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海外ドラマ≫≫S.W.A.T. S.W.A.T. シーズン3 13話ネタバレ感想

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エピソード13『液体らしく』“EKITAI RASHKU”

あらすじ

ロスに潜伏していた指名手配犯コウジ・キムラを捕えたSWAT。身柄引き渡しのため、ヒックス、ホンドー、ディーコン、タンの4人が東京に向かうことになる。無事に任務を終えて東京の街へ繰り出したホンドーたちだったが、キムラを乗せた護送車が何者かに襲撃されてしまう。SWATは逃走したキムラの捜索に協力することになるが……。

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ネタバレ感想

いくらジャパニーズ風のコンセプト店とは言え、畳に革型は違和感があり過ぎます。

ホンドーの「コンニチハ、ユーサノバビッチ」はちょっと笑いました。

 

そして、「嘘だろ、幻か?ルカがやっと戻った!」という歓声には完全に同意です。

完全復帰はまだらしいのですが、このまま降板かとビクビクしていたので、しっかり戻ってきてくれて色んな意味で安心しました。

 

今回ホンドー達が逮捕に追い込んだのは、日本で逮捕される散々にLAへ高飛びしていた、暴力団ノザワ組の幹部に上り詰めた男〈コウジ・キムラ〉で、組長の〈レイジ・ノザワの用心棒をしていた経歴があるそう。

東京警視庁は身柄の引き渡しを要求しており、普段は連邦保安官が担当するはずの護送を警視庁とコネクションのあるヒックスが行う事に。

もちろんヒックスだけでなく、SWATから3名の警護が付き、深夜便のファーストクラスで出発です。

という事は、東京でロケをしたのでしょうか?

まさかのSWAT東京出張編という事で、期待が高まってしまいます。

 

日本のパトカーや白バイが並ぶ中、東京に着いたヒックス、ホンドー、ディーコン、タンは警視庁重大犯罪課の〈ヨシダ〉と対面し、キムラの身柄引き渡しが早々に完了しました。

明朝の出発まで観光できる時間が出来たという事で、帰国までの間、4人が携帯している武器を預かるヨシダ。

いくら日本では銃所持が違法になるとは言え、仕事で来日した外国人公務員でも同じ扱いなのでしょうか?引き渡し任務が終わって自由時間まで銃を持つ必要は確かにないのかもしれません。

とは言え、銃社会で常に武器を携帯しているSWATメンバーが相棒無しで出歩くというのはどこか落ち着かない気分になるでしょうな。

 

任務を終えて、これから日本観光を楽しもうと浮かれていた3人でしたが、ヒックスの元に、移送車が襲撃されキムラが逃げ出したと連絡が入ります。

ヒックスは旧友のヨシダに力を貸すため、オブザーバーとしてLA市警も協力すると申し出ました。

 

何故かヨシダはタンにだけ冷たく、ノザワ組へ乗り込む際もタンには事務的な仕事を任せて同行させないなどとあからさまです。

LAに残ったメンバーは、リトルトーキョーでキムラに関する手掛かり探しを始めました。

 

警視庁の情報屋でキムラの悪友でもある〈ケント・サトウ〉に会いに行くと、以前LA旅行の際に盗まれた野茂のホームランバットを見つければ協力するだのなんだの言い出します(笑)

日本でもお馴染みの俳優、小澤征悦が演じておりましたが、この方出身はアメリカなのですね。

LAチームでは、キムラの通うジムで見つかった私物から、女子プロレスの交際相手〈リオ〉が判明し、偽造旅券の手配も発覚しました。

そして、サトウのバットを探し出すという無茶振り任務もLAチームの手に託されます。

ただの盗難かと思っていましたが、相手も分かっていて、カルテルの弁護士〈ボビー・ロペス〉に弁護料代わりの報酬として渡したのだとか。それは盗まれたとは言いません。

しかしロペスはパイレーツのファンで、バットはとっくに売り払った後。

それでも意外と簡単にバットは見つかり交渉も成立しております(笑)

