エピソード6『トラブルメイカー』“Birdland”
あらすじ
LA市警が身内の警官を殺人容疑で調べているとのニュースが公開された。同僚のロバートソンが疑惑を深めていく一方、ボッシュは一連の事件の裏に共通の動機があることに気づく。エドガーは相棒と被害者を結ぶ新たなリンクを見つけ動揺を隠せない。アーヴィングはコリアンタウン連続殺人事件の捜査を後押しする。
ネタバレ感想
#卑劣な刑事“DDD”がバズってしまい、ボッシュが殺人の容疑者だとネットで拡散されたことが感謝祭ディナーの場で発覚してマディとも嫌な空気に。
それにしても職場の仲間を『家族』と言うだけあって、感謝祭まで警部補や同僚が集まるんですね。
ただ、感謝祭でも事件に進展があれば休みは返上となるのが刑事の悲しい性で、海辺に上がった遺体が陸軍兵だと分かり、ドブスの一味だった可能性があるためにボッシュ経由でFBIからの呼び出しに渋々応じるエドガー。
遺体の身元は〈C・マーチ・ジャクソン〉という後方支援の船積み担当をしていた人物でした。現場ではFBI以外にもオレンジ郡殺人課の〈グエン刑事〉が捜査を担当しております。
船積み記録を調べたいと頼むも、既に断られた後で軍の捜査官が来るまで検分はできないそう。その場で見張り役をしていた年若い女性軍曹に話しかけ、エドガーが会話している間に隙だらけの背後で堂々と積み荷の札束を確認するボッシュでした。
ボッシュと、ボッシュを庇った扱いになっているエドガーは、ネットでの醜聞を見たオシェイから呼び出されて厳しい追及を受けることに。出廷前にホランドがガン殺しに関与したという証拠を持ってくるよう命じられます。
頼みの綱だったアナベル・クローはテレビ撮影で海外に行ってしまって8ヶ月は戻らないそうですし、完全にホランドの策略に負け越しているのが現状です。
ピアスの調べで、ガンの保釈申請をした女性はホランドの助手である〈マリッサ・マッタ〉と容姿が一致していると分かり、ロバートソンらは彼女に会いに行くようです。
その前に押収したフクロウの制作元を訪ねて話を聞いたり販売店舗リストをもらったり。
単独でマッタを訪ねたロバートソンでしたが、彼女と男女の関係にあるルディもその場に居て弁護士が来るまで話さないと入れ知恵されておりホランドの名前は引き出せず。
しかし、マッタが保釈金を支払ったのは確定ですし、ルディ・タフェロには弟が居て、〈ジェシー・タフェロ〉がピアスが調べていたドアの指紋と合致しました。
ロバートソンは疑っていたはずのボッシュに、ジェシー・タフェロの所へ行く際は一緒に行くかと声を掛けております。完全に嫌疑が晴れたのか、はたまた別の思惑があるのか。
ガン宅からこっそり押収してきた隠しカメラの指紋をオフレコで調べてもらっていたエドガーは、指紋の持ち主だと聞いた〈マーク・テイラー〉が関与した解決済み事件の捜査記録閲覧を申し入れています。捜査記録の担当者には案の定ボッシュの名が。
マディは父親が殺害容疑者だとネットで吹聴されておりやり場のない怒りを抱えていますし、ベッカの父親に違反切符揉み消しを頼まれていた件であからさまな態度で無碍にしたことでまた学校では孤立することになっていそうで心配です。
ただ、そんな娘からも心配されていそうなボッシュの方がやはり問題を抱えていると言わざるを得ないのかもしれません。
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▼次回、エピソード7