エピソード5『失踪』“Gone”
あらすじ
エドガーと共にジョーイ・マークスを追いかけるボッシュは、大事な人たちを守るために命懸けの行動に出る。ジョージ・アーヴィングは組織に深く潜入していく。
ネタバレ感想
守衛のナッシュが署まで来て、半年ほど前巡回中に夕方アレンの家の前を通ったら男二人の激しい口論が聞こえてきて近くで確認したところ、アレンと男がカネを巡って書斎で言い合っていたことを思い出した、とのこと。
簡易的な面通しをしてみると相手の顔として確信を持って指差したのがマークスで、やや信憑性が出てきます。
レイラの自宅はもぬけの殻で、追跡を恐れたのか携帯がシンクで水没させられておりました。アルメニア語の宗教者には祖母であろう人物と写る幼い頃の写真が挟まれています。
レイラが元々働いていた売春宿に行って話を聞き出すと、客の1人とデキてたという情報と、レイラの本名が〈リリット・サローヤン〉だと分かりました。
エドガーと二人でベガスに出張中のボッシュの携帯に連絡が入り、エレノアとマディが誘拐されて人質にされた事が判明します。
通報はするなという命令で、状況が分かるまでは二人で動く他ありません。
すぐエレノアの家に行って監視カメラ映像の録画で、親子が拐われた現場を確認。マディの携帯の位置記録からすぐさま追跡を開始します。
マディの携帯が使われた場所まで行って周囲を調べると、壊されたマディの携帯が落ちておりました。
そうこうしているうちにマークスの手下から連絡があり、家族の解放と引き換えにライコフを引き渡せとの要求が。そこまでしてライコフを助けたい、のではなく、何かを握っているライコフの口封じが目的です。
今度はライコフの所へ行って面会し、監視カメラ映像を見せて二人を拐った連中について尋ねると〈トム〉と〈ジェリー〉の兄弟だそう。ふざけてるのかと思えば、本名は発音できないからそう呼んでいるとか。
監禁場所になり得る場所を吐かなければマークスに引き渡すと脅し、トゥーリー・スプリングスの隠れ家への道を聞き出したボッシュ。
隠れ家を外から覗き見てみると武装した男達に見張られたエレノアとマディの姿が確認できました。
意外と簡単に誘き寄せられたトムの方をのした後は、隙だらけの兄の方も簡単に制圧。外からは確認できていなかった三人目の存在もエドガーに助けられる形になり、人質になっていた二人は無事に保護。
震えていたエレノアですが、娘に証言はさせたくないから警察に通報しないでくれと頼みます。危険がつきまとうベガスを発って、この件が片付くまでLAのボッシュの家で身を隠すという交換条件でボッシュも納得。
通報しないということは逆に、刑事としてはできない私情による報復ができてしまうわけですが、やり過ぎなかったのでしょうか。
家族の保護の手配は済ませ、自分はベガスに残ってライコフが安全に州外に移送されるよう手続きを済ませ、高速バスの乗り場で見つかったリリットの車についての情報を警部から聞いております。
意外と何事もなくLAに移送できたライコフを、偽名で勾留して隔離するよう手配したボッシュですがまだ気が抜けない雰囲気も。
警部補からは、誘拐犯をのさばらせておけないからエレノアに告訴するよう説得しろと頼まれますが、あくまでも家族の意思を尊重する姿勢は曲げる気がないところが信用できる男です。
ジョージが接触したモーは、ミッション署の風俗犯罪課に配属されている〈モリーン・オグレディ〉だと分かったようです。裏社会の重鎮みたいな顔してた女が現職の警察官とは汚職に塗れた現状です。
ただみかじめ料を撒き上げるだけではなく、強盗まで企てて実行してしまう犯罪グループで、潜入捜査がバレればジョージも命は無いでしょう。
しかも悪徳警官のグループにはなんとナッシュの姿も。
仲間になるには“鉄のロデオ”と呼ばれる儀式をこなさねばならないと詰められるジョージ。
油まみれになるから服を着替えるよう言われ、でどかい重機に乗っている間にモリーンがジョージの私物をチェック。
腕時計に仕込んでいた隠しマイクの存在がバレてしまいました。
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▼次回、エピソード6

