エピソード3『夜の生贄』“Victim of the Night”
あらすじ
捜査のためラスベガスの裏社会に足を踏み入れたボッシュは、娘との再会によって家庭に問題があることを知る。チーフのアーヴィングは市長選でどちら側につくかを決断。息子のジョージの潜入捜査は複雑化していく。
ネタバレ感想
アレンが常連だったカジノの部屋を調べたボッシュは、“ラス・フエンテス”という店のマッチを発見。
ベガスの警察署では〈フェルトン警部〉から歓迎され、自由に捜査できるよう協力するよう〈アイバスン〉を当面の相棒にあてがわれました。
アレンのジャケットから出た指紋を特定するため、カジノで働く従業員が提出することになっている指紋データとの照合や、防犯カメラ映像を見るための令状を取ってもらうよう頼み、お礼にランチを奢ると言ってラス・フエンテスに誘導します。
ラス・フエンテスでの聞き込みは成果なしでしたが、一緒に食事したアイバスンにマフィアやアレンが何度も電話をかけていたストリップクラブの“ドリーズ”に関する話を聞いてみるとオーナーの〈ジョーイ・マークス〉こと〈ジョー・マルカリャン〉というアルメニア人はFBIの潜入捜査官を殺したとかで最近は身を潜めているのだそう。
ストリップ以外も色々とアウトなことをしていたドリーズに集まってきた金をアレンが洗浄していたのか。
そして、アレンの愛人の〈レイラ〉というストリッパーを探してドリーズに行ってみましたが、レイラはクビになって行方は分からないようです。
支配人の〈ラッキー・ライコフ〉から呼び出されたボッシュは、銃を持っていたことで用心棒からスタンガンを当たれます。バッジを見てボッシュが警察だと分かったラッキーに対し、マークスの名を出してレイラに会いたいと事件について調べていることを明かしました。もちろんラッキーからは大した情報を引き出せずにストリップクラブを後にすることになりましたが、用心棒にはキッチリ仕返ししてその場を後に。ベガスについてからボッシュを付け狙う尾行は相変わらずで、あれもやはりFBIなのでしょうか。
カジノの監視カメラ映像を見返していたボッシュは、アレンと一緒の卓でプレイしていたのがなんと元妻のエレノアだと分かり驚愕。
エレノア本人にアンソニー・アレン殺害事件の捜査もかねてベガスに来ていると話した時に何故黙っていたのか問い詰めてみるも、あの時が初対面で名前も“トニー”としか知らなかった、と。あの日は息抜きのつもりでポーカーをしに行ったと説明するエレノアですが、ポーカーの息抜きにポーカーをするなんて確かにギャンブル中毒っぽいですし、レジーと大喧嘩して彼が出て行ってしまったそうで、精神状態がめっきり良くないエレノアが心配です。
かつてヴェロニカが出演した映画の関係者をあたるエドガーが監督をしていた〈ラリー・マーコフ〉に話を聞くと、ヴェロニカは病的に嫉妬深く、自分しか愛せない女だと軽い調子で笑い飛ばされます。
エディー・Aこと〈エディー・アースノー〉の件を父親に相談するジョージ。
自分はまだ信用されてないといってやや及び腰のジョージに対し、父親であるはずのチーフは心配どころか辛抱して決定的な尻尾を掴めと利用する気満々です。
まだまだジョージもアースノーが父を四六時中こき下ろしていると笑いにする余裕がありますが、どうも嫌な予感しかしません。
父親の方はとうとうオシェイを支持することを公の場で表明して現市長の怒りを買っておりますし、親子共々波乱の予感。
▼Amazonプライム・ビデオで視聴できます。
プライム会員になれば、会員特典対象の映画やドラマ、アニメ、Prime Original 作品が見放題。30日間のトライアル期間でお試しも可能。
▼次回、エピソード4

