エピソード3『罪悪感と許し』“Hail, Mary!”
あらすじ
捕まえたチャッキーを洗脳して自分たちの味方に寝返らせようと、ジェイクが思いも寄らない提案をする。
ネタバレ感想
“大佐”の名前宛にメールを送った形跡のあるスマホを持っていたチャッキーに、数々の写真は何に使うのか聞き出したいジェイク達は拷問紛いのやり方を実行してみるも、人形の体にはどこまで痛覚が備わっているのでしょうか。
口を割りそうもないチャッキーを洗脳して仲間に引き込もうという突破な計画が進められることになってしまいました(笑)
チャッキーの秘密を知り今や3人の仲間となったナディーンは告解のため〈オマリー神父〉がいる教会へ行っておりましたが、オマリー神父の慌てようを見るに、やはりただの盗癖少女ではなく相当な難ありなのか?それともただただ面倒くさいタイプなだけか?
その夜、レクシーとナディーンがジェイク達の部屋に来るのを待って4人の洗脳実験がスタート。
スプラッタホラーを繰り返し見せたり水滴責めにしたりと、わりかし非人道的な『嫌悪療法』を続けるとあっさり嘔吐して暴力に抵抗ができてしまった大佐。魂が宿ると血も出るしゲロも吐くのです(笑)
たった一晩で子供向け人形の如く善良な存在に変えることに成功します。その代わり、やり過ぎて何の記憶もなくなってしまったようで欲しかった情報も得られず。
デヴォンはチャッキーの変化を信じず演技に決まっていると主張して切り刻んで燃やすしかない派で、普通に考えれば真っ当な意見なのですが、ジェイクは「洗脳できたら協力してもらえる」と状況の打開に賭ける気で、自分自身の罪悪感を解放するためにはチャッキーを許すことが必要なんだと恋人を説得してひとまずはチャッキーに手は出さないということで合意しました。
あまりにも無防備な二人は施設内の共用部でハグだけで済まずキスまでしてしまい、これをブライス神父に見られております。おかげでデヴォンは『人形を返さなかった』という言いがかりを付けられ罰を与えられるハメに。
薬切れな上にチャッキーと話してジュニアの話題に触れられたレクシーは酷く動揺して見張り役をすっぽかしてしまいます。
告解室で仕切り越しにナディーンの話を聞いていたオマリー神父を締め殺すチャッキーは洗脳したチャッキーなのか別の刺客なのか。
その後チャッキーは自ら執務室に入り、ブライス神父はジェイクが返しにきたと勘違い。
“ドラコ・マルフォイのよう”と称されたトレヴァーはいち早くレクシーの薬物依存に気が付き、彼女をハメて二度と施設から出られなくするため個室に忍び込んで薬を仕込んでいましたが、レクシー達の部屋でチャッキーに心臓を一突きにされて死亡。もっと場をかき乱す存在になるのかと思っていたのに呆気なく殺されてしまいました。
レクシーとナディーンは胸に穴のあいた死体を見てジェイクとデヴォンを呼びましたが、そうこうしているうちにシスター・ルースが室内点検をすると言い出し、その場を凌ぐためトレヴァーの遺体と男子生徒2人をクローゼットに隠すという完全なる悪手に。
嘘みたいな状況をやり過ごしたはいいものの、トレヴァーの事をいつまでも隠蔽するというのも難しいでしょうし、既にガッツリ指紋やら何やら残っているのはどうするんだ。
やはり大佐は洗脳されたまま施設内を彷徨いていただけのようで、神父とトレヴァーを殺した筋トレタイプのチャッキーが洗脳済みチャッキーに迫ります。
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▼次回、エピソード4