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海外ドラマ≫≫S.W.A.T. S.W.A.T. シーズン1 4話ネタバレ感想

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エピソード4『アメリカ育ちのテロリスト』“RADICAL”

あらすじ

爆発事件が発生しホンドーらは現場へ急行。アパートの2階部分が吹っ飛び、住人らに被害が及ぶが、死亡したのは爆弾を作っていたと見られるアダム・ジャレットという若い男だけだった。アダムは爆弾製造に必要な素材を大量に買い込んでおり、ジハードを応援するウェブサイトを頻繁に見ていたことから、イスラム過激派に感化されたテロリストである可能性が高まる。

ネタバレ感想

バリバリのキャリアウーマンで職場では厳しいジェシカも、交際13週間記念という訳の分からないお祝いでホンドーにシャツをプレゼントしたりとギャップが微笑ましい。

ディーコンの家でホームパーティーが行われている最中に緊急出動要請が出ておりますが、SWATには非番というか完全な休日は無いものなのでしょうか。

ディーコンの妻〈アニー〉は夫の職業柄、心配が尽きなさそうですし子供達も不安は大きい事でしょう。

 

緊急出動要請の理由は、住宅街に建つアパートの一室で大規模な爆発が起こり周辺一帯が惨状になっているという事件のせいでした。

現場からは鉛蓄電池がどっさり見つかり、爆弾処理班のリーダー〈レジーによれば、室内はさながら爆弾工場のようだったとの事。

FBIの〈コンリー捜査官〉から聞いた話では、爆弾を作っていた〈アダム・ジャレット〉は死亡したため目的は定かではないものの、ジハード系のサイトを閲覧し監視対象だった上に、現場からイエメンの爆弾技術に関する出版物も見つかっており、過激派テロの可能性も大きく、他にも爆弾があるかもしれません。

ムスリム地区を捜査できる良い口実が出来たと鼻息を荒くするコンリー捜査官に対し、ホンドーはやはり顔が広く、普段から先入観や偏見を持たず住民達に敬意を持って接しているおかげか独自のツテが活きてくるようです。

生存者の〈マヤ〉からの話では、隣にはアダムの他にもう1人よく出入りしている友人が居たそう。

SWATは完全に肉体派の現場専門というイメージでしたが、FBI同様監視カメラやカードの履歴を調べたりと言ったデスクワークからの調査も担当するものなのですね。

特殊な電池は購入できる店が限られており、あっという間にアダムに同行していた人物の顔が割れました。

爆弾に詳しいバックを呼び出し、共犯者が判明したら内密に協力してくれと依頼するホンドー。

審問も無しに解雇された元上司を頼る事でなんとかバックを奮起させようという心遣いも少なからずあったのでしょうが、それも分かっていてなおホンドーに危険な橋を渡らせる訳にはいかないと考えるバックは簡単なアドバイスを残して本部を後にしました。

カードの履歴からすぐに共犯者の身元は判明し、ケヴィン・リンチが2発目の爆破を引き起こす前に出動です。

しかし、ケヴィンの自宅へ急行している道中で背後から爆発音と煙が。

奇跡的に死傷者は出なかったそうですが、防犯カメラ映像を見ると犯人はビルに爆弾を仕掛けた直後に電話で警告をしていたのです。

どうやらケヴィンは殺人以外の何らかの理由があってこのビルを狙ったらしく、ジハードとは何の関係も無いのではないかとコンリー捜査官に話すホンドー。しかし、FBIの上司はムスリムの過激派と関連付けたいようで、コンリー捜査官はたとえ自分の考えと違ったとしても上層部の方針を受け入れて捜査を続けるつもりです。

 

ケヴィンの自宅へ行き、レザーから借りたロボットを使って仕掛けられた罠を切り抜けて中を調べたチームは、ケヴィンとアダムの大学での政治学に関する論文を発見。

大学に出向いて話を聞くと、2人は大学院の経営学科に抗議するデモで譴責処分になっていたそうです。

しかし、2人を煽った〈マーク・ラスキー教授〉については何のお咎めも無く現在も大学に雇用されてはいるものの、大学院への寄付者〈ドワイヤー〉からはクビを要求されている、と。

ドワイヤーと言えば投資会社の人間で、2度目の爆破は彼が借りていたビルです。

次に狙われるのは大学に違いないと判断し、学内から生徒達を非難させていたクリスとジムはケヴィン本人と遭遇。

追い詰められたケヴィンは講義室で人質12人を取りながら今にも起爆するぞという勢いでSWATの2人を部屋から追い出します。

FBIの交渉人が到着するまでに時間がかかるため、ホンドーが自らケヴィンを説得するため中に入る事に。

一握りの富裕層が全てを思い通りに支配している不条理に対する憎悪が原動力になっているケヴィンの不安定さはホンドーの説得でどうにかなりそうな気配がありましたが、扇動者のラスキー教授からの電話でまた一つややこしさが増します。ほとんど洗脳されているようなもので、利用されているに過ぎないケヴィンに、この場に居る学生達がどのような境遇に置かれて経営学を学ぼうとしているのか、決して恵まれた人間ばかりが集っている訳ではないのだという現実を知らせていくホンドー。

僅かな時間に12人の資料から名前とそれぞれの背景を読み解き、この緊迫した状況下で説得の材料にするなんて色々とさすがです。

同時進行で教授に迫っていたディーコンとルカが身柄を確保し、残るは支えを失ってしまったケヴィンのみ。

ヤケを起こしかけたケヴィンを諭して言い聞かせたホンドーの交渉が成功して、ケヴィンは自ら起爆装置を手放し誰一人死傷者を出す事なく犯人確保となりました。

一件落着にしては重くてやるせなさが残る事件です。ケヴィンが決して根からの悪人では無かったというのは辛くなります。

そして、ホンドーがヒックスとぶつかった際に知った、バックが自らの意思で辞職したという経緯も全てが収まった後には色々と考えてしまうのでした。

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▼次回、エピソード5

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