エピソード9『遠回しなお断り』“A Party Invitation, Football Grapes and an Earth Chicken”
あらすじ
シェルドンがビリーの誕生日パーティに招待されなかったため、メアリーは自らの手で問題を解決し、ジェフ牧師を巻き込む。一方、ジョージはスタージス博士と「男同士の絆を深める時間」を持つ。
ネタバレ感想
ようやくシェルドンの大学の講義のための送迎に復帰してくれたバァバ。それでもさすがに教室まで入るのは嫌がっていたのに教室前でスタージス博士と鉢合わせしてしまいました。
すっかり友人として話しかけてくるわ、コーヒーに誘ってくるわで気まずいバァバは遠回しに断り続けるも、シェルドンや博士のような人に行間を読めというのは無理な話なのです。
ミッシー宛にはビリーの誕生日パーティーの招待状が来たのにシェルドンには来ておらずその件でブレンダに電話をかけてみると間違いではなくシェルドンは誘っていないと言われてしまったメアリー。
その後も玄関先まで押し掛けて「シェルドンはビリーの友達、誘うべきよ」と恐ろしい形相でモンペぶりを見せつけております。
ただでさえ嫌われがちなビリーの友達が変人だと周りに思われたくないというブレンダの返しもこれまた(笑)
シェルドン自身もパーティーの類の場は苦手そうなもんですが、どうしてもどうにかしたいメアリーはジェフ牧師に教会で隣人愛の大切さを説くのはどうかと提案。公私混同甚だしいあてつけのようなテーマでの説教が始まり、ブレンダもこれがメアリーの差し金だと瞬時に悟っております。
渋々ながら持ってこられたシェルドンへの招待状を受け取ったメアリーは小躍りしましたが、案の定シェルドン本人に渡すと「子供の集いはお断り」と分かりきっていた答えが返ってきました。
「みんなで行って楽しむの!」と子供達に自分の意見を押し付けるメアリーは行けば楽しめると本気で思っているというよりは、大騒ぎした結果無理矢理招待状を貰った手前退けなくなっている部分も大きそう。
「将来孤独で寂しい大人にならないように人付き合いを教えたいの」というメアリーの言葉を聞いて、昼間にスタージス博士からかかってきた誘いの電話を無碍にした罪悪感が抱えきれなくなったジョージ。その場でスタージス博士に電話をかけて土曜に家に来るよう誘います。
これは安心。よくよく考えれば、バァバという存在を失った博士に友達と呼べる存在なんて他に居なさそうですし。
手土産を持ってクーパー家に現れたスタージス博士は、別れて以来初めてコニーに会ったけれどひどい喪失感で彼女も同じように感じているのなら別れたのは間違いかもしれないと相談。これに対してジョージは「言いにくいんだがコニーは別の人とデートしてる、元気そうだ」と話してしまいました。
意気消沈するかと思えば「お相手が海で遭難して戻らないといい」と過激発言が飛び出るスタージス博士(笑)そう言えばアランの存在が浮上した時にも直接家具屋に行くような人でした。
向かいの庭に博士の自転車を見つけたバァバのここで見て見ぬフリをせずに顔を出してくれる人情味溢れる性格が好きです。
誕生日パーティー当日、シェルドンはスタトレのスポックのコスプレをして参加しようとしたところをメアリーに止められます。
ミスター・スポックになり切ることで自分なりの楽しみ方を見出そうとしているところは認めてやった方がいいと思いますが。
結局折衷案で他の子とお喋りしてゲームをしてパーティーに参加するという条件で仮装したままお隣へ。
結局は変わり者同士シェルドンとビリーは誕生パーティーを抜け出して鶏小屋で宇宙人ごっこを楽しんでおり、やはり連れてくるべきではなかったとメアリーが素直に謝ったことでブレンダの態度も軟化し、手のかかる息子を心配する母親同士、多少は分かり合えたようです。
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▼次回、エピソード10