海外ドラマ≫≫MacGyver マクガイバーシーズン2　20話ネタバレ感想

エピソード20『超高層ビル－電力』“Skyscraper - Power”

ライリーは以前、現場で銃を握った際に射殺した感覚が蘇って引き金を引けず、ある敵にEMP発生装置を奪われ取り逃がしたことがあった。その装置が売りに出されるという。あの時のミスに心を痛めていたライリーは、挽回するチャンスが巡ってきたと1人やる気をみなぎらせる。一同は韓国へと飛ぶ。

徹夜で父親捜しに明け暮れているマックは、機密ファイルの中にあった写真の人物が〈チャールズ・フェファー〉だと特定はできたらしいのですが、肝心の消息は掴めずで難航中。

さて、今回の任務は以前ライリーがトラウマで銃を撃てず、取り逃してしまった敵に奪われっぱなしだったEMP装置の奪還です。

C17輸送機上で遭遇した敵はあれ以来姿を消していましたが、12時間前に売買のやり取りを傍受しチャンスが降って湧いてきました。

韓国のソウルにある駐車場で売買取引きがあるはずが、買い手が裏切り売り手を殺害し装置を奪って逃げたのでマック達も高速カーチェイスからのジェット機での上空チェイスで後を追います。

EMPによって精密電子機器が壊れ大被害が出る場所が標的になるのでしょうが、本部のマティによれば候補が多過ぎるそう。まずは敵の正体を知る事で標的を絞っていくしかなさそうです。

売り手が殺されていた現場から押収したスマホを調べると、買い手のIPアドレスを調べた形跡が。買い手は、スペイン海軍の特殊部隊である特殊作戦班の元少佐〈ハヴィエル・モラレス〉だと特定。

モラレスは除隊後に独自の特殊部隊を作り上げており、一筋縄ではいかない気配が。

そうこうしているうちに敵サイドはジェット機から6人がパラシュートを使って飛び降り、目指す先は上海のダイゼン・タワーのようです。

監視カメラ映像を見ると部隊は全フロアが億万長者の〈ラルフ・ジェリコ〉の住居となっている90階に侵入しており、資産の大半を銀行に預けず自宅に保管しているジェリコの家に入る大規模な強盗でした。

金やダイヤは電子ロック式金庫の中に保管されており、金庫破りのためにEMPが使われるという意外な思惑が明らかに。

EMPが使われ周囲の電力は全て使い物にならなくなり孤立無縁の状態になったマックとジャックに本部やライリー達は緊迫ムードですが、当の本人達はダイ・ハード風の展開に興奮が止まらない様子(笑)

90階に辿り着くも、金庫が破られた形跡はなく何か別の物を盗んでいくつもりらしいモラレス達。

マックとジャックは二手に分かれて捜索を続けます。

世界一保険をかけている男ジェリコは、一人息子の〈イーサン〉にも多額の誘拐の身代金保険をかけていて、その条件としてイーサンの体内に埋め込まれているGPSチップをEMPで無効化したかったのです。

そして、身代金が目的ではなく、モラレスは16カ国で指名手配されている敵性戦闘員の弟〈ロドリゴ・モラレス〉をナイジェリアの刑務所から出すために、ナイジェリアの経済や政治に影響力を持つジェリコの弱味に目を付けた、と。

とりあえずはマックが小生意気なイーサンを守っているのですが、通信手段がないためジャックもマティもそれを知りません。

息子可愛さにジェリコが取引を始めてしまうのを食い止められるのは30分ほどしか猶予がなく、それまでにジャックはマックかイーサンのどちらかを見つけねばならないものの、超高層ビルの中を闇雲に探して見つかる訳もなく…。

と、ここで前回の失敗を挽回したいと奮起していたライリーが周囲のWi-Fi信号を使ってタワー全体のX線画像を作り上げ、敵から奪った無線機を持つジャックと連携してイーサンを探します。

ジャックがイーサンを連れたマックとロビーで合流するも、タワーの出口は新たに駆け付けてきたモラレスの手下達に占拠されて閉じ込められた状態です。

マックはファラデーケージで安全地帯を作り出し、無線を使って敵を1箇所に集めてまとめて感電させると一件落着。

ここまでの富豪ならお礼は断らずにいくらか貰っておけばいいものを、謙虚な男です。

装置も戻り、ライリーの胸のつかえも取れたようで何より。

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▼次回、エピソード21

何かとサバイバル。