 

SWATvs女子プロの揉み合いはかなりシュールでしたが、そこから警察の中にノザワのスパイが居てキムラが取引するつもりだという裏切りを漏らしたせいで命を狙われているという新事実も分かりました。

加熱式の自販機はアメリカにないというのは目から鱗です。『あったか〜い』のボタンは日本特有なのでしょうか(笑)

そもそも海外では自販機は盗難事件が起こるために滅多に置いていないというイメージですが、ホットドリンクは更に珍しいのですね。

 

特殊部隊“SPU”の隊長〈ワタナベ巡査部長〉と部下の〈ソラ〉〈エモリ〉が捜査の主軸を務める事になり、そこにSWATの3人が加わります。

顔認証システムでキムラの足取りが掴めて、殺される前に殺してしまおうとノザワを狙うつもりだと分かり、急ぎ駆け付ける即席コラボチーム。

あのシャキーーンとなる盾…かっけぇ。

 

骨董店の店主から買い取ったバットは偽物で、本物は高利貸しの〈ミハイル・コヴィッチ〉に借金のカタとして取られたとかで、ルカ、クリス、ストリートの3人は早速買い取りに向かいます。

コヴィッチは息子の誕生日にプレゼントしたらしく、中々首を縦に振らない本人を納得させるため、警察のヘリでスタジアムまで送迎してやると約束を取り付けたルカ。これも一種の取引とは言え、SWATはやたらと装甲車やヘリを濫用する印象です(笑)

ようやく取り戻したバットと引き換えに、キムラが母親のように慕っている孤児院の〈ミツおばさん〉の情報を得た東京チーム。

ドンパチ合戦があったホテルのレストランも、こちらの孤児院も明らかに日本の風景ではありませんが、ビルの看板だったり背景に置かれた黒板の文字だったり、少しずつ日本風に寄せてあるジャパニーズライクな雰囲気は嫌いではありません。間違い探しを見つけるようで別の楽しさがあります(笑)

既に孤児院に乗り込んでいたノザワを捕らえ、次にキムラも追い詰めて再び証言するよう説得して確保となりました。

 

ヨシダがタンを冷遇していた理由は、戦時中に祖父が中国と戦ったためという事でしたが、今時の日本人で祖父の代の戦争相手を気にする人間がどれだけいるでしょうか?

日本人の性質的にも、あれほどあからさまな差別意識を剥き出しにするというのもリアルさに欠けていたように感じて、少し違和感がありました。

まぁ、最終的にはタンの有能さを認めて本人に謝罪して気持ちの良い終わり方になったので、これはこれで良し。

 

バット探しの流れから、友情を売ってでも手に入れたい物は何かとルカとクリスに問われます。

兄を亡くして気落ちしていたジムは後々、ネイトとの思い出でもあるスーパーバイクドゥカティなら欲しいと答えるも、やはり目の前にあるものを大切にするべきだと感じたとルカとクリスに話しました。

それを聞いてクリスは、長らく連絡を入れていなかった叔父のところに電話して、しばらく居候させて欲しいと頼み、家族を大切にする気持ちを再認識した様子。

勝手な約束をしてきて、1時間9000ドルかかるヘリを動かす事になったとリンチから大目玉を食らったルカ。

本部にやってきたどこのホームレスかと思うような大男は、なんとルカの弟〈テリー〉で、ルカもまたジムの話を聞いて疎遠になっていた弟との過去を水に流す事にしたよう。

一人が長く、周りの人間に頼り慣れていないジムはモリーを避けていましたが、「バカね、そばで支えるのが恋人よ。一人で苦しまないで」という言葉は救いです。

 

ディーコンがアニーとFaceTimeをすると聞いて、タンと一緒に驚いた表情をしていたホンドーですが、任務が終わってしっかりLAのニシェルとFaceTimeを繋いでおります。

ディーコンがアニーに頼まれたという、東京バナナまで取り入れていて、これはやはり結婚フラグなのか?

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▼次回、エピソード14

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