エピソード5『消せない過去』“Twist the Knife”
あらすじ
ビーはシモーヌの弱みを利用して、ブレイデンへの復讐を再び計画する。フレッチとウィルがついに直接対決。2人の友人関係は終わりを迎えることに。©2013 Foxtel, FremantleMedia Australia and Film Victoria
ネタバレ感想
半殺しの目に遭いかけたシモーヌがその加害者のフランキーやブーマーと対抗戦で普通にバスケを楽しんでいるという異常な関係性はやはり刑務所内ならではなのでしょうか?
すっかりマキシンはチームビーの一員として男性の身体を惜しみなく活かす程に馴染んできている様子ですが、マキシンを見るフランキーの視線が気になるところ。
シモーヌは面会で娘がホルト家の下で働いていて、その褒美でタイ旅行の旅費まで出してくれていると聞き、借りを作っている現状に不安を募らせています。
ホルト家が金に困ったらその返金を迫られるのだそうで、娘の将来を心から心配する心情はビーと似通うところがあるので、この2人が敵から仲間に180度変わったのも納得。
ブーマーは面会に来た妹が、先日浮気されて振られた彼氏〈ダズ〉と現在付き合っていると聞き大荒れ。
更にはフランキーは腕力は男という点でマキシンを仲間にしたがっており、用心棒のブーマーはここでも自分の居場所がなくなるのではないかと焦る気持ちが募っている様子。
なんとフレッチの部屋からあの日記が消えており、ウィルが盗んだと思っているフレッチは怒りを露わにそれをヴェラに話します。
ウィルが自宅に戻ると玄関を破壊されており中はかなり荒らされている様子。心配して電話をかけてきたヴェラからフレッチの仕業かもしれないから通報はするなと制されますが、本当にフレッチの仕業かは怪しいものです。
そもそもフレッチの日記を盗った犯人はウィルではなさそうなので、やはりファーガソンが裏で糸を引いているとしか思えません。
マキシンは国選弁護人のベンに無罪を訴えますが、本来マキシンを擁護するのが仕事のはずの弁護士の癖に「君が無罪になる可能性はないから諦めて罪を認めろ」と突き放されます。
飲んできて遅刻したり、ファイルに付けた付箋には「彼氏を刺した性転換者」と書いていたり、デリカシーがなく偏見の目で馬鹿にしたかのような話しぶりをするベンを殴ってやりたくなります。
直後、図書館に行ったマキシンはフランキーから面会の相手は誰だったのかと聞かれ、「国選弁護人よ、とんだ若造で私への偏見もある」と漏らすと「差別を理由に解任できる」と教えられます。
法律を勉強しているフランキーは、マキシンに親身になって「ホルモン剤の影響での心神衰弱を主張しなよ」と法の抜け道を通るようなアドバイスまでしておりさすがです(笑)
この件でフランキーとマキシンはかなり親しい雰囲気が出てきました。そして、その様子を見遣るブーマーの虚しさよ。
シモーヌと共謀してブレイデンに復讐するために必至なビーは、カーリーとブレイデンの関係について散々揺さぶりをかけた後にリンダを買収して「カーリーとブレイデンが面会の後一緒に帰っていたわよ」と言わせるという悪どさ…!
結果、娘を思う親心を利用されたシモーヌはビーに暗殺者を紹介する事に。
ただ、ホルト家のビー暗殺計画はまだ終わっておらず、今度はシモーヌにビーを殺せという指令が。
ウィルを残して犯行的なフレッチを辞めさせたいファーガソンは2人の行動を操りわざとぶつからせます。
その結果ウィルがフレッチをボコボコにしている瞬間が発見されたのにフレッチに辞職を迫る無理矢理っぷり。
ウィルをも思うように動かしてこのまま有利に事を運んでいくかと思われましたが、フレッチからの「よく考えろ、俺はスペアキーの場所を知ってるんだぞ?俺が入るなら鍵を使うね」という言葉でハッとした感がありました。
失踪事件が起こったブーマーは見つかり、疑心暗鬼にさせる事でフランキーの密輸について密告させようとしたファーガソンからの揺さぶりにも耐えたようです。
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▼次回、エピソード6