エピソード11『闇に消える』“Into the Night”
あらすじ
ビーは、数ヵ月にわたり準備してきた脱獄計画を実行に移す。そしてフレッチャーは、ついにファーガソンの裏の顔を暴くための情報をつかむ。©2013 Foxtel, FremantleMedia Australia and Film Victoria
ネタバレ感想
ようやくビーの計画が実行に移されたようです。
〈ケリー〉
知的障害持ちの新入り。
フレッチはウェントワースでの職務最後の日、知的障害を持つ新入りケリーの書類を担当していたところ、看守長を見つけて表情が変わったケリー。面識があるのか聞いても知らないフリを通していましたがケリーの存在でフレッチが重要な何かを掴めるのも秒読み状態か…?
昼間から酒に溺れている割に目敏いフレッチは、ケリーの入所歴を調べて20年前にブラックムーア刑務所に居た事、そしてそこにはファーガソンも看守として在籍していた事に気が付いたようです。
ブーマーを独房に追いやった件でまたフランキーとビーがバチバチしており、ここまではビーの計画通りなのでしょうが、何故か看守長がブーマーを独房から出してしまうんですよね。
更にマキシンとビーが結託している事を悟られ、マキシンに隠してもらっていたナイフを花壇から回収しようとしたところ、マキシンの行動を見張っていたスカイに先を越されてフランキーにも事がバレてしまいました。
フレッチの最終日という事もなり、未成年という立場を活かした可愛らしさで甘えたかと思いきや、妖艶に色仕掛けを仕掛けた巧みにフレッチを動かすジェス。
シャワー室の清掃にフレッチを呼んでおっぱじまった所で、息を潜めて隠れていたビーが外されたベルトから扉を開くためのIDカードを抜き取ります。
ジェスがフレッチに媚び媚びだったのってまさかビーの指示だったのですか!?そこから周到に計画していたならさすが過ぎますが、さすがに自身の計画が行き詰まったビーが苦肉の策でこの関係を利用しようと思いついただけか…?
郵便室に入り込みカッターとテープを盗むビー。
フレッチはジェスの一言で我に返り、ベルトを付け直そうとしてカードが無くなっている事に気が付きます。
とんでもない事をやらかしてハメられたのだと気付きボロボロの情緒もあいまって酷く取り乱すフレッチ。
囚人と同じように扉の先に出られず立ち尽くしていたところ、なんと向かいから帰ってきたビーと鉢合わせ。
しかし、フレッチも報告すれば自分が何をしている間にカードを紛失したのかバレてしまえば職を失う状況。
それをわかっているビーは「あなたに聞く資格が?」と言いながらそっとフレッチにカードを返しました。
その様子を見ていた「あいつはもう終わりね」と蔑むように言い放つジェスの怖い事(笑)
一部始終がカメラに映っていてもおかしくないのですが、その辺は時間を稼げば特に問題ないのでしょうか?絶対監視カメラあるやろうという場所で色々やってしまうのがウェントワースあるあるです。
洗濯室での作業中、フランキーの合図で看守は追い出されてタイマン勝負が始まりますが、ビーは盗んできたテープとかき集めた雑誌で即席の防護服を仕込んでいます。
血みどろの争いになりながら、なんとフランキーに勝ってしまいました(笑)
勝者はビーだとフランキーの口から宣言させると、自らの腕をカッターで深く傷付けて緊急ボタンを押したビー。そこから冒頭での搬送シーンへ。
両手首を切り裂いたのは、傷の上から手錠をしてはいけないという規則を知ったビーの対策です。
ファーガソンが、フランキーの言葉でビーの怪我は自作自演だと気付いてウィルに警戒を伝えた頃には時既に遅く、既に病室を抜け出していたビー。本当にやってくれました(笑)
トニに手配を頼み、リズの元へ届けさせていた小包に関して、電話で自分から合図があるまで開けないでと話していたビーですが、どうしても気になったリザはこれを開封。
中には一丁の拳銃が入っており、何が何でもブレイデンに復讐する気まんまんのビーはこれを回収に向かうのでしょう。
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▼次回、エピソード12