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海外ドラマ≫≫S.W.A.T. S.W.A.T. シーズン2 14話ネタバレ感想

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エピソード14『Bチーム』“THE B-TEAM”

あらすじ

女が車に向けて発砲し、車は衝突。乗っていた三人の男のうち二人が逃げ、残った一人が銃を持ってレコード店に立て籠もり、店主らを人質にとる。ホンドーたちが駆けつけて人質を救出。犯人の男は銃を向けたため射殺されるが、車から逃げた男カイトーが組織のリーダーで、発砲した女からプルトニウムを入手して爆弾を作り、沖縄の米軍基地を爆破する計画があることが判明。

ネタバレ感想

消防対市警のチャリティスポーツ大会で熱くなる面々は、リラックス感とガチさが共存していてワクワクさせられます。

 

そんなワクワクの裏側で、とある訳あり風の女性がアジア系の男から取引を反故にされて、去って行こうとする車の前に立ちはだかり発砲し、車は横転。

同じアジア系とは言え、見るからに韓国人な男から「おい、行くぞ!」と日本語が出るとは思いませんでした。この辺りはハリウッドにありがちなアジア人いっしょくたの配役なのかと思いましたが、演じている俳優は元々在日コリアンの3世だそうで、日本に縁がある人物です。

検索するとパク・ソヒと出てきますが、米国での芸名はソウジ・アライだそう。

車内に居た男達は3人中2人が逃げ出し、1人がブードゥーレコード店に銃を持って、店主らを人質に立てこもっていると通報が入ります。

隙をついて人質を解放した後も、SWAT相手に最後まで抵抗しようとした男はその場で射殺されました。

 

車に発砲した女性〈ジェイミー〉が一味の1人とカフェで会っていたという目撃証言もあり、病院で取調べしたところ、彼女は明らかに怯えている様子。

立てこもり犯でアメリカ人の〈トモ・ヤラ〉は、前歴はないものの沖縄の独立運動に関わっていて職場でも過激な発言が目立っていたようです。

 

情報共有のために本部に来た、FBIの対テロ班〈エル・トラスク捜査官〉はホンドーの元カノでした。15年ぶりとはなかなかに昔ですが。

エルによれば、一味のボス〈カイト・ナカマ〉が厄介な男で、政府の下請け業社で研究助手を務めるジェイミーからプルトニウムを買って核兵器製造を目論んでいるとのこと。

FBIには組織に潜入しているスパイもいるらしいのですが、プルトニウムの隠し場所まではカイトしか分からず、すぐに逮捕するわけにもいきません。

集めたプルトニウムが今日LAに集まり、米軍基地を攻撃するために船で沖縄へ輸送される明日までにカイトを止めねばなりません。

 

ちなみにエルと数ヶ月付き合っていたホンドーは、エルが昇進でDCにいって遠距離恋愛になった末にメールで別れていたとか。

あまり誠実とは言えない別れ方ですが、15年も経っているからなのか、2人の再会は穏やかな雰囲気です。

エルの方はこの15年の間に2度の結婚と離婚を経験しているらしく、そりゃ数ヶ月付き合っただけの男との別れ方を引きずっているはずがないか。

 

エルの元にスパイの〈タナカ〉から連絡があり、プルトニウムの場所が分かります。

すぐさま突入して逃げ惑う男達を確保していきますが、図面にはなかった貨物通路を通って逃げたであろうカイトの姿はなく、プルトニウムの入っていたケースも空に。

カイトと逃げたタナカにも、そして、エルがくれた図面になかった通路は市の図面には記載されていた事もあってエル本人もしくは、FBIの中に潜む何者かに疑惑の目を向けるジェシカとホンドー。

糾弾されたエルは観念して、自分が図面を変更したけれどプルトニウムが奪われたのは予想外だったと打ち明けます。

そうこうしているうちにエルの上司が本部に来て、改良済みのプルトニウムだけを奪還して、起爆装置入手のためにカイトは泳がせろと指示していた事が明かされました。SWATは全面的に信用されておらず、スパイの正体がバレるとまずいという理由で敢えて情報共有がなされなかった、と。

それだけではなく、FBIの武装チームを“Aチーム”と称し、Bチーム扱いのSWATにはロクな任務を寄越さない姿勢に真っ向から対立する事に。

FBIの用意した雑用仕事を他の警官チームに回して、SWATチームは独自のやり方で調査を進めます。

 

タナカと連絡がつかなくなってしまったらしく、いよいよ寝返りの可能性も高まったFBIも手詰まりで、タナカが死んだものと決めつける上司と言い争うエルを見かねて、緊急時の対策として用意していた、アナログな伝達方法の確認に付き添うホンドー。

伝言を残す場所に指定していた料理屋にそれらしいメッセージは見つからなかったものの、監視されていたとして自然に連絡を取れる方法、つまりは電話注文の数字を暗号にしてタナカは伝言を残していました。

最初に許可を取っているのか知りませんが、注文のレシートを断りもなく勝手に引っこ抜いてブツブツ言っているエルはそれでいいのか…?

ホンドーはホンドーで、仕事中でしかもスパイの安否が分からないまま手詰まりな事態で昔の別れ方の謝罪を始めたり。なんなんだ、こいつらは(笑)

 

射殺されたトモの家族に話を聞いていると、弟の〈ケンタ〉が訳知り顔な事に気がついたクリス。

実は数年前、米軍基地の男にいとこが犯される事件が揉み消された恨みがあるらしく、兄の遺体と対面する事を条件に協力するという事でジェシカは取引を成立させます。

 

レシートの暗号と、ケンタからの情報をあわせると、ボブ・ホープ空港の保安局員〈クラタ〉が関与していて、改良された小型爆弾なら持ち込みが可能だと判明。

明朝ではなく今日の夕方に時間が変更されたと分かったので急がねばならない中で、搭乗便も名前も分からないまま、まずはクラタを捜し出します。

見つけたクラタは、いかにもガラの悪い男とトイレから出てきており、その男が銃を持っていた事でSWATと激突。

2人をそれぞれ取り押さえてトイレに向かうと、拘束されて拷問されたらしいタナカの姿がありました。

残るは一番重要なカイトとプルトニウムで、離陸直前のカイトが乗った便をタナカから聞いて回収に急ぐホンドー達。

既に搭乗していて、扉が再度開く事を不審がるカイトがクラタ宛に送ったきた日本語のメールに音声入力を使って一か八かの返信をするエルがちょっと面白かったです。

時間を稼ぎ、旅行者から依頼と荷物を借りて変装したクリスとジムの茶番劇もクスッときます。

2人の痴話喧嘩で気を引いて、後ろからホンドーとルカが出てきて起爆装置のスマホを奪ってカイトも確保。

 

市警の威信をかけて…というよりはマムフォードの個人的な対抗心でなんとか腕相撲大会で消防チームに勝とうと、手首を痛めているルカに抗炎症注射を打つよう進めるヒックスも、針が苦手でこれを頑なに拒否して、ちょっと怪しいお抱えのヒーラー〈ミナ〉漢方薬“シーシー”を塗ってもらうルカも、それぞれに幼稚なところがあって憎めないんですねぇ。

SNS広報担当とは思えないガチムチ相手に見事勝利してトロフィーを勝ち取ってくれたルカに一同大盛り上がりでした。

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▼次回、エピソード15

axxi.hatenablog.com

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