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海外ドラマ≫≫Sebastian Fitzeks Die Therapie セバスチャン・フィツェックの治療島 シーズン1 4話ネタバレ感想

セバスチャン・フィツェックの治療島: 予告編

エピソード4『嵐の後』“Nach dem Sturm”

あらすじ

悲劇の後遺症に苦しむヴィクトルは、自分の人生を揺るがす発見をする。ロートはラーレンツ家の歴史を掘り下げ、驚きの事実を見つける。

ネタバレ感想

昏睡状態だったヴィクトルの意識は戻り、メルゲントハイマーさんが何度も担当医のロートに連絡を入れていますが、ミラの誕生日会のために別居中の妻のところへ行っていたロート医師は捕まらず。奇跡の目覚めに対してロート医師に代わりイェシュケ先生が確認に行って血液検査を指示しています。

自宅への連絡でようやくロート医師もヴィクトルの回復を知ることになり、いつも不在がちなのにバースデーパーティーにプレゼント持参で来ていた父親にミラがせっかく心を開きかけていたのに、ロート医師は誕生日会を放り出して病院へ。

メルゲントハイマーさんは「何をしたか知っています」とロート医師に言い、血液検査の結果が届くまでに急いで何とかするよう対応を急かしました。

院長やイェシュケ先生は、一体どんな治療をしたのかと詰問口調で、詳細が分かるまで外部に知られないようこの件は非公表に。

 

病院での『私の娘』発言を含む叱責以来、娘への過度な愛情のせいでイザベルへの愛情も信頼もゼロどころかマイナスになってしまったヴィクトルは、ウォルフガングに「イザベルと離婚したい、彼女に親権を独占させるな」と弁護士として依頼。この時点でだいぶ目が座っております。

そんな過程がありながらのヨーズィ失踪事件。警察は捜査を続けるも、3週間が過ぎた頃にはヴィクトルはもはや精神的にも限界で、酒に溺れて家から出て行くイザベルが話しかけてくるのも無視してピアノを弾き続けておりました。その手は震えていて、この異変も昏睡の兆候だったのでしょうか。

 

目を覚ましたヴィクトルは、島での出来事をまだ現実のことだと思っており、娘の行方を知るアンナを探さねば……とロート医師に助けを求めます。

昏睡状態の中で銃で撃たれたあの瞬間こそ、ロート医師が違法な薬物を配合して作った独自の未承認薬投与の瞬間だったということか。

ロート医師はあらゆる精神科病院に電話をかけてアンナ・シュピーゲルという患者についての問い合わせをしましたが、この2年どの病院にも彼女の記録はありません。そして、イザベルの行方も同じく不明だとのこと。

昏睡状態時の記憶だと分かっていながら話を深掘りするのは、精神科のセラピーというより取調べのようにも感じます。ヴィクトルがヨーズィ失踪事件における容疑者で、本人すらも乖離で訳が分からなくなってしまったので深層心理が捜査の手掛かりに……というパターンはないものか?

と思いきや、怪しいのはウォルフガングでした。ヴィクトルの管財人でもあるウォルフガングに、彼の家を調べさせて欲しいと頼んだロート医師でしたが、先週売却したと言ってロクに話を聞こうともしません。夫の病状に関することだと言ってもイザベルの居所も教えないの一点張り。そしてすぐに誰かに連絡しているあたり、イザベルとウォルフガングが共謀して何かを隠している線が濃厚です。

何がここまでロート医師を動かすのか分かりませんが、暗くなってからヴィクトルの屋敷に忍び込んで中を調べ始めました。私物が纏められたままの地下にはあの犬のぬいぐるみも。

他にはゲーテ『タウリス島のイフィゲーニエ』〈グスタフ・ラーレンツ〉が監督、主演は〈カタリーナ・ラーレンツ〉で公演されたポスターが。

アンナが言っていた一節はこの作品の中の言葉で、主演のカタリーナはヴィクトルの母親か?パルクム島に居たベンイェや村長は病院のスタッフで、「2年前に自殺を図ってからあなたはずっと病院に居た!パルクム島なんて存在しない!」パニック発作を起こしたヴィクトルを押さえ付けながら叫ぶロート医師。

これは想定の範囲内ですが、それならばウォルフガングとイザベルが隠そうとしているのは何なのでしょう?

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▼次回、エピソード5

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