エピソード14『死んだはずの男』“GHOSTS”
あらすじ
非番の日に水辺の公園を歩いていたルカは、死んだと思われていた連続殺人犯「美形キラー」らしき男を見かけ、追いかけようとして逃げられるが、車のナンバーを押さえる。ルカはホンドーにそのことを知らせるとともに、2年前「美形キラー」の魔の手から救い出した女優ケリを訪ね、SWATの本部に保護する。
ネタバレ感想
2年前、まだタンが新入りでバックが現役でチームのリーダーだった頃、『美形キラー』と呼ばれる連続殺人鬼に拉致された22歳の女優〈ケリ・シムズ〉を助け出す任務に就いたSWAT。
ケリを見つけるも、他にも鎖で繋がれて拷問されていた黒人男性を助けようとしている最中に、大量のC4爆弾を見つけたバックに退避を命じられたルカは「必ず戻ってくる」と約束してケリを連れ出します。
彼女の安全を確保し、すぐに戻ろうとしたところ犯人が自爆し、建物一帯が火の海になるという事態に。
それから2年が経った現在、居候中のルカはジムと2人で非番の日に港の公園を歩いていたところ、あの日見た、死んだはずの美形キラーの姿を目にしたのです。
慌てて追いかけるも車で逃げられ、その旨と控えたナンバーをホンドーに伝えたルカは、本部で保護するためにケリの所へ出向きました。
当時の担当刑事に掛け合ったホンドーですが、どうにも多忙なようなので、当時の資料だけ貰ってまずは確証を得るため独自に動く事に。非番で勝手に捜査するのはアリなのか…?
控えていたナンバーは廃車の物でしたが、車両追跡システムで停車中と見られるSUVの位置を特定し急行するホンドーとルカ。
車が止められていた倉庫内を調べると、そこに居たのは美形キラーではなくカメラマンだけで、撮影するはずだったモデルの〈ランス・ロイ〉と連絡が取れないと聞かされます。
どうやらゴーストは本物で、ルカにバレた事に気付いて車を捨てた上に、目をつけていたランスを拉致したようです。
殺人課顔負けの捜査力で犯人の自宅を特定すると、中へ踏み込み監視カメラと罠のオンパレードの中、被害者が監禁されている地下室に辿り着きます。
命に別状はない状態で見つかった2人の被害者を救出し、別の部屋からはまた大量のC4爆弾が。
撤退命令が出るも、ルカは絶対に犯人を捕らえるとその場を離れようとせず、次の瞬間に床が開いてルカ1人が地階へ落ちてしまいました。
襲いかかって来た巨体の犯人相手に揉み合いの大騒動になるも、2年前に1人の被害者を助けられなかった事を悔い続け、人一倍犯人への憎悪が強いルカは殺してしまわんばかりに美形キラーを追い詰めます。
駆け付けたホンドーがルカを正気に返らせて無事に犯人は逮捕となりました。
提案書への反発は予想以上に大きく、非番だったジェシカの机に脅迫文が置かれるまでに。
宛名はなく、SWAT内部の人間の仕業だと思うと尚更やるせない気持ちになります。
ただ、指紋を調べてみたところとある捜査官の妻〈ヴァル〉のものと一致し、本人も認めるどころか開き直る始末。
ジェシカ本人は今後同じ事が起こらないのであれば水に流すと寛容な態度で当人同士で和解は成立しますが、ヒックスは「罪には罰が伴う、法の番人は法に従うべきで水には流せない」と。
ジェシカの直談判で実刑は科されない事になり、これをきっかけに内部批判が収まる方向に進めば良いですが…。
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