エピソード2『ここから連れ出して』“Fly Me Away”
あらすじ
ウィルは妻を殺した犯人を見つけるために、あらゆる手段を使って収容者を混乱させる。ビーは、仕方なくウソをつき続ける。そして、新しい看守長が任命された。©2012 Fremantle Media Australia Pty Ltd, Foxtel and Screen Australia
ネタバレ感想
取調べを受けるビーは、密輸の件でメグと一悶着あったというタイミングの悪さと、罪状が殺人未遂だった事も影響して完全に疑われております。
幸いにも仲間には看守長殺しがビーだとは思われておらず、ドリーンもそう証言してくれていました。
カイヤの誕生日を祝うドリーン、リズ、ブーマーの謎のホット・ポテトソングが平和過ぎるし、フランキーの微笑ましいものを見るような表情は囚人とは思えません。
〈エリカ・デビッドソン〉
野心剥き出しのブロンド職員。弁護士?
〈マシュー・フレッチャー〉“フレッチ”
ウィルの暴走を止める冷静沈着な看守。
ウィルとは同僚以上に親しい友人関係がありそう。
〈スティーブン〉
エリカが斡旋した教育プログラムを担当する職員。
〈トニ〉
カイヤの実母。ドラッグ漬け。
妻の死から1ヶ月経って職場復帰したウィルの犯人探しが始まりそうな予感です。
仮の看守長としてヴェラが代理を務めておりますが、同僚を纏めるのにも一苦労している感じで頼りなさげ。
視察に来た所長に取り入るエリカは自分の打ち出した更正プログラムをアピールしたりと野心丸出しです。フランキーと妙な空気感があり、裏でデキているとかなのでしょうか?
ビーと夫の間には、DVと殺人未遂を隠すためにwin-winの口裏合わせがあるみたいで、あくまでも夫の自殺未遂で通すつもりらしいのですが、これはビーにとってかなりの弱味でもあります。
デビーと話すため自宅に電話をかけても夫が出させず、面会に来て怖がっているから娘のために連絡してくるのをやめろと宣うロクデナシです。
ビーが閉鎖空間に居るのを良い事に嘘で関係性をコントロールしようとしている典型的なモラハラっぷり。
メグを殺した犯人を見つけなければカイヤと引き離すと脅されたドリーンは我を忘れてビーに襲い掛かるも、間違いなく根は良い人で他人を傷付けたりは向いていないタイプ。
彼女がここに居る理由もパーティーでドラッグと酒を煽ったまま運転してしまい事故を起こした事が原因だと分かりました。パーティー中のドリーンはお腹が大きく、もしかしたら事故で赤ん坊を失ったのかもしれません。
その後すぐに答え合わせが出来ました。やはり事故でお腹の子を失っており、同房で薬漬けのトニに代わってカイヤを我が子のように可愛がっているのですね。
あれほどまでにカイヤと引き離される事を恐れていたドリーンですが、決して独りよがりな依存ではなく、近頃不安定なカイヤの描く家の絵の窓に鉄格子が嵌められているのを見てここに居ては駄目だと悟ると、母親のトニがドラッグをやっている事がバレるようわざとフレッチャーの前を歩かせます。
海外の制度で実母と過ごすために子供が刑務所内に出入りするというシステムがあるらしいのですが、薬がバレれば一発アウトで引き離されるらしく、ドリーンは敢えてドラッグ漬けのトニや刑務所という環境からカイヤを追い出すために苦渋の決断をしたわけです。
無邪気にテディベアをドリーンに渡し手を振るカイヤと、カイヤが出て行った後に今生の別れに涙するドリーン。泣かせますな。
さて、知り合いの記者を使ってヴェラを出し抜き、ついにはヴェラに代わって新看守長の座をゲットしたエリカ。
トニに薬の取引をしたスティーブンについても堂々と揉み消す宣言して職を変えるよう指示したり、なかなか姑息な女っぽくて今後も動向が気になる存在です。
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