何かとサバイバル。

洋画と海外ドラマ B級グルメがすき。

海外ドラマ≫≫Tom Clancy's Jack Ryan トム・クランシー/CIA分析官 ジャック・ライアン シーズン3 7話ネタバレ感想

トム・クランシー/CIA分析官 ジャック・ライアン シーズン3 予告編

エピソード7『モスクワの支配』“Moscow Rules”

あらすじ

ソコル・プロジェクトの裏の首謀者を探るため、ジャックはルカと協力してモスクワで任務を開始する。

モスクワの支配

モスクワの支配

  • セルマ・アリスパヒク
Amazon

ネタバレ感想

アメリカ大統領にCIA代表として状況を報告するエリザベス。

 陰謀だとは知らずに戦争の準備をしているロシア政府は、核爆発によりロシアに防衛を強化させようと目論んだペトルら強硬派組織の思惑通りになっているのが現状です。

アレクセイと会う予定だったルカに協力でライアンも動いておりましたが、ルカはアレクセイの差金で拉致されてしまいました。

すぐに追跡して廃倉庫に侵入するライアン。どうしてアレでバレないんだ(笑)

遅れてやって来てひとしきり勝利宣言をしたアレクセイは、部下に対してルカを始末するよう指示してその場を立ち去りました。

寸前のところでライアンが撃ち抜き、 慌てて車を出してその場から逃げて行く他の見張り達。どう考えてもこちらの方が不利なのに(笑)応戦されなくて命拾いしました。

 

モスクワ支局に帰り着いたグリーアは、情報屋だったスペツナズ所属の〈ボバ・リティシェンコ少佐〉が除隊となっており、同僚にいつ除隊になったのか聞くと除隊ではなく除名だと聞かされます。

ボバに連絡を取って呼び出すと、若き日のペトルの写真を見せてスペツナズのベレー帽の色の意味を問います。ペトルが被っていたバレーボールの色は秘密組織のもので、多くはないけれど残党も活動している、と。EMSという偵察隊のような組織だったのが潰れて今は民兵主流となり、ネットで暴れている彼らにも多少顔がきくボバに、グリーアはマトクサにいた者に連絡を取って会う手配を頼みました。

 

コヴァチ大統領がモスクワに到着しているという情報はもちろんアレクセイのところにも入っております。

アレクセイと連絡を取り、直接会うことに。コヴァチ大統領には、アレクセイを油断させるために敢えて自分を凌ぐ力があると思わせるよう演技してもらい、彼の気を引いている隙にノーベンバーらが動く計画です。

慎重派なスリコフ大統領に意見してアメリカとの対立構図を煽り警戒レベルを上げさせているアレクセイは自国の会議とは打って変わって、コヴァチ大統領に対してはもはや本性を隠すために取り繕うことすらしない物言いでしたが、なーんか警戒心が薄いですよね(笑)これも慢心か。

転んでもタダでは済まさないルカは、タバコ箱に仕込んでいた盗聴器でアレクセイの自白を録音しており、そのデータをコヴァチ大統領に渡すよう言ってライアンに託しました。

ライアンはかつてマトクサで大勢が死んだ日にあなたは何をしていたのかと問い、ルカは「私が殺せと命じたんだ、償うことがたくさんある」と隠さずに真実を明かします。結局はあの時の自らの行いに対する後悔が今の原動力なわけですね。

 

ボバから連絡された住所に行くも、ボバに襲われ返り討ちにするグリーア。肉弾戦車感が凄い(笑)

マトクサとEMSについて調べていたら〈ロラン・アントノフ〉という人物から連絡が来たのだそう。除名してもなお、「彼の命令には誰も逆らえない」と言わしめるアントノフとは何者なのか。ようやく最大の黒幕に近付いてきました。

ロラン・アントノフはペトルの仲間の海軍大佐で、それ以上のことはまだ分かりませんがとにかくエリザベスと情報共有するグリーア。戦争も視野に入るほど両国の緊張が高まっている中、一刻も早くモスクワからの脱出をすべきなわけですが、グリーアもライアンも危険だからと言って聞く相手ではないんですよね〜。

グリーアはライアンとも情報共有のため会うことになるのですが、公園でわりと普通に会うのならそのワンクッション必要か?というスパイ風小細工を挟んでおりました(笑)

普通に監視されて撃たれる寸前でしたし。ロシア軍の情報機関“GRU”の刺客はルカが始末してくれましたが、アレクセイの手下だそうです。

ルカの目の前でルカから託されたアレクセイの自白データをグリーアに渡す構図が面白い。さも自分の手柄のようにコヴァチ大統領に渡してくれ、と頼んでおりますが、ここにルカがいるせいで二度手間にしか見えません(笑)

グリーアはアントノフ海軍大佐の命令で殺されかけたと伝えるも、ルカいわく「それはあり得ない、いいヤツで友人と呼べる存在だ」とのこと。おや?

アントノフは、ソ連時代のソコル計画終了に伴い研究者達に手を下した兵士のうちの1人でした。

ライアンとルカはアントノフの自宅に侵入して、バルト海の米艦艇を調べていた形跡を発見します。大統領官邸クレムリンの許可無しには動かせないレベルの軍艦を送り込むのが最終目的で、ペトルの真の狙いもここにあったようです。そして、クレムリンの命令書もその場にあり、サインの名はアレクセイ・ペトロフのものでした。アントノフは戦争を、アレクセイは権力を我が物にするためクーデターを起こそうとしているのです。ライアンはエリザベスにこれを報告して自身はバルト海へ。ルカは「ロランは私に任せろ」とのことで、捨て身で裏切り者アントノフの船に乗り込むつもりです。

 

オペラ会場で暗殺されたポポフの妻に接触し、「報復できるかも」と示唆して話を聞いてもらうノーベンバー。

グリーアとコヴァチ大統領の待つ隠れ家にポポフ夫人を連れて行き、コヴァチ大統領はルカが録音したアレクセイのポポフ暗殺の自白データを聞かせます。

事実確認を得たポポフ夫人は、コヴァチ大統領からの非公式でスリコフ大統領に会いたいという頼みを聞き入れてくれたようです。

Amazonプライム・ビデオで視聴できます。

プライム会員になれば、会員特典対象の映画やドラマ、アニメ、Prime Original 作品が見放題。30日間のトライアル期間でお試しも可能。

CIA分析官 ジャック・ライアン

▼次回、エピソード8

axxi.hatenablog.com

プライバシーポリシー