エピソード4『誕生日おめでとう、坊や』“Happy Birthday, Sweet Boy”
あらすじ
ドーンは伏せられてきた家族の秘密を知り大きなショックを受ける。一方エドマンドは自身を負の連鎖に追い込んだ人物を訪ねる。
ネタバレ感想
エドマンドが繰り返し聴いていた音声と、自宅にあった『健全な家庭』という本の著者〈モロー博士〉は彼の父親でした。
健全な家庭の200万部突破記念パーティーに出向いて、あからさまに父親から嫌がられております。そして母親もまた同じ対応でパーティーの表舞台から連れ出されようとしますが、両親2人とも白人なのはどういう事なのでしょう。しかも、母親が抱いている幼い子どもはエドマンドと同じく黒人なのです。闇深いな、おい。
この親子に血の繋がりはなく、思春期に感情を抑制できず癇癪を起こしがちだったエドマンドから実の娘の〈レイシー〉を守るため、12歳の誕生日に施設へ連れて行った、という過去が。
抱かれていた子も里子で、裕福な夫婦が里親ボランティアでもしているのでしょうか?
息子に近付かれて『目には目を』と、別人を装ってマッキニー夫人に近付いたのかと思われたドーンですが、一連の事件の犯人がマッキニーではないかという疑いを裏付けるために事件当夜に在宅していたかどうか探っていただけでした。
新たに自分が推薦した相棒と警察内の容疑者捜しをしており、本気でマッキニーを疑っているドーンに対し、人事の記録で気になる点がある
1982年のワトキンス殺人事件で当時警官だったマッキニーはいち早く現場に着いたものの、とある警官の訴えで調査が入ったのだそう。しかし調査結果は何も出ず数日で打ち切られ、訴えた警官は1週間後に退職したという真っ黒な過去が明らかに。
その警官〈ステンソン〉を訪ねて、マッキニーを調べていると話した上で、退職の理由とワトキンス事件には関係があるのか聞くと、中へ案内されました。
当時パトロール区域が一緒だったマッキニーからパーティーに誘われたところ、それはとある集団に入るための儀式だったのだそう。
ステンソンがワトキンス殺害の事件現場に駆け付けた時には既にマッキニーの仲間が数人おり、ギャングの抗争で片付けられるもギャングの仕業とは思えない暴行の跡で、現場に居た被害者の妻はマッキニーを怖がっていたのでステンソンが代わりに聴取を取ると「警官たちが夫を殺した」と供述。しかしマッキニーの報告は全く違うものだったので問題にしたところマスクをした集団に襲われて退職に追い込まれた、と。
集団への入会の儀式と称して右のふくらはぎにタトゥーを彫られたそうですが、耐えられなくなってカミソリで削ぎ落としたという皮膚の残骸を見せられます。自分で剥いだ皮膚をずっと持っているという精神状態も大丈夫か?おかげでタトゥーの柄は分かりましたが。
最後に「マッキニーには関わるな」と忠告されて終わりました。
親に捨てられたというコンプレックスを爆発させているエドマンドは、自分より弱い立場の売春婦に自身が感じている憤りをぶつけます。
狂気のあまり、殺しかねない状況になったところで警察に見つかりトランクに入れてあった豚の着ぐるみと大量のビデオテープを押収されて連行されたエドマンドでしたが、ビデオテープに映っているのは下手くそな殺人鬼役の練習映像ばかりで時間を割く価値もないと帰されることに。
最初の事件で遺体に導くように食器用洗剤が並べられていた様子よろしく、等間隔に並べられた薬のカプセルを辿ってクローゼット内の箱を手に取るドーンの母。幻覚なのか霊的な現象なのかイマイチよく分かりません。
箱の中身についてやましい感情があることからくる幻覚なのか、ドーンの幻影に中身について糾弾されるシーンも。
ドーンは忠告を無視してマッキニーを尾行し、明らかにヤバそうな仲間とやりたい放題な集会を行う場面に遭遇。焦って逃げ帰ろうとし、マッキニーに見つかって数十人はいるかという大勢の仲間に囲まれ脅されます。あの場で殺されなかったのは不幸中の幸いか。
帰宅したドーンは、母親から「あなたは実は養子で私と実の母親じゃない」と衝撃の事実を聞かされます。例の箱に隠していたのは実のは母親がドーンに残した手紙だったようで、それを手渡そうとする母親にパニックを起こして家から出て行くドーン。
やはり養子と養親が至る所で出てきて大きなキーポイントになっている感があります。最初に被害に遭ったのは養親で、ドーンとエドマンドはそれぞれ養子。ドラッグ密造の男と赤ん坊に血の繋がりがあったかは定かではありませんが、韓国人親子は血の繋がりがある感じだったので、養子や養親を狙うという話でもなさそう。ドーンがどういう過程を経てリーヴ家に引き取られたのか、それによってはエドマンドとの血の繋がりがあるパターンも有り得る話です。
ドノヴァンの自宅に侵入し、我が物顔で部屋をいじり倒した後、帰宅したドノヴァンを待ち伏せして襲い、縛り上げてトランクに詰め込むエドマンド。
シーズン1冒頭にバイオ7のようなシチュエーションでズタ袋を被され拘束されていたのはドノヴァンだったのか。
ドノヴァン宅で盗み見た6歳の誕生日パーティーの家族とのやり取りを再現させ、その演技を嘲笑ったり怒鳴りつけたりしながらドノヴァンをカメラに収めるエドマンド。オーディションで撮影係をしていた彼にそっくりそのままやり返して復讐を晴らすかのような行動です。
腕の骨を折り、足の骨を折り、これは連続殺人鬼の模倣なのか時系列のトリックなのか。
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▼次回、エピソード5

