エピソード4『迫りくる危険』“The Danger Within”
あらすじ
ホルト家が暗殺者を送り込んだと知ったビーは、暗殺者の疑いがある3人の新入りから身を守るため、フランキーに助けを求め、武器の調達を依頼する。©2013 Foxtel, FremantleMedia Australia and Film Victoria
ネタバレ感想
ブレイデン暗殺計画が失敗に終わったビーは独房の中で殺意に溢れた興奮が冷めやらない様子。
シモーヌは面会で、ブレイデンを襲ったビーへの報復を狙って父親のヴィニーが刺客を送り込んでくる事を知ります。
軽症だったとはいえ、数々の規則違反を掻い潜り囚人同士の喧嘩でもない殺人未遂で18ヶ月以上の加重というのは軽いような気がしないでもありません。“以上”と言うからには最低限度なだけでしょうが、そんなもので済むのですね。
ファーガソンにはやはりビーを利用する思惑があるようで、中々のやらかしに関わらずすぐに独房から出して貰える事に。
シモーヌは自分を騙していたビーに文句を言いに来たものの、やはりフランキーとの一件で命の恩人だという事実は変わらないからか、「執念深いフランキーはまたシモーヌを狙うだろうから危険があれば教えるので手を組もう」と提案してきたビーを受け入れ、ホルト家が殺し屋を送り込んでくる事を教えてやりました。
新入りは怯えた様子の若者ジェシカ、見るからに女装した男という出立ちのマキシン、そして右足を骨折しているガラの悪い中年女性キャットの3人。どれもこれも怪しく映ります。
〈ジェシカ・ワーナー〉“ジェス”
酷く動揺して怯えている様子を見せた未成年の新入り。
〈マキシン〉
性転換手術済みで金髪のカツラを被る新入り。
〈キャット〉
右足にギプスを付けて松葉杖のまま入所したいかにも犯罪者風な態度の新入り。
ウィルは勤務が明けて通勤に使っているバイクに近づくとタイヤが故意にパンクさせられているのを発見して踵を返して監視カメラをチェックしに行きます。
駐車場の映像を見るはずが、ちょうど隔離棟の掃除を言いつけられ苛つくフレッチと手伝いを申し出るヴェラの様子も映っており、ウィルは自分をハメようとしていると疑心暗鬼に陥りながら「俺とメグの関係を話したか?」と、自白したようなものな会話を聞いてしまったウィル。
どうしてマイクのついた監視カメラのある部屋でこんな最大の秘密を話してしまうのでしょうか。
ブチ切れウィルはその足でフレッチを殴りに行きましたがこれで済むはずもないですよね。
フランキーから手製の銃を受け取るという巨大な借りを作ってまで新入りを警戒していたビーですが、シャワールームでギプスの中に隠し持っていたナイフ片手に襲ってきたキャットと揉み合いに。
見るからに怪し過ぎて一番ないだろうと思っていた人物が殺し屋だったとは、いっぱい食わされました。
やや、サイコのシャワーシーンを意識しているかのような乱闘の末、プライバシーを守るために皆が終わった後でシャワーを浴びようと入ってきたマキシンがビーに馬乗りになって襲い掛かるキャットを殴り倒してくれてなんとか助かります。腕力はれっきとした男並みというのはかなり頼もしい。
キャットは人為的な入所が明らかになり隔離され、ビーが持っていた手製の銃もキャットの房から見つかったみたいですが、なんと銃には暴発する仕掛けが施されていたと聞いてフランキーの策略を知ったビー。
フランキーはビーとシモーヌが共謀して自分を襲うつもりだと考え、こちらもまた自衛していただけだと開き直り、これでこの二人の関係もバッチバチです。
改めてマキシンにお礼を言いに行き、ビーの銃をキャットの房に仕込んでくれていたのもマキシンだと知ったビー。この二人の関係は良好で雰囲気の良いものになっていきそうで楽しみです。
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▼次回、エピソード5