エピソード11『神が結んだ3人』“God Made Us Three”
あらすじ
展覧会のオープニング当日を迎えたアシュリーだが、思わぬ知らせにまだ動揺していた。カーリは完璧なウェディングドレスを探し求める。ルークの元には予期せぬ人物がやってくる。ダイアンはカーリとライアンに本音を打ち明ける。
ネタバレ感想
“決して離れずあなたを捨てない”
アシュリーが展覧会のため今まさにLAへ発とうとしているタイミングでブルックが訪ねてきて、できるだけ早く検査を受けるべきだと捲し立てます。まず電話の盗み聞きを謝るのが先では?今まで空気だったブルックの好感度がただひたすら下がっていきます。エリザベスとどちらが嫌いか難しいところ。個人的には、間違いなくワーストワンツーを争える二人です。
LAに到着し、画廊に行くとランドンからのプロポーズというサプライズが待っていました。
しかし、エイズ疑惑がある今の段階でアシュリーはこれを受け入れられず、ただただ無理だと言うだけでランドンはその場に置き去りにされてしまいます。キチンとノーの理由を話せばきっとランドンは支えになってくれるだろうに。
アシュリー宅に居候中のルークのところに、唐突に赤子を抱いて現れたレーガン。
奇しくも、ローリーから送られて来た自分が捨てた聖書に書き込んでいた『許しは神の愛』という文言を見た直後です。
赤ん坊が自分の子だと聞いて、心底嬉しそうな表情を浮かべるルークはかつてのルークの人の良さを取り戻したかのよう。
ドレス選びに悩むカーリに、理想のものがあると代々伝わるドレスを提案するエリザベス。
そんな中、ダイアンから「ライアンと3人で話がしたい」と呼び出しが。
息子を亡くした傷が癒えないままにカーリとライアンの結婚話を聞くのは辛かったけれど、邪魔しようなんて思わない、ライアンなら頼もしい父親になれるしジェシーの父親はティムでなくてもいいのだと認める時が来た、と言ってくれました。ダイアンに後押しされてカーリもようやく心の重荷が取れたようです。
プロポーズを断られても展覧会が終わるのを待っていて「無理に話さなくてもいいからせめてホテルまで送らせて」と頼むランドンの健気さは相当ハイレベルです。
「私のせいよ、これを聞いたら気が変わって結婚したくなくなるはず、私よりもっといい人がいる」とランドンを拒絶しつつも、その場でエイズに感染しているかもしれないと話せたのは今後どう転んだとしても正しかったと思います。
早速翌日、チェックアウトを待っていたランドンが「一人では行かせない」と迎えに来てくれました。そりゃあのランドンがここでアシュリーを切り捨てるはずがありません。
ひとしきりレーガンとトミーとの時間を過ごせて穏やかさが戻ったルーク。
家族と仲直りして欲しい、というレーガンの言葉に対して、自身の恐怖心を打ち明けられるのも、それを聞いて寄り添いながらも「逃げずに立ち向かうべきだ」と諭してくれるところも、やはりルークにはレーガンという存在が必要なのだな、と強く感じさせます。
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▼次回、エピソード12