直ここまで笑えてツッコミを入れたくなるようなシーンが多いのなら劇場より自宅でわいわい騒ぎながら見たくなってしまいました。

これでもかと詰め込まれた集大成要素で過去キャラも大集合しすぎて誰が主役なのか謎ですし、シリーズ初期からのファンなら感慨深いような演出もあったりは楽しかったです。

 

詰め込み過ぎなせいで大筋のストーリーは何番煎じかも分からないレベルのお粗末感だったり密猟者との闘いもあっっさり終わったり、よく分からポッと出のキャラが大した葛藤もなく命を懸けて手伝ってくれたりと本当に「なんでやねん」が多いのですが、エンタメ作品と割り切って見る分にはめちゃくちゃ面白いです。

特に素手で恐竜を絞め殺すオーウェンは最高に笑えました。強靭過ぎんだろうよ。

イナゴは燃え盛りながら天井バリーーン!!ですし、ほとんどが対組織的な問題で恐竜の迫りくる恐怖みたいなシーンが数少ない中、大型には大型をぶつからせろという安易な対立シーンがやたらと目立ち、その恐竜間の戦いの光景もちょっと笑ってしまうシュールさが。

相変わらずオーウェンとクレアは自分勝手に大暴走するはた迷惑カップルで市民はめちゃくちゃに巻き込まれていましたし、誘拐された娘を助けに行ったはずなのにてっきり施設内で探し回ってやっと再会、的な流れを想定していたのに、奪還自体はただの偶然で超アッサリ(笑)オーウェンの調教ポーズはネタとして擦り倒せれていましたし。

有能すぎるラムジーは色々端折られてすぐ味方になってくれてサポート役として頼もしい存在でした。

とにかく怒涛のてんやわんやなアレコレはテンポも良くてぞろぞろ集合した味方は誰一人恐竜にパクつかれる事無く全員揃って大脱出の大団円。

最終章らしく、ラストの恐竜との共存の世界が壮大すぎるスケールで描かれるのもそれもでの2時間強で見てきたお粗末なストーリーとの落差が大きくてもはや逆にそれぐらいにまとめてくれて良かったです(笑)

色々書きましたが個人的にはかなり楽しんで見られたのは事実。そして、思い出補正は少なからずあるにせよ、結局1作目が見たくなるという…。やはりジュラシック・パークは不朽の名作なのです。

評価(平均点高めの設定です。)

4.3 /5 点!

 

概要

監督:コリン・トレボロ

時間:2時間27分

配給:東宝東和

公開日: 2022年7月29日

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