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海外ドラマ≫≫S.W.A.T. S.W.A.T. シーズン3 18話ネタバレ感想

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エピソード18『汚名』“STIGMA”

あらすじ

バックと連絡が取れないことを不安に思ったホンドーが自宅を訪ねると、酒の空き瓶や食べかけの料理が置かれたままで室内は荒れていた。車はなくなっていたが、置きっぱなしになっていた携帯電話の履歴から、最後にかけたのが自殺防止のためのライフラインだったことが判明。ホンドーは非番のチームを緊急招集し、手分けしてバックを捜し始める。

汚名

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ネタバレ感想

クリスがカウンセリングを受けて『今日のこと』について涙ながらに話すという不穏なスタートです。

 

バックとしばらく連絡が取れていない事が気に掛かったホンドーは、ディーコンとジムを連れて自宅を訪ねます。

当たり前のように留守だったそこに、隠していた合鍵を使って中へ入ると依存症に近い量の酒瓶や、寝室には睡眠薬、充電切れのスマホを復帰させてみると、前日に警備会社の相棒オーウェンと、自殺防止ホットラインと退役軍人相談ラインに繋がるフリーダイヤルに発信した履歴が見つかりました。

いくら転落した打撃が大きかったとは言え、SWATの元リーダーがここまで落ちぶれてしまうものでしょうか?いや、確固たる地位に居た人間だからこそ落差についていけないのか?

金庫からは銃が無くなっており、ホンドーはすぐさま非番のチーム全員でバックを捜す事に。世話の焼ける元ボスです。

 

オーウェンを当たると、数時間前に警備会社を辞めると言いに来ていて、様子がおかしかったとのこと。

元妻〈ジェニー〉は、不穏な兆候があり、2日前に自分が留守の時に来たらしいバックが、2人の思い出でもあるマーヴィン・ゲイのレコードを置いて行ったのだと話します。そして、SWAT退職後にヨリを戻そうとしたものの、情緒不安定で夢遊病の症状が出ていたバックから寝ている間に逮捕されそうになる騒動まであり、一緒には住めなかったのだと誰も知らなかったジェニーとのトラブルも明かされました。

『低迷期』という言葉では片付けきれない程の問題を抱えていたようですが、誰にも弱い所を見せられずに苦しんで泥沼化してしまったようです。

 

警報が鳴り、バック捜しは中断して本職の応援要請に駆け付けねばならなくなったチーム。

武装した男が人質10人をとって立てこもり、警官に向けて発砲までしています。

犯人はとっとと捕まえましたが、聴取によれば警官が到着する前に逃げたもう1人の仲間が居たそう。

 

バックの貸倉庫を調べると、高い酒を飲んだ挙げ句、慣れないバイクを運転して姿を消した足取りが掴めます。

規則違反だと分かってはいながら、ホンドーはヒックスに掛け合って、バックのクレジットカード利用を追跡してもらう話をつけました。

チーム全員がバックの安否を案じながら、任務に集中しなければならないという状況はなかなか酷なものです。

逃げた男の自宅から隣人のIDが発見され、そちらへ向かうとこじ開けられた形跡が。

中へ進んだチームは、母子の遺体が横たわる凄惨な現場を見て嫌な沈黙に包まれました。

1歳児の顔面を撃ち、我が子を守るように庇った母親の背中を何発も撃ったジャンキーだなんて、あまりにも理不尽過ぎてジムが荒れるのも理解できます。

なんならジムはチームの中で誰よりもバックの存在が大きいわけで、ネイトを亡くしたばかりで父親同然のバックまで失いたくないという焦りや不安もあるのですからなおさら。

犯人の男を追跡、逮捕している間、ダイナーで使われたカードとバックの行動範囲を見越して動いていたディーコンが、今にもこの世を去ってしまいそうな哀愁を纏ったバックを発見。

事件の処理を終えたホンドーとジムも後から駆け付けてきますが、バックの意思は頑なで3人を遠ざけようと銃を向けるほど追い詰められていました。

3人の必死の説得…特にジムの縋るような思いが届いたようで、ようやくバックは銃を手放してくれてホッとしました。

 

やり手弁護士のボールドウィンが本部に来てホンドーに話があるとチョロチョロしておりましたが、起訴するとかどうこうの厄介な話ではなく、善意の依頼者から100万ドルをSWATかホンドーの希望する団体に寄付すると言うのです。

相手も理由も分からないままでは受け取れないと突っぱねて任務とバック捜しに明け暮れた後、ようやく匿名の依頼人の正体が明らかになり、その正体は前回ギャングのボスから命を救ったオセラでした。なるほどな。

ホンドーは100万ドルのうち、ニシェルのコミュニティセンターに50万ドルを、もう半分を市警の自殺防止基金へと割り振る事にしたようです。

いや、バックの警備会社ちゃうんかーーい!てっきり、バックが見つかったあたりから、いくらかをこの会社に入れる事でビジネスを軌道に乗せてやり、バックの環境を整える手助けをするのかと思っていました。まぁ、それにしては一介の警備会社への援助というのは私情が入り過ぎていますし自殺防止基金が妥当か。今回バックの件ではロクに役立っていなかったホットラインではありますが…。

 

バック同様、ギリギリの所を越えて追い詰められた経験のあるディーコンは今回の件がかなり堪えたらしく、普段は穏やかで感情の起伏をあまり出さないディーコンが、懺悔にも似たカウンセリングを受けながら言葉を詰まらせている光景はかなり辛いものがありました。

ただ、今では自殺を考える事はなくなり、バックの自殺未遂を反面教師にもしているというのは良い傾向なのでしょう。

以前にも、学校銃乱射事件のエピソードの最後にあったホットラインの呼びかけが今回もエンドロールに挟まれておりました。

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▼次回、エピソード19

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