エピソード4『伏せられた死』“Death on Denial”
あらすじ
「チャッキー」の特別編。突然の介入でティファニーの秘密がバレる恐れが出てくる。
ネタバレ感想
今度はシーズン半ばでドラマを紹介するチャッキーの一幕が。というのも、チャッキーの『特別編』だそうです。あれやこれやと演出に趣向を凝らしているのは分かるのですが、ややクドくなってきている気も。
『ジェニファー・ティリー・ミステリー』のタイトルで始まるのは普通にティファニーの所へグレンとグレンダが訪ねてきたシーンの続きから。グレンとグレンダは18歳の誕生日を迎えた双子の子供達ですが、ティファニーは殺しを隠し通そうとしている様子。
双子は映画『チャイルド・プレイ/チャッキーの花嫁』『チャイルド・プレイ/チャッキーの種』で登場したチャッキーとティファニーの子供で“シットフェイス”と呼ばれる元人形です。
自分達のサプライズパーティーのために双子が自分達で呼んだという来客が多くて誰が誰やら状態になってきました。ジェニファーの妹まで来ています。
詮索好きな子供達からニカを隠すため、執事だと偽って見張り役として雇われた〈ジーヴス〉こと警備の〈サル・デ・マルコ〉は何の役目も果たさないままに殺されてしまいました。
殺人ミステリー好きな双子のために用意した殺人事件の謎解きパーティーの一環だというていで犯人を探しながら消えてしまったニカを取り戻そうと必死のティファニー。
ニカを攫ったのは施錠されている部屋を不審に感じ、3ヶ月前に母親に睡眠薬を盛ってグレンダと中を調べていたグレンで、監禁されていた手足のないニカと話して彼女を逃してやる計画が進められていたのです。
グレンダはその際、ニカと入れ替わったチャッキーとも対峙しています。自分達を捨てた父親を責めるも、逆にチャッキーから「俺は家族を捨ててない、お前らの母親に追い出されたんだ。母さんに復讐したくなったら戻ってこい」と揺さぶりをかけられるグレンダ。
ティファニーすらも気付いていなかったジェニファー宅の隠し部屋で匿われていたニカを連れ、更に計画を進めようとしたはずが新たに殺されていた来客の血を見て双子の良心的役割を担うグレンの前でニカがチャッキーに代わってしまいました。
背後からグレンダに殴られグレンが気絶し、ティファニーへの復讐計画へと事が移ります。
特製の腕と銃でティファニーに迫るチャッキーでしたが、銃に弾は入っておらずティファニーにビンタされた衝撃で人格は再びニカに。意識を取り戻したグレンが駆け込んできてニカを逃がし、超カオスな事態に(笑)
グレンは母親を支えるためにその場に残る選択をし、グレンダは予定通りニカを逃すため手配していたバンに乗り込みます。バンを運転してきたのは爆発に巻き込まれて死んだとされていたカイルです。やはり生きてたか。
ちなみに、執事役を殺したのは毒を常備しているグレンダで、チャッキーが使おうとした銃から弾を抜いたのは誰でもなく、単純に〈ジーナ〉が〈ジョーイ〉を殺した際に撃ち切っていた、と。
ミステリー仕立ての特別編はこれにて終了です。う〜ん……ノリがアメリカンなんだよなぁ。
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▼次回、エピソード5