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映画パンフレット アビゲイル V

アビゲイル

あらすじ

元刑事フランク、巨漢の用心棒ピーター、凄腕ハッカーのサミー、元狙撃兵リックルズ、逃走車ドライバーのディーン、医師ジョーイの互いに面識のない6人の男女。指示役ランバートによって集められた彼らは、富豪の娘であるバレリーナの少女アビゲイルを誘拐する。計画は順調に進み、あとは郊外の屋敷で少女をひと晩監視するだけで多額の報酬が手に入るはずだった。しかしその少女の正体は、恐ろしい吸血鬼だった。少女を監禁するはずが逆に屋敷に閉じ込められてしまった6人は、どうにか生きて脱出するべく悪戦苦闘するが……。

吸血鬼の少女を誘拐してしまった犯罪グループが過ごす戦慄の一夜を描いたアクションスリラー。

予告動画


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美女と野獣」のダン・スティーブンス、「ザ・スイッチ」のキャスリン・ニュートン、「イン・ザ・ハイツ」のメリッサ・バレラが誘拐犯役で出演するほか、テレビドラマ「ブレイキング・バッド」のジャンカルロ・エスポジートが指示役ランバート、「マチルダ・ザ・ミュージカル」のアリーシャ・ウィアーが吸血鬼の少女アビゲイルを演じた。監督は2022年版「スクリーム」のマット・ベティネッリ=オルピン&タイラー・ジレット

ネタバレ感想

ひと言でまとめると、『思っていたよりも面白かった』という感想です。

身代金目的で誘拐してきた大富豪の娘が実は吸血鬼でした、というトリッキーな設定で、もっとB級感があるのかと思いましたがわりとしっかりした作り。

意外と吸血鬼だと分かるまでが長く、初対面で素性の分からない者同士が集められた誘拐実行役グループのキャラ設定を最低限深掘りしてくれていて、なおかつどこか憎めない人間が多いので犯罪者と言えども少し応援してしまいます。

コメディ寄りかと思いきや、グロ満載で「ヤバすぎだろ」的な語彙力がなくなる系のパンチ強め演出が多く、“アクションスリラー”と銘打っているのにも納得。

主人公は別として、他に誰が生き残るんだ〜?と思っていたのも束の間、バッタバッタと殺されたり噛まれたり。常人にしてはかなりしぶとい人間もおりましたが。にんにくや十字架は上等なくせに日光だけは即死でしかも無駄にエグい散り方をする吸血鬼。

守ると約束しながら吸血鬼が発覚した際には容赦なく何発もぶち込んだ主人公は何故か許されてめでたしですが、親も親なんかい。親子関係やアビゲイルの過去にスポットが当たる『アビゲイル2』なんてのもいいかもしれません。

評価(平均点高めの設定です。)

4.0 /5 点!

概要

監督:マット・ベティネッリ=オルピン

時間:1時間49分

配給:東宝東和

公開日:2024年9月13日

 

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