エピソード22『UFO+エリア51』“UFO + Area 51”
あらすじ
ネバダ上空を駆け抜けていた謎の球体が墜落し軍によって回収された。優秀な科学者、ハーマン博士が分析しているが一向に謎が解けないという。そこで技術顧問としてマクガイバーとライリーが派遣されることになった。マティと同じレベルの機密取扱権限を得たマクガイバーたちは、早速博士のもとを訪ねるが……。
ネタバレ感想
ネバダ砂漠上空を駆け抜けて墜落した謎の物体を軍が回収しラボで解析中。
優秀な科学者が揃って作業しているにも関わらず、製作者も墜落の理由も不明なままで、UFOに違いない!と興奮するジャックが任務から締め出されるのも納得です。
マックとライリーには機密情報へのアクセス権が与えられ、何者かが謎の物体を取り返しに来る前に真相究明が任されました。
極秘ラボで物体を調べる頑固親父の〈ハーマン博士〉の元へ行く2人。
継ぎ目のない球体になっている物体を揺らしてみれば音がする事に着目したマックは、ライリーに国防高等研究計画局“DARPA”が開発中の軍用センサーを調べるよう指示。博士にはないアクセス権を2人が持っている事は分からせられたものの、やはり謎の物体の真相には近付けませんでした。
そしてライリーは、マティから貰ったアクセス権でマティの情報をこっそり調べてみます。
その結果、マックの父親の謎とマティの関与を知れる関与を見つけるも、直前に父親捜しは辞めると宣言していたマックをまた泥沼に引き摺り込むべきか見なかったフリをするべきか迷ってボーザーに連絡するライリー。
本部に残されたジャックはマティから自宅に押し入って金庫を開けた事について尋問され、逆にマティの隠し事を糾弾すると「全てはマックを守るため」との回答が。
次の段階として、レーザー照射をあててみた博士ですが、その瞬間何かが起動して確実によくない気配が。
どうやらレーザー照射と同時にラボの座標を送信し続けているらしく、追手が来る前に信号を遮断しつつこの場を離れねばなりません。
脱出の間際に博士が被弾し、ノコノコ病院へ行くわけにもいかず比較的近くにある極秘の軍事基地グルーム・レイク、通称“エリア51”へ向かう3人。
追っ手に見つかる事なくエリア51へ到着するも現在この施設に駐在しているのは夜な夜なゲームに熱中するどこか頼りない2人の兵士だけで医療班すら不在という状況です。
監視カメラ映像が切られる直前のラボの映像から、本部のマティは追っ手の主犯格が元秘密暗殺部隊員〈エドガー・ポーター〉で、東欧の武器製造業者に雇われて試験中の装置の回収に来ていると特定。
手負いの博士とマック達が応援を求めていることも分かっており、すぐさまジャック率いる戦術部隊が出動します。
鉄壁のガードがある遺体安置所に立て篭もり、念には念を入れて扉を溶接していると謎の物体が反応。
マックが近付けた溶接器の電流に反応し、球体を覆っていたガリウム合金の一種が溶け落ちると中からこれまた謎装置が出てきて、ご丁寧にメイドインチャイナの表記まで(笑)
謎の球体は宇宙からやってきた物体Xではなく、飛行中に形を変えられる液体金属の特性を生かしレーザーに映らないようにした高性能ミサイルだったのです。
敢えて信号を復活させる事で追ってきた敵を1箇所に集めて閉じ込め、ガリウム合金の特性を活かした騙し方、そして爆発のコンボで一網打尽にするマックはいつも以上に科学の力が冴え渡っており爽快爽快。
マック以外の3人はやはり父親とマティの関連について正直に話す事を決めたらしく、無事に帰還した後にライリーは真相が詰まったUSBをマックに手渡しました。
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