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海外ドラマ≫≫BOSCH ボッシュ シーズン3 10話ネタバレ感想

BOSCH / ボッシュ シーズン3 予告編(字幕版)

エピソード10『怪物』“The Sea King”

あらすじ

ボッシュの粘り強い追跡によってメドーズ事件は解決へと向かう。取調室での質疑応答を録音で聞いたエドガーは重大な事実に気づき、ずっとこらえていた思いをボッシュにぶちまける。危険が去り、自宅に戻ったボッシュとマディの前には予期せぬ訪問者が…。故人が遺したヒントから母親の事件が決して終わってはいなかったことを知らされたボッシュは、再び犯人逮捕への執念を燃やす。

怪物

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ネタバレ感想

ウッディの車に残っていたパンフレットを見て金の隠し場所にサンタクルス島を選んだと睨んだボッシュはチャーター船で島に向かい、金を探しに行ったであろうドブスを追っています。

停泊している無人の船からドブスのカナダ旅券とスーツケース一杯の札束に、隠されていたシャビのものであろう軍用ナイフを見つけたボッシュ

単独で島に上陸し、船に戻ってくるドブスを捕えるための即席トラップを作り上げて見事確保。サバイバルまでお手のものなのか。

ドブスも逮捕できたし、本人は既に死んでいるとは言えシャビの使った凶器も押収できたので、殺されたシャーキーに報いる結果にも繋がりました。

心配していたマディを迎えに行って自宅に戻ると、そこにはエレノアが。元妻が合鍵持っているのか。

エレノアはやはりレジーと離れるつもりなのか、上海からLAに越してくる予定だそうです。

 

ドブスは弁護士をつけて無実を主張しておりましたご、シャビが船のシートの下に隠していたナイフに気が付かなかった事が命取りに。

実際にシャーキーを殺したのはシャビで、そのシャビは殺して海の底に沈めて遺体がないにしてもシャーキー殺しの凶器がドブスの船から出たという事実があるのです。多少事実は捻じ曲げることになってもドブスにシラを切らせる余地は無いということ。

 

リッツォ&デイヴィス弁護士事務所経由で、カフリーが自分の死後、ボッシュ宛に遺していた一冊の本が届けられます。

ただの本ではなく、マリブ校の卒業アルバムでカフリーの名前も載っておらず、意図は分からないもののマージョリー殺害事件に関係があるのでしょう。

ボッシュは、マージョリー殺害犯のミッチことフォックス・ミッチェル、本名アルノ・エパーソンのことを思い出し、卒業アルバムにエパーソンの名があることを確認します。

そして、一緒に入っていた新聞記事の切り抜きに写っていた2人の高校生の写真。写っているのはエパーソンと警察委員長の〈ウォーカー〉で、ウォーカーの父親は30年間も市議の中枢に居た。

つまり、エパーソンがタレコミ屋として守られたというのは表向きで、実際には有力者の父親が息子を守るためにエパーソンを利用してスケープゴートにした、と。

宿帳を借りていた宿屋の受付に写真を持って行って聞いてみると、若い頃のウォーカーの写真を見て態度のデカいホテルの常連でオープンカーを乗り回し商売女と呑み騒いでいたからよく注意したことを覚えていると話します。特にエパーソンとつるんでいたということもなかったようで、現金払いなら宿帳の名前が偽名だろうと詮索はしないからウォーカーの名前がなくても不思議ではないそう。つまり悪友がタレコミ屋をしていると知っていたウォーカーが“ミッチェル”の名を騙って女遊びをした挙句殺しにまで手を染めたという新たな見解が。

ボッシュは、一転して本部長になることを承諾したチーフにこれら全てを話し、担当刑事に捜査状況を報告させて記録のコピーを入手後自分が捜査を引き継げるよう計らってくれと頼みます。

自分を本部長に任命する相手を嗅ぎ回ることに難色を示したチーフでしたが、いくら貸し借りは無しと言い合っていた関係であっても息子を亡くした際に協力してくれたボッシュとはやはり切れない縁があるし、そもそもウォーカーが本当に殺人犯だとすればそのままでいいはずもなく、たとえ正義感ではなく保身の事情が大いに混じっていたとしてもどうにか動いてはくれそうです。

実際、ボッシュがカフリーを訪ねた直後にあたる、17ヶ月前からカフリーの口座に毎月5000ドルの入金があったことがわかり、ウォーカーの代わりにエパーソンを追わせる見返りとして金を強請っていたカフリーは消されてしまった、と。

退院が決まったエドガーから「会って直接話がしたい」と神妙な申し出があったのにカフリーの遺した手掛かりを追うのに必死で着信も無視していたボッシュ

ようやくエドガーの自宅を訪ねてみると、エドガーはロバートソンから貰ったルディが供述した際の録音の話を始めます。

ロバートソンがわざわざこの録音をエドガーに差し入れたのにはやはり含みがあって、ボッシュがルディ達がガンの自宅に車で乗り付けた時の話をした際、食い気味に「キャデラックか?」とボッシュが車種を言い当てる音声が入っていたのです。

何故車種がキャデラックで、しかも盗難車だと分かったのか、ルディを吐かせようとするあまり口を滑らせたのだろうと指摘するエドガー。カメラを仕掛けて新聞社に送ったことを追及。自分はテイラーに会おうとして撃たれたことも明かします。

「まさか殺しを黙認したんじゃないよな?」と詰め寄るエドガーに対し、「社会の害悪を始末できたんだ」と開き直ってしまうボッシュ

今度はエドガーの方からコンビ解消を突き付けられてしまいました。そりゃそうだ。

公の場でチーフが殺人犯疑惑のあるウォーカーから本部長に指名されるという華々しい舞台を闇堕ちボッシュが睨むように見つめている、というラストになりました。

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▼次回、S4エピソード1

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