エピソード7『今夜、誰かが死ぬ』“One of Us Is Gonna Die Tonight”
あらすじ
ついに“悪”が報いを受けさせるためにやって来る。
ネタバレ感想
泡を吹いて倒れたケルヴィンが「赤毛がどんどん近づいて来た」と話すのを聞くドーン。
少し目を離した隙に赤毛はケルヴィンに近付き、パニック状態になったケルヴィンをなんとか落ち着かせようとしていると「今夜家族の1人が死ぬ」という不吉な予言を聞くことに。
一連の被害者は皆『何か』を見ており、今度はケルヴィンまでもがそれを見たと母親に話すドーン。
1人目の被害者が里親だと知ると母親は明らかに動揺しながら「彼の名前はエドマンド。あなたの双子のきょうだいよ」と語り始めました。
実はエドマンドも揃ってリーヴ家に引き取られていたそうで、双子なだけに一心同体かのような2人でしたが、3歳の時に開いた誕生日パーティーにエドマンドがラガディ・アンディの人形を持ってきたのが嫌で母親がきれいな黒人の人形と取り替えたのだそう。しかしエドマンドはこれに怒って人形を引き裂き、白人のアンディ人形をはなさなかった、それに腹を立てた母親はゴミ箱に捨てるも翌日にはエドマンドの元へ戻っていました。
ドーンを連れて公園に行っている間、家でエドマンドと留守番をしていた夫の〈ウィリアム〉は心臓発作を起こして床に倒れて亡くなっており、その側でエドマンドは薬をおもちゃにして遊んでいたのだそう。
その後もエドマンドは手に負えなくなり、ドーンを諦めきれない反面、エドマンドを手元に置くことができなかった母親は彼だけをサイコな里親の元に戻した、という自責の念があったのです。
エドマンドが居なくなり、双子の片割れを捜して泣き喚いていたドーンは毎夜母親に言い聞かされることで、エドマンドのことをイマジナリーフレンドだと思い込むように。
全てを聞いたドーンは、訳知り顔だったディアスに電話をかけて自分と一緒にモット家の里子だったエドマンドに会わなければならないから住所を調べて欲しいと頼みます。ディアスは口ごもりながらも「埋葬地なら言えます、2年前に死んだる」と真相を伝えました。やはり死んでたか。
今夜誰かが死ぬ、とのことですが、エドマンドからすればドーンだけを選び、自分を捨てた〈アテナ〉が真っ先に狙われそうに思えます。
娘を守るため、危険だと分かりながらも呼び出されるままに働いていた店に行くアテナ。よー行くわ。
そこで姿を現した異形のエドマンドに1発報いられたアテナ、なかなか凄い。てっきりすぐに殺されるかと思いきや、いつでも殺せそうな状況で手を引くエドマンド。
さすがに慈悲の心というか、自分が何故捨てられなければならなかったのか、その問に答えが得られれば成仏するのかと思った次の瞬間、容赦なく襲いかかるエドマンドはアテナの首を切り落とすのでした。ここにきてバキバキにして狭いところに閉じ込めるのをやめたのは何故なのか(笑)
訃報を聞いて店に駆け付け、母親の生首を目にするなり卒倒したドーン。そりゃそうだ。
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▼次回、エピソード8

