エピソード14『報い』“RECKONING”
あらすじ
インペリアル・デュークスが大規模な攻撃計画を進めているとの情報を得たSWATは、FBIと連携してインペリアル・デュークスのSNSなどを調べ、暗号化されたフォーラムの存在を突き止める。
ネタバレ感想
ダリルとリロイが新しく始める修理工場の予定地を見に行ったホンドーは、“34ストリート”というグループの男達からみかじめ料を払うよう強請られている事を知り、契約を解除しようと話します。
そこへやって来た近所でスーパーを営む〈ジェームズ〉が、彼らはギャングではなく〈アレックス〉という男がリーダーの“やんちゃな連中”
で、金さえ払っていれば大人しくしてると教えてくれましたが、そんな説明でホンドーが納得するはずもなく。
ホンドーがロス市警のSWAT隊員だと知ったジェームズは、この辺の店主は皆金を巻き上げられて困っているからもし何とかしてくれるなら対処して欲しいと頼んできました。
骨折で搬送されてきて、病院に夫のDVを訴えた〈タビサ・ルイス〉。
DV気質がある夫の〈ジャレッド・ルイス〉は恐らく“帝国の公爵”メンバーでエリカの敵です。
タビサがDVについて明言するのは初めての事らしく、夫を庇うのをやめた彼女から組織に関する情報も得られるかもしれないということでタンとルカが病院まで聞き込みに。
警察からすれば組織の手掛かりになり、タビサからすれば夫を更に長く刑務所に入れておける可能性が高まるのでwin-winの関係性です。
結果、ジャレッドは“帝国の公爵”の第2セクトのメンバーで、『報い』と名付けられた大規模な攻撃計画があるらしく、更にはその実行日がまさに今日だという情報が飛び込みました。連絡を受けて絶句するホンドーからのオープニングがやたらとカッコ良い。波乱の幕開けです。
タビサの病室付近で明らかに怪しい男が彷徨いており、タンが声をかけるや否や逃げ出すもあっさり捕まり、ルイスの仲間でタビサの見張り役をしていた〈カイル・フォーリー〉を連行してきます。
フォーリーが6週間前に借りた倉庫が作戦基地として使われていた可能性が高く、現場で2名を制圧。
倉庫から、気化すれば有毒になり、吸入すると死に至るイソシアン酸メチルが入っていた形跡のあるドラム缶が見つかりました。既に運び出された中身は一体どこへいってしまったのか。
捕らえたメンバーの携帯には認証アプリが入っており、表示されていたパスワードを使って組織の人間とやり取りを行うと、押収したバンを運転するジムが囮となりまとめてしょっぴこうという計画のはずが、またしても“帝国の公爵”に出し抜かれてしまいました。
SNSで反ファシストが白人オーナーの店を燃やすという偽情報の書き込みをし、フォロワーを煽る自作自演を打っていたらしく、店を守ろうとやってきた組織外の人間を取り囲んでから自分達が騙されていた事に気が付いたチーム20。
野外イベントで使われがちなパティオヒーターのボンベに毒ガスを入れれば怪しまれずに運び込めるという訳で、今日付近で行われるイベントの中から敵の宣伝になりそうな大学の研究所でのイベントに目をつけたSWAT。
大学の多様性担当者が演説を行うこのイベントのスポンサーは有色人種クラブらしく、白人至上主義グループとしては絶好の標的です。
イベント業者に扮してガスを散布する準備をしていた4人の男達を見つけ制圧しましたが、チームはガスマスクをしていたにしても、あのガスは多少は漏れていても支障ないのでしょうか?しばらくは一帯を塞ぐのか?
今回の事件は未然に防ぎ、複数人を逮捕するに至ったとは言え、あくまでも氷山の一角に過ぎない感じがしますし、完全に駆逐するのはもはや不可能レベルな気がします。
今回潜入できた掲示板には、最新の書き込みで『戦争が近い』というロス市警を煽るようなメッセージが組織のブレーンであろう人物から届いておりますし。
ディーコンが気にかけていたチーム60の新人〈リー・ダーラム〉に白人至上主義者の疑いが出ていましたが、ホンドーに相談したディーコンがカマをかけてみたところ、ビンゴ。
これは何というか、さぞ複雑でモヤモヤした気持ちになるんだろうなぁ……。
ホンドーが直接話しても埒があかない気配だったアレックスは、リロイが元ハマーズの名を使うと簡単に引き下がったようです。
これは新たな問題の引き金になりそうですよ。
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