エピソード6『7日目:朝』“DAY 7: MORNING”
あらすじ
グレイシーの髪を整えるラッキー。ヘンリーは新しい友達とビールを飲む。ルビーはチア部を受ける。ベティは友人に電話をかけ…。
ネタバレ感想
夢の中から不穏な暴力衝動の暗示があったリヴィアは、グレイシーの髪を整えている際に熱した櫛で火傷を負わせてしまいます。
相談をするため訪ねたヘイゼルから、イースト・コンプトンに少しだけ住んでいた黒人家族〈ボーモント家〉の母親〈アーネット・ボーモント〉がイカれて家族を殺した事件について聞いたリヴィアはそのままその場を後にします。
その足でリヴィアが訪れたのはアーネットが入れられている精神病院でした。
突然の面会にアーネットは多くを聞かず、娘が居るのなら「殺す前に失った時の寂しさを考えるのね」と告げました。
アーネットもまた、黒い帽子の男を見ていて彼女は夫と息子に漂白剤をぶちまけるのですが、軽快なBGMをバックに自ら進んで漂白剤をかけてもらう親子は何らかのカルトのよう。
職場での理不尽な扱いに必死で耐えるヘンリーはシルクハットの男が見える時間が長くなるだけでなくついには会話までしてしまうほどに。
この男はヘンリーの中の負の感情そのものが具現化された存在なのでしょうか。
グレイシーは以前オールド・ブラック・ジョーを歌っただけでなく、ミス・ヴェラの姿を見つけて取り憑かれたように「袋詰めだ!」と連呼。チェスターが亡くなった際にあの現場に居なかったにも関わらず、グレイシーは度々あの老婆の言動が乗り移ったようになるのはどういう意味があるのか…。
ルビーに関しては白人に対する羨望が強過ぎる節があり、ドリスに留まらない妄想の中に逃げ込んでいるのが心配でしかありません。
夫に知らぬ間に6000ドルはあった貯金のほとんどを使い込まれている事を知ったベティ。
そのストレスの捌け口にでもしたかったのか、自分達が吊るした悪趣味な黒人を模した人形にも関わらずリヴィアにいつ片付けるのかと食ってかかった結果、リヴィアに鉄拳制裁を食らわされます。
さすがにこの瞬間はスカッとしますが、相手が相手だけに手を出したのは悪手だったのでは…。
怒り狂ったベティが電話をかけた相手が気に掛かります。
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▼次回、エピソード7